速報 ドラギECB総裁発言でユーロ高へ-ジャクソンホール会議

ECB総裁発言

ジャクソンホール会議でのドラギECB総裁講演での発言内容をまとめました。

  • 世界的な景気回復は堅調に推移
  • 欧州圏の景気回復は米国より早い段階にある
  • 緩い規制は金融政策緩和時に不均衡をもたらしかねない



ECBドラギ総裁発言 ユーロ高けん制なくユーロ高1.1941へ上昇

 イエレン議長に続きドラギECB総裁の講演でも金融政策への言及はなく、一部で懸念されていたユーロ高をけん制する発言もなかったことからユーロ買いが進展。

ユーロドルは2015年1月以来となる1.1941付近まで続伸、ユーロ円が130円40銭付近まで上値を拡大したほか、ユーロポンドは0.9270付近まで急騰。

一方、ドル円は手掛かり材料難の中、方向感を欠いており、109円30銭前後で小幅な値動きとなっている。5時03分現在、ドル円109.313-323、ユーロ円130.288-308、ユーロドル1.19191-199で推移している。

ECBドラギ総裁 ユーロ経済の量的緩和に関する今後の方針発表も無し

欧州中央銀行(ECB)のマリオ・ドラギ総裁は、ジャクソンホール会議で今後の展望についてより明確なシグナルを発するかもしれない。と市場の注目を集めていましたが、結局は何もありませんでした。

ECBの資産買い入れ縮小に関する議論の実質的なスタートになるとの期待がここ数週間、市場で高まっていましたが、関係筋からの事前の情報「金融政策に関する重要な講演になるとの期待は間違いだ」との通りの結果でした。

HSBCは「われわれの見方では、どの発言もタカ派の投資家にとっての手掛かりというより、さらなるユーロ高の阻止を意図したものになるだろう」と述べていましたが、結局のところ「ユーロ高けん制」発言もありませんでした。

ユーロ高に不快感を示さず何ら言及しなかった場合は「足元のユーロ高を容認した」と、マーケットは都合よく解釈してユーロ買いに拍車がかかることも否定はできない。との事前予想がありましたが、その通り、市場はユーロ高に反応。ユーロドルは2015年1月以来となる1.1941付近まで続伸、ユーロ円が130円40銭付近まで上値を拡大したほか、ユーロポンドは0.9270付近まで急騰しました。

結局のところ、以下の事前予想通り、サプライズ発言もなく、「何も言わない」で講演は終了しました。

08月24日 20時27分 DJ-【市場の声】ECB総裁発言、週末の予定変更して見守る価値は?

欧州中央銀行(ECB)のマリオ・ドラギ総裁は25日、米カンザスシティー地区連銀がワイオミング州ジャクソンホールで開催する年次経済シンポジウムで講演する。欧州時間では金曜の夜に当たるが、わざわざ予定を調整して注目するほどの価値はないかもしれないと一部のアナリストはみている。

 HSBCのアナリストらは24日「ドラギ総裁が短期的な金融政策見通しについて何か新しい発言をする公算は小さい」との考えを示した。

 だがECBが9月に開く政策理事会では、ドラギ総裁がこの話題を完全に避けることができないだろうと指摘した

 HSBCは「われわれの見方では、どの発言もタカ派の投資家にとっての手掛かりというより、さらなるユーロ高の阻止を意図したものになるだろう」と述べた。

出典:Dow Jones

08月24日 17時43分 DJ-【市場の声】ジャクソンホール会議、サプライズの期待も 

米カンザスシティー地区連銀が24日からワイオミング州ジャクソンホールで開催する年次経済シンポジウムで、欧州中央銀行(ECB)のマリオ・ドラギ総裁は極めて緩和的な金融政策の解除時期について話すことを控えるかもしれない。

 それでもバーデン・ビュルテンベルク州立銀行(LBBW)のアナリストらは、ジャクソンホール会議関連のニュースに注目する価値があるとしている。

 アナリストらは「(米連邦準備制度理事会=FRBの)ジャネット・イエレン議長やドラギ総裁から重要な発言を誰も期待していないとしても、ジャクソンホール会議はいつもサプライズにふさわしい」と述べた。

