今後の豪ドル円予想 バブル気味の住宅市場と家計負債に懸念?

豪ドル円予想

オーストラリア経済指標は好調が続いていますが、懸念事項も実はあります。それは「高水準かつ増え続ける家計負債」と「バブル気味の住宅市場」の問題です。

これが今後の豪ドル円市場にどういった影響があるのか予想をまとめました。

オーストラリア経済指標は好調続く

オーストラリア・コモンウェルス銀行(CBA)は、31日に発表された4-6月期の民間設備投資統計が市場予想を上回り、非鉱業部門の設備投資計画が着実に増加していることが示されたことも、豪ドルの支援要因となったとみている。さらにオーストラリアの4-6月期の建設工事完工は前期比9.3%増と大幅に伸びています。

09月01日 08時51分 DJ-【市場の声】豪ドルは支援材料多い 来週は金融政策とGDPに注目

 オーストラリアドルは、欧米株式や資源価格の上昇を背景に、0.7950米ドル近辺まで上昇している。米ドルが やや軟調だったことも豪ドルの支援材料となった。

 オーストラリア・コモンウェルス銀行(CBA)は、31日に発表された4-6月期の民間設備投資統計が市場予想を上回り、非鉱業部門の設備投資計画が着実に増加していることが示されたことも、豪ドルの支援要因となったとみている。

 1日は主要指標の発表は予定されていない。来週はオーストラリア準備銀行(中央銀行)が5日に政策理事会を開くほか、6日には4-6月期国内総生産(GDP)が発表される。

出典:Dow Jones

08月31日 12時45分 DJ-【市場の声】4-6月期の豪GDP、建設活動の好調は寄与しない可能性 

 オーストラリアの4-6月期の建設工事完工は前期比9.3%増と大幅に伸びた。見事な増加ぶりに見える。

 だが、オーストラリア・ニュージーランド銀行(ANZ)によると、これはほぼすべて西オーストラリア州のエンジニアリング建設が40億オーストラリアドル(約3500億円)増加したことを反映している。これには液化天然ガス(LNG)プラットフォームの建設が含まれていると考えられている。

 9月6日に発表される4-6月期国内総生産(GDP)への寄与度という観点からすると、民間出資の建設は寄与したとしても大した規模にはならないとANZは指摘する。 

出典:Dow Jones

08月28日 09時42分 DJ-【市場の声】豪ドル上昇か、4-6月期民間設備投資への期待で 

 オーストラリア・コモンウェルス銀行(CBA)は、31日に発表される4-6月期のオーストラリア民間設備投資が堅調な結果となれば、オーストラリアドルは上昇する可能性があると予想している。

 オーストラリア準備銀行(中央銀行)と政府が掲げる楽観的な景気見通しを実現するには、企業の設備投資拡大が必要だ。

 CBAは、企業景況感と国際商品(コモディティー)価格の上昇、世界需要の高まりを背景に、4-6月期の設備投資が堅調になると見方を示した。

 最近発表されたオーストラリアの小売売上高や雇用統計も予想を上回る堅調な結果となっている。 

 出典:Dow Jones

オーストラリア経済の懸念はバブル気味の住宅市場と家計負債

上記のように経済指標が好調なオーストラリア経済ですが、懸念事項も実はあります。それは度々問題視される「高水準かつ増え続ける家計負債」で、住宅市場が悪化し「国内総生産(GDP)の成長ペースに大きな足かせとなれば」、オーストラリアの格付けはこの影響を受けやすいと指摘の声が出ています。

08月23日 18時55分 DJ-ムーディーズ、オーストラリアの家計負債に再び警鐘

 米格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスは、ソブリン格付けとして最上位の「Aaa」を付与しているオーストラリアについて、「主に2種類のショックにさらされている」と指摘した。

 1つは、度々問題視される「高水準かつ増え続ける家計負債」で、住宅市場が悪化し「国内総生産(GDP)の成長ペースに大きな足かせとなれば」、オーストラリアの格付けはこの影響を受けやすいと指摘した。

 もう1つの問題は「オーストラリア経済の対外資金調達への長期的な依存」だとし、外国人投資家の間でオーストラリア資産に対する妙味が変化すれば、オーストラリアと同国の金融システムは影響を受けやすいとした。

出典:Dow Jones

09月04日 16時41分 DJ-【市場の声】豪マクロ政策、住宅市場の過熱抑制にまだ効果なし

 オーストラリアの規制当局は、バブル気味の住宅市場を目がけてさらなる政策を打ち出したかもしれないが、まだ完全には的中していない状況だ。住宅建設許可件数は、今年19万5000件に減少するとのUBS予想を引き続き上回っており、住宅市場は著しい底堅さを示している。

