6月の米雇用統計、注目すべき5つのポイント

米雇用統計6月

6月の米雇用統計で注目すべきポイントを5つにまとめました。

理由を詳しく解説します。

6月の米雇用統計、注目すべき5つのポイント

ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)がまとめたエコノミ スト調査では、6月の非農業部門就業者数は17万4000人増(季節調整済み)、失業率は4.3%と予想されています。

07月07日 09時51分 DJ-【焦点】6月の米雇用統計、注目すべき5つのポイント

 米労働省は7日、6月の雇用統計を発表する。ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)がまとめたエコノミ スト調査では、6月の非農業部門就業者数は17万4000人増(季節調整済み)、失業率は4.3%と予想されている。

1.雇用者数の伸び鈍化

 5月の就業者数は13万8000人増加し、3カ月連続で低めの伸びにとどまった。過去1年間で見ると、就業者数は 1カ月当たり平均18万9000人増。雇用市場が引き締まる中で一段と人手不足が進めば、これだけの増加ペースでは労働力需要に追いつかない可能性がある。スリベント・アセット・マネジメントのマーク・シメンスタッド最高投資責任者(CIO)は「雇用主にとって新たな求人枠を埋めるのはこれからも一段と難しくなるだろう」と述べた。

2.失業率を動かしている要因

 失業率は5月に16年ぶりの低水準となる4.3%をつけた。6月の失業率が横ばいかさらに下がれば、雇用市場の引き締まりが進んでいることが示唆され、米連邦準備制度理事会(FRB)が予定通り年内3度目の利上げを行う後押しになるだろう。当然ながら、失業率が下がった場合に考えられる理由は2つある。仕事に就く人たちが増えているのか、それとも単に人々が雇用市場を脱退しているだけなのか。果たしてどちらなのか注目したい。

3.「U-6」失業率

 5月の4.3%という失業率は最も一般的に使用される「U-3」失業率だが、労働省はこれも含めて6種類の失業率を発表している。そのうち、正規雇用を希望しつつやむなくパートタイム職に就いている人や職探しをあきらめた人、縁辺労働者(過去4週間は就職活動をしていないが過去12カ月ではしていた人)などを含む広義の失業率「U-6」は、過去1年で1ポイント余り下がり、直近では8.4%だ。「U-6」失業率がさらに低下すれば、米労働者にとって朗報となるだろう。

4.労働参加率低迷の背景

 5月の労働参加率は62.7%で、前月から0.2ポイント低下した。これは過去40年間で最も低い水準に近い。労働参加率がここまで低いのは、ベビーブーム世代が引退の時期を迎えているせいもあるが、雇用市場にまだスラック(余剰資源)が残っている可能性があることを示す兆候でもある。

5.時給

 民間労働者の平均時給は5月に前年同月比で2.5%増加した。賃金は一貫して伸びてきたが、これまでのところ一気に急増する気配はほとんどない。様子見でいる潜在労働者を寄せ付けないだけの大量の労働者がまだ市場に存在しているからなのか、あるいは雇用主が単に給与を引き上げられずにいるだけなのか、理由は全く分からない。キャピタル・エコノミクスのエコノミスト、マイケル・ピアス氏は「ここ1年ほどで賃金(上昇)圧力が生まれている兆しはほとんどない」と指摘した。

出典:Dow Jones

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