FRBの次回利上げをなぜ12月にすべき?理由を連銀総裁が発言

FRB利上げ

連邦準備制度理事会(FRB)は9月の政策会合で利上げを見送り、代わりに4兆5000億ドル(約500兆円)のバランスシートの縮小を開始する可能性がある「9月に(バランスシート縮小を)開始するのであれば、9月にはそれを実施して利上げは行わないというやり方があり得る」とし「そうなれば(利上げは)12月になる。(それまでに)より多くの月のインフレ指標入手と経済の継続的な評価ができると思う。経済は成長を続けるとみている」という連銀総裁の発言に注目が集まっています。

ドル円で買いを狙っている方には良いニュースです。今後のドル円の長期見通しとあわせてまとめました。



FRBは9月利上げ見送り12月利上げにすべきとシカゴ連銀総裁が発言

米シカゴ地区連銀のチャールズ・エバンズ総裁は9日、連邦準備制度理事会(FRB)は9月の政策会合で利上げを見送り、代わりに4兆5000億ドル(約500兆円)のバランスシートの縮小を開始する可能性があると述べました。さらに「将来の(金利)判断を検討する際には非常に慎重であるべきだと思う」と語り、他の政策担当者と同様に、このところの弱い物価上昇にもかかわらず利上げを継続することに懸念をにじませました。

また、9月に開催される次回の連邦公開市場委員会(FOMC)でバランスシート縮小を開始した場合、同時に利上げをする必要はなくなると指摘。「9月に(バランスシート縮小を)開始するのであれば、9月にはそれを実施して利上げは行わないというやり方があり得る」としました。「そうなれば(利上げは)12月になる。(それまでに)より多くの月のインフレ指標入手と経済の継続的な評価ができると思う。経済は成長を続けるとみている」と述べました。

08月10日 05時47分 DJ-FRB、利上げに「非常に慎重」になるべき=シカゴ連銀総裁 

 【シカゴ】米シカゴ地区連銀のチャールズ・エバンズ総裁は9日、連邦準備制度理事会(FRB)は9月の政策会合で利上げを見送り、代わりに4兆5000億ドル(約500兆円)のバランスシートの縮小を開始する可能性があると述べた。

 エバンズ氏は記者団に対し、「将来の(金利)判断を検討する際には非常に慎重であるべきだと思う」と語り、他の政策担当者と同様に、このところの弱い物価上昇にもかかわらず利上げを継続することに懸念をにじませた。

 FRBはフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標引き上げを12月まで待てるとし、FRBが目標に掲げる2%のインフレ率達成へ向けた進ちょく状況について、その頃にはさらなるデータがそろうであろうとの見方を示した。

 また、9月に開催される次回の連邦公開市場委員会(FOMC)でバランスシート縮小を開始した場合、同時に利上げをする必要はなくなると指摘。「9月に(バランスシート縮小を)開始するのであれば、9月にはそれを実施して利上げは行わないというやり方があり得る」とした。「そうなれば(利上げは)12月になる。(それまでに)より多くの月のインフレ指標入手と経済の継続的な評価ができると思う。経済は成長を続けるとみている」と述べた。

出典:Dow Jones

FRBの利上げは当面不要とセントルイス連銀総裁が発言

米セントルイス地区連銀のジェームズ・ブラード総裁は7日、連邦準備制度理事会(FRB)がすぐに利上げする必要はないとの見方を示しました。また、このところのインフレ指標は「予想外に低い」とし、米国のインフレと世界の資源相場の関係に言及。「とりわけ原油価格は総合インフレ率に影響を及ぼすことが多い」とし、世界の資源価格は原油市場の推計および実際の需給動向に敏感だと付け加えました。

08月08日 01時37分 DJ-FRB、利上げは当面不要=セントルイス連銀総裁

 米セントルイス地区連銀のジェームズ・ブラード総裁は7日、連邦準備制度理事会(FRB)がすぐに利上げする必要はないとの見方を示した。

 ブラード総裁はテネシー州ナッシュビルでの講演向け原稿で「政策金利の現行水準は短期的に適切であり続ける可能性が高い」と述べた。

 7月に4.3%へ低下した米失業率については、「失業率と物価上昇の関係を巡る足元の推計に基づけば」インフレ率を大幅に押し上げる公算は小さいと指摘した。

 失業率とインフレ率の相関性は弱まったとし、失業率が3%であれば食品とエネルギー品目を除いたコアのインフレ率を1.8%程度に押し上げるにすぎないとの見解を示した。

 その上で、このところのインフレ指標は「予想外に低い」とし、米国のインフレと世界の資源相場の関係に言及。「とりわけ原油価格は総合インフレ率に影響を及ぼすことが多い」とし、世界の資源価格は原油市場の推計および実際の需給動向に敏感だと付け加えた。

出典:Dow Jones

ドル円市場はFRBの12月利上げを織り込み開始?

