
ユーロ/ドルが、イギリスEU離脱問題の影響で、1ユーロ=1.10ドルまで下落の見通しが出ています。
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■ユーロ/ドル イギリスEU離脱問題で1.10ドルまで下落の見通し?
DZバンクによると、イギリスが欧州連合(EU)と合意できないままEUを離脱(ハードブレグジット)すれば、ポンドは大きな打撃を受け、ユーロにも著しい下押し圧力がかかる。と予想しています。
予想によると、ポンド相場は当初15~20%下落し、最大で1ポンド=1.05ドルまで大幅下落となる予想。ユーロも強い圧力にさらされ、1.10ドルを割り込むと予想しています。
現在ポンドは1.3181ドル、ユーロは1.1697ドルで推移しています。
英ポンド、当初は15~20%下落も 合意なき離脱なら
DZバンクは、英国が欧州連合(EU)と合意できないままEUを離脱すれば、英ポンドは大きな打撃を受け、ユーロにも著しい下押し圧力がかかると予想している。
DZバンクのアナリスト、ソーニャ・マーテン氏によると、このところ合意なき離脱の確率が高まっているが、依然としてリスクシナリオだという。
そのシナリオによると、ポンド相場は当初15~20%下落。ユーロも強い圧力にさらされ、1.10ドルを割り込む見込みだ。
足元でポンドは0.3%高の1.3181ドル、ユーロは0.3%高の1.1697ドルで推移している。
今後ユーロ安ドル高になる他の理由は?
今後ユーロ安ドル高になるのではないか?と予想するその他の理由は、
- ユーロ圏の利上げは2019年まで据え置かれる見込み
- 2017年のユーロ相場はファンダメンタルズ以上の過剰なユーロ高
という印象があり、2018年にはその過剰なユーロ高の調整局面となり、ユーロ安になるのでは?というのが予想の理由です。
実態よりも、上がりすぎの感があるユーロ。2018年のユーロ予想は、やはり長期的なユーロ安ドル高です。
では、次にチャートを見ながら、いくらぐらいまでユーロ安ドル高が進むのか理由とともに説明します。まずは、ユーロドルの値動きから見ていきましょう。
下のユーロ/ドルの日足チャートを見て下さい。
今後は、2018年秋に向けてややユーロ高となり、2018年末にかけて再びユーロ安となり、その後2019年1月頃には1.100ドルへ向かうのではないかと予想します。
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今後のユーロ安がいつまで続くのか?今後のユーロドルの見通しに注目です。
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【まとめ】今後のユーロドル見通しは?イタリア、トルコ問題でユーロ安はまだ続く?
ユーロ/ドルが、イギリスEU離脱問題の影響で、1ユーロ=1.10ドルまで下落の見通しが出ています。
今後のユーロドル相場に注目です。
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