米FOMC議事録の反応は限定的 ドル円は112円から下落へ

米FOMC議事録

米FOMC議事録発表を受けドル円は、112円台から111.5円レベルまで下落。

ただ、市場ではドル円111円前後からの買戻しに妙味が生じていることもあり、引き続きドル円は底堅い動きが予想されます。

その辺の状況と見通しについて詳しく解説します。

米FOMC議事録の反応は限定的 ドル円は112円から下落へ

FOMC議事録発表を受けドル円は売り圧力が強まる展開となり、112円台から111.5円レベルまで下落しています。

05月25日 03時08分 ドル/円、売り圧力強まる=24日NY外為

ドル/円は売り圧力が強まる展開。FOMC議事録発表を受け、ややタカ派的な見方が和らいだことから、ドルに対する売りが意識されている。

3:08現在、ドル/円は111.68-73円。

出典:FXニュースレター

ドル円は引き続き底堅い動きを予想

ドル円は、米債券利回りが再び低下したことが嫌気される中、ドル円112円台の重さが改めて意識されています。

ただ、米債券利回りの低下はリスク回避手段の一貫であり、ドル円111円前後からの買戻しに妙味が生じていることもあり、引き続きドル円は底堅い動きが予想される。

05月25日 09時36分 ケンティッシュ・ブレーク 概況編

予想レンジ
ドル円     111.00~112.30
ユーロ円    124.50~125.80
ユーロドル   1.1130~1.1280
豪ドル円    82.80~84.30

昨日発表されたFOMC議事録において、引き締めは近く適切になる公算大とした上、景気減速が一過性であると旨を強調する中、インフレデータは一時的な現象と判断しており、金利正常化に向けて、年内の資産縮小開始を支持している。

相対的には6月の利上げ期待を込めた印象が強く、次回6月の利上げが先送りされる可能性も残されており、市場はとりあえずポジション縮小を軸にドル売りに反応している。

一方、ドル円は、米債券利回りが再び低下したことが嫌気される中、ドル円112円台の重さが改めて意識されている。ただ、米債券利回りの低下はリスク回避手段の一貫であり、また、金利面での優位性や世界的な過剰流動性資金を考慮すれば、ドルを拙速的に売り下がる外部環境ではなく、ドル円111円前後からの買戻しに妙味が生じている。

他方、ユーロドルは米金利の低下を受けて、再び1.12台を回復するなど改めて先のメルケル独首相のユーロが弱すぎる発言が意識されている。ただ、他力本源的な要素を多分に含んでおり、過度な上昇期待は禁物であり、引き続き直近のレンジ幅1.1100~1.1250重視が一考であろう。

出典:アセットクラス&WEBコンサルティングLLC

ドル円はトランプ大統領リスクの影響で急落

先週の為替市場は、ドナルド・トランプ米大統領が弾劾されるのではないか との懸念から、17日の海外市場ではドルが急落。翌18日に「トランプ大統領 ロシア政府関係者と18回接触の報道」が出るとドル円は一時110円23銭と安値を更新しました。

しかし現実問題として トランプ大統領の弾劾はハードル高く非現実的 との見解から相場は底堅く推移し、ドル円市場では、ドル円は111円まで上昇もトランプ大統領リスクでレンジ相場か という見通しとなっています。

ドル円の見通し レンジ相場を予想

しばらく、ドル円市場は110.5~112.5円のレンジ相場 になる可能性があります。

トランプリスクがしばらくは消えないだろう。という市場の声が強く、しばらくはドル円市場の動きは静かなレンジ相場になるのではないかと予想されます。
 → トランプ大統領の政治リスク長期化でドル円市場は静かな動きか

そんな中、一昨日は、北朝鮮が弾道ミサイル発射も為替市場への影響は限定的 で市場は再三再四繰り返される挑発行為に辟易し、相場に影響はありませんでしたが、昨日は、マンチェスター・アリーナのアリアナ・グランデ公演中に爆発 があり円高ドル安になりました。

しかし、その後は相場は落ち着きを取り戻し、本日のドル円市場は112円をマークしました。 
 → ドル円は112円台へ円売り優勢-米国内の経済指標が好調

今後は112.5円までは手堅く推移するのでは…との声が出ています。

今週ドル円はトランプ大統領疑惑とFRB、FOMCに注目

今週はトランプ大統領の疑惑の行方と FRB幹部講演や24日のFOMC議事録に注目 です。

米FOMC議事録でドル円111.5から112.6円を予想 しましたが、112円からの下落となっています。

今後はコミー前FBI長官の議会証言や、新たな疑惑報道が出ると更なるドル安円高へ、反対にトランプ大統領の疑惑の混乱が沈静化するようならドル高円安に向かう可能性もあります。

今週はドル円及びクロス通貨も乱高下の可能性があり、市場の急な動きには引き続き注意が必要です。
 → 来週の相場展望-ドル円は円安ドル高転換か市場の動きに注目

 

今後の豪ドル見通しと投資戦略プラン

豪ドル円のトレンドは先日の記事
豪ドルの見通し好転、IMFの世界成長予想引き上げ  の通り買いトレンド。

豪ドル円は現時点で83円台と非常に買いやすい局面となっています。

まさに今、83円台で豪ドルを余裕資金の一部で買い建てて長期で持ちスワップを狙うのは良い戦略だと思います。
   → 豪ドル円83円台へ下落も下値ではビッドも厚く買い頃か

豪ドル円はスワップ狙いで長期投資

市場では先週末頃から豪ドルも下げ止まりが見られる」との声が上がってきており、
豪ドルもユーロやポンドのような上昇が期待できるかもしれません。

 豪ドルはスワップの高さと比較的変動が少ない相場が魅力です。
だからこそ、安値をきっちり拾って長期で持ちスワップを長期間獲得する戦略が良いと考えます。

 

今後のポンド円見通しと投資戦略プラン

4月17日の安値135円台から、5月10日の148円まで急上昇し、計12円強も上昇してきたポンド円。
今回の動きは上昇相場の一服と見ています。

ポンド円は相場の強さが感じられますし、円安トレンドに乗れば 今後も更なる上昇が続くと予想されます。
 → ポンド円146円 リスクオンの強気相場で目標は155円

ポンド円の目標は155円

中長期目標は1年前につけた、155円と見ています。
今買って、10円近くの上昇幅を期待するのはいかがでしょうか?

現在はドル円の弱さに押されていますが、今後ドル円が円安に向かうのであれば一気に上昇相場に乗っていくでしょうからチャンスかもしれません。

 

【まとめ】米FOMC議事録の反応は限定的 ドル円は112円から下落へ

FOMC議事録発表を受けドル円は売り圧力が強まる展開となり、112円台から111.5円レベルまで下落しています。ドル円は、米債券利回りが再び低下したことが嫌気される中、ドル円112円台の重さが改めて意識されています。

ただ、米債券利回りの低下はリスク回避手段の一貫であり、ドル円111円前後からの買戻しに妙味が生じていることもあり、引き続きドル円は底堅い動きが予想されます。

関連記事

 → 2017年は10年に一度の経済パニックと大暴落が起こる?

 → 夏の円高、通貨危機に注意。7月後半から8月は「夏枯れ相場」

 → ドル円為替相場 キャリー取引で円安か?先行き波乱警戒

 

 

 

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*