注目の米地区連銀経済報告、マイナス要素もドル円はやや円安へ

米地区連銀経済報告

注目の米地区連銀経済報告はドル円にとってマイナス要素で、本来は円高方向に動くはずでしたが何故かやや円安へ。

本日の相場は110.8円から111.1円とかなり狭いレンジ相場ですが、110.5円の下値抵抗線が感じられ、強気の円安転換の予兆が感じられます。

今後のドル円見通しについて詳しく解説します。



米地区連銀景況報告、マイナス要素もドル円はやや円安へ

米連邦準備制度理事会(FRB)は5月31日、地区連銀景況報告(ベージュブック)を公表した。それによると、経済成長の勢いは一部の地域で鈍化し、多数の企業が今後についての楽観的見方を後退させた。

06月01日 06時23分 DJ-米地区連銀景況報告:成長鈍化、一部で楽観論後退

【ワシントン】米連邦準備制度理事会(FRB)は5月31日、地区連銀景況報告(ベージュブック)を公表した。それによると、経済成長の勢いは一部の地域で鈍化し、多数の企業が今後についての楽観的見方を後退させた。

FRBは「大半の地区で企業は前向きな短期の見通しを示した。だがいくつかの地区では楽観論が後退した」と述べた。

 この報告書は5月22日までの12地区連銀の事例報告に基づいてまとめられた。

 FRBによると、経済成長の勢いは7地区で緩やか、4地区でまずまず、ニューヨーク地区は横ばいだった。4月19日に公表された前回のベージュブックは、全12地区で経済活動が拡大し、そのペースは緩やかとまずまずとが同数だとしていた。

 今後の事業活動の見通しは明るさを保ったものの、一部では今年に入っての事例より明るさが薄れた。フィラデルフィア地区連銀は、向こう2四半期は製造業活動の拡大が続くとの予想を据え置いた一方、「楽観論の幅が縮小した」とし、「今後の雇用と設備投資の見通しも弱まった」と述べた。

 全米各地の労働市場について、FRBは「引き続き引き締まった。大半の地区は一層幅広い職業や地域での人材不足を挙げた」と述べた。サンフランシスコ地区連銀は「先ごろの移民政策の見直しによって、農業部門で非熟練労働者の大幅な不足が生じた。その結果、収穫の一部を放棄する農家もあった」と述べた。

 物価上昇ペースは引き続き抑制されており、大半の地区が物価の「緩やかな上昇を報告した」。木材や鉄鋼など素材の価格は上昇した一方、一部の地区で食品、衣料、自動車が値下がりした。 

出典:Dow Jones

米地区連銀景況報告、マイナス要素もドル円はやや円安へ

米連邦準備制度理事会(FRB)は5月31日、地区連銀景況報告(ベージュブック)を公表した。それによると、経済成長の勢いは一部の地域で鈍化し、多数の企業が今後についての楽観的見方を後退させた。

06月01日 19時06分 ケンティッシュ・ブレーク 概況編

予想レンジ
ドル円     110.30~111.80
ユーロ円    123.80~125.30
ユーロドル   1.1150~1.1300
豪ドル円    81.50~83.00

日経平均株価が5営業日ぶりに209円高と反発し、相対的には安堵感が生じているが、依然として、地政学的リスクや政治学的リスクが払しょくされておらず、あくまでも調整的なもみ合い相場と化している。市場は明日の5月米雇用統計を見極めたいとの思惑もあるが、依然として、米金利動向に左右される展開が続いており、安易に仕掛けづらい状況には変わりがない。

その中、昨日トランプ米大統領は地球温暖化対策の国際枠組みであるパリ協定から離脱の意向を示しているが、離脱は自ら言い出した案件なだけに、引くに引けない状況であるが、市場はトランプ米大統領の行き過ぎた行動に国内外からも批判の声が高まっており、アメリカファーストが大統領の孤立化と共に、支持率低下を招く可能性も充分にあり、米大統領のジレンマ状態を察すれば、突発的な言動には十分な配慮が必要であろう。引き続き相場が大きく動意づくまでは静観することが正解かもしれない。

一方、ドル円は株高を好感する中、金利先高観測を踏まえながら、ドル円111円台を回復しているが、米債券利回りの伸び悩みもあり、更に上値を追う難しさがある。また、実需売買が110.50円と111.50円前後に控えており、当面、同レベルからのナンピン売買で対応するしか妙味はないだろう。

他方、ユーロドルはドル全面安が一服する中、徐々に戻り売り圧力が強まっているが、ドル円と同様に米債券利回りの低下を嫌気した買いも随所に散見されており、引き続き1.1150~1.1300前後からナンピン売買で対応することが一考であろう。

出典:アセットクラス&WEBコンサルティングLLC

ドル円の今後の見通し レンジ相場を抜け113円ターゲット

トランプ大統領のロシアゲート疑惑 で、ドル円市場は110.5~112.5円のレンジ相場 が続いていますが、今後の 米国の重要経済指標の発表 でドル円は一気に動き出すかもしれません。

ドル円の見通しとしては、レンジ相場を抜けて113円を今後のターゲットと予想します。

円安予想の理由としては、先週のドル円がレンジ相場の動きの中で、、
トランプリスクへの不安や、マンチェスター・アリーナのアリアナ・グランデ公演中に爆発北朝鮮のミサイル問題OPEC減産量維持の失望売り などの各種の円高要因の中で、大きく円高へシフトしなかった事から円安の流れが強いのではないか?と予想しています。

ドル円は今週注目のコミー前FBI長官の議会証言 をこなしながら、レンジ相場から、113円を突破してくるのではないかと予想 しています。

 

【まとめ】注目の米地区連銀経済報告、マイナス要素もドル円はやや円安へ

米連邦準備制度理事会(FRB)は5月31日、米地区連銀景況報告(ベージュブック)を公表しました。

それによると、経済成長の勢いは一部の地域で鈍化し、多数の企業が今後についての楽観的見方を後退させました。このニュースはドル円にとってマイナス要素で本来であれば円高方向に動くはずでしたが、何故かドル円はやや円安へ。

本日は110.8円から111.1円とかなり狭いレンジ相場ですが、110.5円の下値抵抗線が感じられ、強気の円安転換の予兆が感じられます。

今後もトランプ大統領のロシアゲート疑惑による円高懸念は残りますが、今週発表の重要な景気指標 に反応しながら、市場の期待に乗って円安方向に動くと予想します。

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