出典:Dow Jones

08月25日 13時30分 [フォーカス] ジャクソンホール会合のポイントは イエレン米FRB議長、ドラギECB総裁、タカ派・ハト派どちらに 何か言っても何も言わなくとも外国為替市場は一波乱あるか

ジャクソンホール会合では、日本時間25日午後11時からイエレンFRB議長が、26日午前4時からドラギECB総裁がそれぞれ講演を行う。どのような発言になるか、当面の最大の焦点となる。マーケットでは、ともに現状認識を示すにとどまり、具体的に金融政策を方向づけるような手掛かりを与えないのではないかとの指摘もあるが、改めてポイントを考える。

●イエレンFRB議長

イエレンFRB議長の講演のテーマは「金融の安定」。金融政策の正常化という観点から年内の利上げの正当性を示唆する可能性は否定できないという。一方で、低インフレの中でFOMC内で今後の利上げ時期を巡り意見相違が目立っている。その議論を尊重する形でイエレン議長が利上げ時期の発言は控えることも考えられる。ともにありそうなシナリオながら、外国為替市場では前者の場合、ドル買い、後者ならドル売りの反応が予想される。しかし、トランプ米政権の政策運営を巡る懸念が払しょくできない以上、イエレン議長が今回の講演で年内に追加利上げしたいとの気持ちをにじませることがあっても、ドル買いという環境が続くとは考えにくいとの見方が少なくない。

●ドラギECB総裁

2017年末まで月額600億ユーロの資産買入を続ける「資産購入プログラム」の減額に関する発言が注目されている。ドラギ総裁は7月の理事会で「討議は秋に実施する」と発言しており、ジャクソンホール会合で新たなメッセージを発信することは考えにくいとの見方が一般的。一方で、7月のECB理事会議事要旨で今後ユーロ高が過度に進む事態に懸念を表明していたことが明らかになっているため、最近のユーロ相場についてどのような見解を示すかが注目される。ユーロ高を懸念した場合は、現在積み上がっているユーロロング(買い持ち)を解消する動きが強まる可能性がある。しかし、ユーロ高に不快感を示さず何ら言及しなかった場合は「足元のユーロ高を容認した」と、マーケットは都合よく解釈してユーロ買いに拍車がかかることも否定はできない。

●イエレンFRB議長、ドラギECB総裁

米、ユーロ圏ともに金融政策の変更が必要な環境になりつつあるが、それが今なのか、もっと先なのか、判断は容易ではない。今回の講演で、イエレンFRB議長、ドラギECB総裁、両者ともタカ派・ハト派どちらに傾くか予想が難しい、と市場関係者は指摘している。また、マーケットが期待しているようなことを何か言っても、何も言わなくとも一波乱はありそうな雰囲気もある。もっとも、その場合は短期的な動きか。

出典:FXニュースレター

【まとめ】速報 ドラギECB総裁発言でユーロ高へ-ジャクソンホール会議

今回の2017年は、2014年のジャクソンホール会議以来、3年ぶりの講演に臨むECBドラギ総裁に再び注目が集まっていました。

関係筋によるとドラギ総裁はジャクソンホール会議では「金融政策に関する新たなメッセージは打ち出さない」との話でしたが、市場はユーロ高へのけん制発言があるか?また、サプライズ発言があるのでは?との期待感が高まっていました。

しかしながら、事前の関係筋発言通り「明確な金融政策のシグナルは送らない」発言となり、また焦点となっていた「ユーロ高けん制」発言がなかったため、市場はユーロ高に反応しました。もっとも、今回の場合は短期的な動きで、ユーロ高が再燃したとは言えないでしょう。

今後のユーロの動きは、ドルやポンドの動きを見ながらの連動が予想されます。

 

ちなみに、ジャクソンホール会議って何をするところなの?という疑問をお持ちの方は、こちらの記事が分かりやすいので読んでみて下さい。
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