 ただUBSは、銀行各行がインタレストオンリー(IO)ローン(利息のみの返済が可能な融資)を新規住宅ローン全体の30%未満に抑えようとしていることから、年内は住宅市場が減速すると予想している。政策の効果が出るまでにはある程度時間がかかる。

 UBSは「それでも住宅市場が鈍化しなければ、オーストラリア準備銀行(中央銀行)の利上げをはじめ一段の金融引き締めも視野に入ってくる可能性がある。ただそれも来年のことだろう」との見方を示した。 

出典:Dow Jones

豪ドルロング買い持ち増加で豪ドル円相場の高水準続く

豪ドルの投機的な先物ポジション(非商業部門)が、8月22日時点で差引き+6万0484枚のネット・ロングになっている。前週の+5万9612枚のロングから、2週連続で買い持ちが増加(豪ドル買い)。調整的なロング削減を経ながらも、ロングが高止まりしており豪ドル円相場の高水準が続いています。

08月28日 20時48分 IMM豪ドル・ロング、2013年以来の高水準で高止まり=調整焦点

米商品先物取引委員会(CFTC)によると、シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)国際通貨市場(IMM)では、豪ドルの投機的な先物ポジション(非商業部門)が、8月22日時点で差引き+6万0484枚のネット・ロングになっている。

前週の+5万9612枚のロングから、2週連続で買い持ちが増加(豪ドル買い)。8月1日週にロング幅は+6万0713枚となり、2013年4月9日週の+7万7879枚以来の高水準となっていた。そこから調整的なロング削減を経ながらも、ロングが高止まりしている。

今後はポジション調整によるロング整理を経ながらも、押し目買いでの一段のロング積み増しが優勢になるか。
あるいは記録的なロング拡大の過熱感を受けて、ロング解消に向けた戻り売りが優勢になるか。その両シナリオをにらんだ展開となっている。

出典:FXニュースレター

北朝鮮弾道ミサイル発射でリスク回避の一時的な豪ドル安/円高へ

29日早朝のアジア為替市場では、北朝鮮が弾道ミサイル1発を発射し日本上空を通過したことが伝わると、ドルが0.7965米ドルから0.7930米ドルへ下落した。これは豪ドルの要因ではなく、為替市場のリスク回避の動きであり、一時的な豪ドル安/円高へと相場が動きました。

08月29日 08時44分 DJ-【市場の声】豪ドル下落、北朝鮮ミサイル発射でリスク回避

 29日早朝のアジア為替市場では、北朝鮮が弾道ミサイル1発を発射し日本上空を通過したことが伝わると、ドルが0.7965米ドルから0.7930米ドルへ下落した。

 ウエストパック銀行の為替ストラテジスト、ショーン・キャロー氏は、豪ドルはいつも通りにリスクに敏感な特徴を示したと指摘した。スイスフランにも需要が集まり、1米ドル=0.9550フランから0.9505フランへとドル安・フラン高が進んだ。S&P500先物は0.7%安。金価格は、ニューヨーク市場で買われた水準からさらに約2%上昇し、昨年11月の米大統領選以来の高値水準を付けた。

 豪ドルは一時0.7904米ドルまで下落した後、現在は0.7927米ドル前後で取引されている。 

出典:Dow Jones

豪ドル/米ドル日足チャート レンジ相場を抜けて豪ドル高へ

下の「豪ドル/米ドル」チャートを見て下さい。

つい先日、
これまでの高値である昨年の2016年4月21日「0.78341」や、2016年11月8日「0.77777」を一気に突き抜けて、「0.80000」を突破しました。

豪ドル米ドルチャート

ここ最近の「0.78台」から「0.80台」への急上昇は明らかに、過剰なドル売りによる「ドル安」の影響で「豪ドル」高となっています。

豪ドル高から豪ドル安/米ドル高への見通し予想

豪ドルが、対米ドルで約2年ぶり高値を更新する中、オーストラリア準備銀行(中央銀行)が15日に発表した金融政策決定理事会の議事録では「豪ドルがさらに上昇すれば、インフレ率の上昇と経済成長が現在の予想よりも減速する結果になる と予想される」とし、豪ドルの通貨高が経済成長を抑制する見通しの可能性があるとして、このところ警戒感を強めています。

そんな中、オーストラリア準備銀行(中央銀行)は豪ドルに対する口先介入の姿勢を強めているとの噂が市場に出ています。

しかしながら、最近発表された経済指標は強いものばかりで、7月の豪就業者数は2.79万人の増加となり予想の2万人を上回り労働参加率は65.1%と予想の65%を上回り豪ドル円の高値相場に迫っています。オーストラリア経済は雇用統計などの経済指標を見る限り好調な結果が続いており、豪ドル円相場の勢いの強さが感じられます。