前週末からの為替相場では全般的にドルが売られ過ぎており、対ドル通貨では修正反発となり、ユーロやスイス・フランなどの欧州通貨、豪ドル、NZドル、カナダ・ドルなどの資源国通貨が対ドルで調整反落となった。

今週からは日米株が決算発表の好材料出尽くしなどで高値警戒売りに押されると、対円でもこうした非ドル通貨の連れ安とリスク回避の円高が警戒されます。

すでにFF金利先物が織り込む12月利上げの確率は、4日に46%から50%へと上昇してきました。実際の12月利上げの可能性はともかく、「非現実的でない先行きリスク」として50%以上の織り込み余地と、連動する形でのドル高余地は潤沢に残されているようです。

08月07日 23時18分 非ドル通貨の調整下落とクロス円の動向を見極め=リスク選好が鍵 

前週末からの為替相場では全般的にドルが売られ過ぎ修正の反発に転じるなか、ユーロやスイス・フランなどの欧州通貨、豪ドル、NZドル、カナダ・ドルなどの資源国通貨が対ドルで調整反落に転じてきた。今週からは日米株が決算発表の好材料出尽くしなどで高値警戒売りに押されると、対円でもこうした非ドル通貨の連れ安とリスク回避の円高が警戒される。

一方で日米株などが打たれ強さを保ち、米債金利の緩やかな上昇に連動して独英などの海外金利が下げ止まるようなら、クロス円主導の円高(非ドル通貨安)は制御される。ドル/円でのドル持ち直しに連動したドル/円、クロス円での外貨の下値固め(円高の歯止め)と緩やかな外貨高・円安の軌道回帰が支援される。

なお、月足テクニカルでユーロ/ドルは、一目均衡表の雲の下限1.1877ドル前後の上抜け攻防に直面してきた。今年の年初からは「月足・雲の下限からの大幅なユーロ安乖離」を修正するユーロの売られ過ぎ調整が進捗してきただけに、一旦の高値達成感と日柄調整、価格調整のリスクが意識される。

同じように月足テクニカルでは、ユーロ/円が48カ月移動平均線130.78円前後、雲の上限(8月は137.66円前後、11月にかけて135.76円前後に切り下がり)などの攻防に直面してきた。豪ドル/円は月足・雲の下限88.75円前後、NZドル/円は月足・雲の上限(8月は85.76円前後、11月にかけて82.30円前後へ切り下がり)などが当座の上値抵抗線となっている。

出典:FXニュースレター

08月07日 22時38分 米国「秋以降に減税論議」余地、12月利上げを左右

今週の為替相場で注目されるのは米FRB幹部の発言だ。前週末の7月雇用統計は予想を上回る増加となったほか、平均賃金も下げ止まりとなっている。
同時進行で米国では年初からドルの総合力を示すドル実効相場の下落が続き、WTI原油相場は6月に底入れで7月後半からは1バレル=48-50ドル前後で安定してきた。いずれも先行き微妙なインフレ上昇要因となるもので、FRB幹部からは「過度な低インフレ懸念の後退」や「9月以降の資産縮小の地ならし前進」などを示唆する発言が注目されやすい。

もちろん、米国経済はトランプ政権による経済政策の停滞や米議会での債務上限引き上げ難航リスクが重石となるが、「さすがに10-11月になると、減税などの論議が具体化される」(日本の財務省元高官)可能性がある。
実際、コーン米国家経済会議(NEC)委員長は4日、「現在35%の米法人税率を少なくともOECD(経済協力開発機構)加盟国の平均である約23%に引き下げる必要」、「包括的な税制改革案を初秋までに策定する」と発言した。同じく前週末からは、「米政権が減税の財源として住宅ローン税控除の縮小を検討」といった動きも出ている。

米トランプ政権による減税を含めた経済対策の現実化には、紆余曲折が想定される。それでも現在の雇用改善と賃金下げ止まり、ドル安、原油安定化、株高過熱の中で、万一「今秋にかけての減税論議具体化」といった動きが表面化してくると、一段の資産バブル助長や過度な低インフレの反動修正が警戒される。
その意味で今週以降はFRB幹部が市場の過度な利上げ遅延安心感を牽制する「12月の利上げはゼロではない」といった未然保険的な口先介入に注意を要する。

