イタリア「五つ星運動」と「同盟」がユーロ圏(EU)離脱計画を発表?

イタリア五つ星運動

イタリアの「五つ星運動」と「同盟」は、ユーロ圏(EU)からの離脱手続きに入ることを目指すとの報道があり、一時ユーロ安へ。

しかし、その後にユーロ圏離脱計画は草案であったとの発表があり、報道は否定されました。

ですが今後もし、
イタリアでユーロ圏離脱の是非を問う国民投票が開催されることになればユーロ安 は避けられず
、ユーロ経済や為替市場への影響に注目です。



イタリア「五つ星運動」と「同盟」がユーロ圏(EU)離脱計画を発表?

イタリアの反エスタブリッシュメント(既存勢力)政党である「五つ星運動」と「同盟」は、ユーロ圏からの離脱手続きに入ることを目指すとの報道を否定した。

同国では先に、連立協議中の両党が作成した政策草案がメディアにリークされていた。

ニュースサイト「ハフィントンポスト」のイタリア版は5月14日付の政策草案を15日遅くに掲載した。これについて五つ星運動と同盟は共同声明を発表し、草案の内容は古く、報道される前に大幅な変更が加えられたと述べた。

「例えばユーロについては、問題にしないことで双方が既に合意した」と説明している。
草案には、欧州中央銀行(ECB)が保有する2500億ユーロ(約32兆円)のイタリア国債の償還免除を求めることも盛り込まれていた。

これによりユーロドル相場はユーロ安になりました。

05月16日 20時33分 DJ-伊「五つ星運動」と「同盟」、ユーロ圏離脱計画を否定

【ローマ】イタリアの反エスタブリッシュメント(既存勢力)政党である「五つ星運動」と「同盟」は、ユーロ圏からの離脱手続きに入ることを目指すとの報道を否定した。同国では先に、連立協議中の両党が作成した政策草案がメディアにリークされていた。

 ニュースサイト「ハフィントンポスト」のイタリア版は5月14日付の政策草案を15日遅くに掲載した。これについて五つ星運動と同盟は共同声明を発表し、草案の内容は古く、報道される前に大幅な変更が加えられたと述べた。

 「例えばユーロについては、問題にしないことで双方が既に合意した」と説明している。

 ただ一定の財政規律が義務付けられている点など、ユーロ圏の経済関連規則の再検討は呼び掛けるとした。

 草案には、欧州中央銀行(ECB)が保有する2500億ユーロ(約32兆円)のイタリア国債の償還免除を求めることも盛り込まれていた。

 五つ星運動と同盟の共同声明に、この点を否定する記述はない。だが同盟の広報を担当するクラウディオ・ボルギ議員は、公式な政策草案のどこにも償還免除が記載されたことはないと述べた。「われわれが提唱しているのは欧州連合(EU)安定・成長協定に関して、ECBの量的緩和で買われた国債を債務残高の対国内総生産(GDP)比率の計算に入れないことだ」という。

 両党はリークされた草案で、クリミア併合後に導入された対ロシア制裁の解除も呼び掛けている。

出典:Dow Jones(THE WALL STREET JOURNAL)

イタリア総選挙結果 ハングパーラメントでユーロ下落へ

イタリア総選挙の結果、
シルビオ・ベルルスコーニ元首相が率いる中道右派連合が上下院の最大勢力。

しかし、反既成勢力を掲げる「5つ星運動」は与党の中道左派連合を上回った模様。
 → 【イタリア総選挙結果】を受けユーロ下落 3勢力とも過半数とれず

 

【追記】2018年5月18日

イタリアの「同盟」と「五つ星運動」連立実現するか?

ロイター通信によると、イタリアの極右政党「同盟」と大衆迎合主義(ポピュリズム)政党「五つ星運動」は、連立政権樹立のための合意書に署名した。連立実現のためには、20日の党員投票による承認が必要となる。

イタリアの「同盟」と「五つ星運動」、連立政権樹立の合意書に署名=ロイター 

ロイター通信によると、イタリアの極右政党「同盟」と大衆迎合主義(ポピュリズム)政党「五つ星運動」は、連立政権樹立のための合意書に署名した。欧州連合(EU)の方向性とは異なる、歳出拡大路線を目指す。

両党は3月4日の総選挙で2大勢力となった。連立実現のためには、20日の党員投票による承認が必要となる。

合意書には数十億ユーロの減税、貧困層の福祉への追加支出、年金改革の撤回などが盛り込まれている。

出典:FXニュースレター

 

【追記】2018年5月19日

イタリア「五つ星運動」と「同盟」が連立政権合意 今後ユーロはどうなる?

イタリアの「五つ星運動」と極右「同盟」は5月18日、連立政権樹立に向けた政策で合意しました。

しかし、イタリアの「五つ星運動」と「同盟」の両党は、いずれも欧州連合(EU)に懐疑的な姿勢を示してきており、今後、ユーロ圏離脱の動きが噂されており、今後ユーロがどうなるのか?に注目が集まっています。

 → イタリア「五つ星運動」と「同盟」が連立政権合意 今後ユーロはどうなる?

【まとめ】イタリア「五つ星運動」と「同盟」がユーロ圏(EU)離脱計画を発表?

2018年3月4日のイタリア総選挙結果では、どの政党も過半数議席を握ることのできない「ハングパーラメント(宙づり議会)」になり、今後の政治混乱が不安視されています。

今後もし、イタリアでユーロ圏離脱の是非を問う国民投票が開催されることになればユーロ安 は避けられず、ユーロ経済や為替市場への影響に注目です。

昨年2017年のユーロ圏での選挙においては、

  • 2017年6月 イギリス総選挙 → ハングパーラメント → ポンド安
  • 2017年9月 ドイツ総選挙 → 連立協議へ、極右政党躍進 → ユーロ安
  • 2017年10月 スペイン カタルーニャ州の独立宣言 →ユーロ安

と、ユーロやポンドなどの為替相場が大きく下落しました。

ハングパーラメントと言えば、2017年6月のイギリス総選挙でメイ首相が大敗し「ハングパーラメント」となり、ポンドは大幅安へ。その後、イギリスだけでなくユーロを巻き込む大混乱となりました。
 → ポンド安へ イギリス総選挙ハングパーラメントでメイ首相大誤算

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ドイツでは総選挙の結果、連立協議を余儀なくされ難航。ユーロ安となりました。
 → ドイツ選挙2017で極右政党「ドイツのための選択肢AfD」躍進

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スペインでは、独立宣言したカタルーニャ州の問題が長期化しています。こちらもユーロ安要因となりました。
 → ユーロ混乱 スペインカタルーニャ州の独立宣言どうなる?

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イタリア総選挙の結果もハングパーラメントとなり、今後のイタリア政治の混乱が予想され、ユーロ経済や為替市場への影響が注目されています。

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