最近のオーストラリア経済の指標の強さに、オーストラリア準備銀行はオーストラリア経済への自信を一段と深めているとみられるため、現在豪ドル高相場となっている為替が現時点では問題となってはいない見通しのようですが、米国発の悪材料によってドル安が加速し、さらに豪ドル高相場が進むようだと問題化する可能性があり、これ以上の豪ドル高/米ドル安となると、オーストラリア準備銀行(中央銀行)による口先介入があるかもしれません。

市場でも、豪ドルは買われすぎ…。という声が出てきており、これからドル買いの流れになったタイミングで、一気に「豪ドル安/米ドル高」の相場になると予想します。

 → こちらに「今後のドル高予想とその理由」をまとめましたので、併せて読むとわかりやすいと思います。

豪ドル円相場予想 日足チャートより88円から82円のレンジ相場見通し

豪ドル安/米ドル高の相場が予想される中、豪ドル円のチャートを見てみましょう。

豪ドル円チャート

豪ドル円の予想としては、今後は88円から82円のレンジ相場の見通しです。

当面の見通しは、下落トレンドだと思いますので、今後、安値のタイミングで、豪ドル円の買いをおすすめします。ですので、しばらくの間、豪ドル円相場見通しに関しては、お休みというのが私の戦略です。

 → 豪ドル円の今後の見通しは下落相場のため豪ドル買いは危険?

豪ドル円はしばらく「休み相場」 次の豪ドル高を待つ

豪ドル円はスワップが高いので投資の考え方として、豪ドル円は高いスワップ狙いで長期運用をするのががおすすめです。

現時点で、豪ドル円のスワップは

  • 豪ドル円 買い 41円

です。

しかし、予想としては、当面は豪ドル円相場の上昇が厳しそうな見通しなので、値ごろ感のある82円近くまでの下落を待ち、そのタイミングで豪ドル円の買いをすすめるのが良いと思います。

現時点での、相場としては、ポンドドルの「売り」がスワップが高くおすすめです。

  • ポンドドル 売り 45円
ポンドドルの売りもおすすめです。別記事にまとめますので、そちらを読んでみて下さい。
 → ポンドドル売り予想 チャート推移から長期見通しはポンドドルの売りで決まり

あと、ユーロドルの「売り」もスワップが高くおすすめです。

  • ユーロドル 売り 63円
ユーロドルの売りもおすすめです。別記事にまとめましたので、こちらを読んでみて下さい。
 → ユーロドルの中長期見通し ユーロドルがおすすめの2つの理由

豪ドル円高相場の予想が的中

最近、急上昇している豪ドル円相場。

今年の4月頃の81円~83円台のレンジ相場だったころ(下のチャートの緑枠」の箇所)に買っておいた豪ドル円が上昇したので予想が当たって嬉しいです。

豪ドル円チャート1

こちらが、その頃の過去記事です。予想が的中しました。
   ↓↓↓

豪ドル円 為替相場中長期の予想

81円台を何度かつけて動きの鈍かった豪ドル円ですが、強めの経済指標が出てきて、豪ドル相場に勢いが出てきています。
現時点では82円台。非常に買いやすい相場局面となっています。

まさに今、82~83円台で豪ドル円を余裕資金の一部で買い建てて長期で持ちスワップを狙うのは良い戦略だと思います。
 → 豪ドル円83円台へ下落も下値ではビッドも厚く買い頃か

 → 豪ドル円の中長期見通しと投資戦略プラン

FX豪ドル円投資戦略プラン 今後の相場予想は買い

チャートを見ると買いやすい感じのする豪ドル円相場。最近のドル円のレンジ相場の中、動きが鈍かった豪ドル円ですが、豪ドル/ドル相場は上昇してきており、今後の豪ドル円相場にも上昇が期待できそうです。

市場も買いムードになりそうなので、長期運用を狙ってコツコツ買い始めると良いかもしれません。

【まとめ】今後の豪ドル円予想 バブル気味の住宅市場と家計負債に懸念?

オーストラリア経済指標は好調が続いており、オーストラリア・コモンウェルス銀行(CBA)は、31日に発表された4-6月期の民間設備投資統計が市場予想を上回り、非鉱業部門の設備投資計画が着実に増加していることが示されたことも、豪ドルの支援要因となったとみています。さらにオーストラリアの4-6月期の建設工事完工は前期比9.3%増と大幅に伸びています。

上記のように経済指標が好調なオーストラリア経済ですが、懸念事項も実はあります。それは度々問題視される「高水準かつ増え続ける家計負債」で、住宅市場が悪化し「国内総生産(GDP)の成長ペースに大きな足かせとなれば」、オーストラリア経済はこの影響を受けやすいと指摘の声が出ています。

今後の予想としては、当面は豪ドル円の上昇が厳しそうな相場見通しなので、値ごろ感のある82円近くまでの下落相場を待ち、そのタイミングで豪ドル円の買いをすすめるのが良いと思います。

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