すでにFF金利先物が織り込む12月利上げの確率は、4日に46%から50%へと上昇してきた。実際の12月利上げの可能性はともかく、「非現実的でない先行きリスク」として50%以上の織り込み余地と、連動する形でのドル高余地は潤沢に残されている。

ちょうど今週は8月10日に7月のPPI(生産者物価指数)、11日にCPI(消費者物価指数)が公表される。7月指標では平均賃金が前年比+2.4%と予想の+2.5%を上回ったほか、米ISM景況指数では製造業、非製造業景況指数ともに「仕入価格」が5月以降の急低下から上昇に転じてきた。少しでも米国の物価指標が下げ止まるようなら、米債金利上昇と前週までのドル全面安の調整反発が後押しされる。

出典:FXニュースレター

 

【追記】2017年9月6日

FRB追加利上げに慎重な声が関係者から相次ぐ

米ミネアポリス地区連銀のニール・カシュカリ総裁は5日、米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げが経済に実害を与えている可能性があると語り、利上げに反対する姿勢をあらためて強調した。カシュカリ氏は連邦公開市場委員会(FOMC)の投票メンバー。FRBは今年に入り2回利上げしたが、2回ともただ1人、反対票を投じた。

また、米連邦準備制度理事会(FRB)のラエル・ブレイナード理事は5日、2%のインフレ目標の達成が「長らくできていない」という問題の克服を確信できるまで、FRBは追加利上げに慎重であるべきとの考えを示した。

09月06日 05時08分 DJ-利上げ、経済に実害の可能性も=ミネアポリス連銀総裁

米ミネアポリス地区連銀のニール・カシュカリ総裁は5日、米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げが経済に実害を与えている可能性があると語り、利上げに反対する姿勢をあらためて強調した。

 カシュカリ氏は連邦公開市場委員会(FOMC)の投票メンバー。FRBは今年に入り2回利上げしたが、2回ともただ1人、反対票を投じた。

 カシュカリ氏はこの日、ミネソタ大学で開かれた対話集会で、価格圧力の長期低迷と賃金の伸び悩みに利上げが影響している可能性があるとの見方を示した。「金融政策がわれわれの想定通りに作用している可能性がある」とし、利上げが実際に景気を鈍化させた可能性があると指摘。また利上げの実績と見通しを踏まえると、物価上昇率が低過ぎるのは「驚くべきではないのかもしれない」と話した。

 その上で「われわれの着手した、早まった利上げは無償ではない」と語り、予想外の代償を支払っていることを示す証拠から「利上げが実害を与えている可能性がある」と述べた。

 出典:Dow Jones

09月05日 22時13分 DJ-FRB、追加利上げは慎重に=ブレイナード理事

米連邦準備制度理事会(FRB)のラエル・ブレイナード理事は5日、2%のインフレ目標の達成が「長らくできていない」という問題の克服を確信できるまで、FRBは追加利上げに慎重であるべきとの考えを示した。

 ブレイナード理事はニューヨーク経済クラブでの講演向け原稿で「この1年だけでなくかなり長い間、物価上昇目標を達成できずにいる。私自身の考えでは、インフレが目標達成への道を順調に進んでいると自信が持てるようになるまで、金融政策の追加引き締めには慎重になるべきだ」と述べた。

 7月の消費者物価指数(CPI)上昇率は前年同月比1.4%にとどまり、FRBが目標とする2%を大幅に下回った。

 ブレイナード理事は「問題なのは、資源の稼働率が大幅に改善しているにもかかわらず、物価上昇率がわれわれの目標を5年連続で下回ったことだ」と指摘した。

 最近の統計でみられた低いインフレ率については、コアのインフレ率が抑えられていることが原因かもしれないと注意を促した。コアインフレの低迷は、インフレ率が目標を下回る状況の持続を示唆する。

 ブレイナード理事は「その場合、フェデラルファンド(FF)金利をより段階的に引き上げるのが賢明だろう」と述べた。

 出典:Dow Jones

 

今後のドル円相場予想 ドル安からドル高への反転か?

ドル円為替相場は、7月11日に突然発生したトランプ大統領長男のロシア人弁護士との面会によるトランプ大統領のロシアゲート疑惑  も警戒が必要で今後も 円高に動く懸念 がありますので注意が必要です。ドル円はさらに10%下落する可能性が噂されています。

世界を見渡すと、ドル下落で新興国通貨ペソ、レアル、ランドなどが急上昇しています。ドル円相場は、全体的にリスク回避の円全面高の動きが強い状況ですので、直近の為替相場としては、ドル安円高の流れが強いでしょう

しかし、ドル安もチャートを見る限り、反転場面のドル高への流れが来ているようです。

ドル円チャート日足 レンジ相場から9月上旬に114円予想

下のチャートを見て下さい。

現在、レンジ相場のWボトム、3番底です。
下値が、4/17の108.133からの補助線から右肩上がりに切りあがっており、丁度現状の110円ラインが底値として意識され市場でも相場形成されています。

当面は、9月上旬の114円を目指す展開が予想されます。
 → 来週のドル円予想 レンジ相場の底からドル反発でドル高円安へ

ドル円チャート

ドル円 為替相場長期予想は円安

さらに長期の見通しとしては、今後もアメリカのFRBによる利上げが予想され、長期的には日銀による超低金利の堅持姿勢もあり日本と海外の金利差は拡大傾向にあります。

ドル円為替相場では、
 1)市場変動率(ボラティリティー)安定化
 2)日本でのインフレ期待改善
 3)米国での金融規制の緩和観測
などにより、局地的に日本勢による資金流出や海外勢による
円調達・円借入れのキャリー取引を後押しさせる円安材料 として注目されており、長期的にはさらなる円安が予想されます。

【まとめ】FRBの次回利上げはなぜ12月にすべき?理由を連銀総裁が発言

米シカゴ地区連銀のチャールズ・エバンズ総裁は9日、連邦準備制度理事会(FRB)は9月の政策会合で利上げを見送り、代わりに4兆5000億ドル(約500兆円)のバランスシートの縮小を開始する可能性があると述べました。さらに「将来の(金利)判断を検討する際には非常に慎重であるべきだと思う」と語り、他の政策担当者と同様に、このところの弱い物価上昇にもかかわらず利上げを継続することに懸念をにじませました。

また、9月に開催される次回の連邦公開市場委員会(FOMC)でバランスシート縮小を開始した場合、同時に利上げをする必要はなくなると指摘。「9月に(バランスシート縮小を)開始するのであれば、9月にはそれを実施して利上げは行わないというやり方があり得る」としました。「そうなれば(利上げは)12月になる。(それまでに)より多くの月のインフレ指標入手と経済の継続的な評価ができると思う。経済は成長を続けるとみている」と述べました。

さらには、米セントルイス地区連銀のジェームズ・ブラード総裁も、連邦準備制度理事会(FRB)がすぐに利上げする必要はないとの見方を示しました。また、このところのインフレ指標は「予想外に低い」とし、米国のインフレと世界の資源相場の関係に言及。「とりわけ原油価格は総合インフレ率に影響を及ぼすことが多い」とし、世界の資源価格は原油市場の推計および実際の需給動向に敏感だと付け加えました。

市場では、すでにFF金利先物が織り込む12月利上げの確率は、4日に46%から50%へと上昇してきました。実際の12月利上げの可能性はともかく、「非現実的でない先行きリスク」として50%以上の織り込み余地と、連動する形でのドル高余地は潤沢に残されているようです。

今後、市場は買いムードになりそうなので、直近の目標としては、9月上旬の114円をまずは目指すと良いでしょう。
114円で半分利食い、半分をそのまま中長期運用を狙って持ち続けるのも面白かもしれません。

今だとスワップも40円台と高いのでおいしいですしね。

FRB、FOMC関連記事

 → FRBバランスシート縮小で円安ドル高の為替相場へ

 → 米FRB「資産縮小計画」テーパリングで短期金利を引き上げへ

 → FRBのFOMC声明とイエレン議長会見 7つの要点

 → 【注目】FOMC利上げ後には円高ドル安が進むジンクスあり

関連記事

 → 2017年は10年に一度の経済パニックと大暴落が起こる?

 → 夏の円高、通貨危機に注意。7月後半から8月は「夏枯れ相場」

 → 2017年は世界的株安や不動産バブル崩壊からの円全面高に注意

 → 米ナスダック指数が過去最高値を更新 その秘密とは

 → vix指数である投資家が話題!読み通りなら300億円近い利益

 → ジャクソンホール会議って何?どこで誰が何について話し合うの?

【ドル円相場予想】関連記事

 → ドル円の中長期見通しと投資運用戦略プラン

【豪ドル円相場予想】関連記事

 → 豪ドル円、豪ドル米ドル相場の長期見通し-日足チャートで解説

 → 豪ドル円の中長期見通しと投資運用戦略プラン

【ポンド相場予想】関連記事

 → 【自信あり】ポンドドル予想 チャート推移から長期見通し判明

【ユーロ相場予想】関連記事

 → ユーロドルの中長期見通し ユーロドルがおすすめの2つの理由

 

 

 

スポンサーリンク

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*