2018年9月にECB債券買い入れ段階的廃止か?ユーロはどうなる?

2018年9月にECB債券買い入れ段階的廃止か?ユーロはどうなる?

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2018年9月にECBが債券買い入れ段階的廃止となるか?注目が集まっています。

いったいユーロはどうなるのか注目です。



■ 2018年9月にECB債券買い入れ段階的廃止か?ユーロはどうなる?

ECBは近く月間300億ユーロ相当の債券買い入れプログラムを縮小し、市場との対話の焦点を利上げの可能性へと移行させることができるようになるとの見解を示しています。

スメッツ氏は「大規模な資産を積み上げれば、そうした政策手段の相対的な重要性が変化するのは自然なことだ」とも述べています。

延長期間が終わる9月以降、債券買い入れをすぐに中止するのではなく、規模を徐々に減少しつつゼロにする可能性が高いとし、「段階的にしたいと考えている。サプライズや衝撃は避けたい」としています。

ECB、今夏に債券買い入れ段階的廃止も=ベルギー中銀総裁

欧州中央銀行(ECB)の政策理事会メンバーであるベルギー中央銀行のヤン・スメッツ総裁は、ECBが今夏を通して債券買い入れプログラムを段階的に縮小する可能性があるとし、7月26日の政策理事会でそうした決定を発表する可能性があると述べた。

 スメッツ氏はその一方で、金融危機後で初の利上げを巡り、投資家がこのところ予想時期を遅らせたのは正しい判断かもしれないとした。

 スメッツ氏はウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)に対し、ECB当局者は景気の先行きに対する自信を維持しており、ポリシーミックスの変更を議論する用意があると示唆。「直近のデータは、景気拡大が堅調なペースで続くとの見方とほぼ一致している」と述べた。

 また、ECBは近く月間300億ユーロ相当の債券買い入れプログラムを縮小し、市場との対話の焦点を利上げの可能性へと移行させることができるようになるとの見解を示した。

  スメッツ氏は「大規模な資産を積み上げれば、そうした政策手段の相対的な重要性が変化するのは自然なことだ」とも述べた。

 延長期間が終わる9月以降、債券買い入れをすぐに中止するのではなく、規模を徐々に減少しつつゼロにする可能性が高いとし、「段階的にしたいと考えている。サプライズや衝撃は避けたい」としている。

出典:Dow Jones(THE WALL STREET JOURNAL)

ユーロ高の原因は?なぜ急上昇しているの?

下のユーロドルの日足チャートを見て下さい。

ユーロドルチャート日足2

2018年1月になってから「1.20ドル台から1.25ドル台」までの急上昇を続けているユーロドルですが、ファンダメンタルズでは特に強い要因は無く、1.20ドルから1.25ドル台までの急上昇の立役者は、ドル安であると分析しています。

ちょうど、ユーロが

  • 1.20ドルから1.25ドル台までの急上昇(2018年1月~)

した期間、ドル円は

  • 113円から108円へ急落(2018年1月~)

し、約5ポイント(※ユーロは「0.05ドル」、ドルは「5円」)の変動を起こしています。

つまり、ただ単純に今の為替市場で起きていることをシンプルに言うと、ドルがユーロに流れているという事です。

では、いったいこのユーロ買い、ドル売りの流れ。つまりユーロ高はいつまで続くのでしょうか?

ユーロ高はいつまで続く?週足チャートから分析

下のユーロドルの週足チャートを見て下さい。

ユーロドルチャート週足

今後のユーロドルの相場変動のトレンドとしては、上手の「水色」の斜めに引いた補助線に注目して下さい。

かなりざっくりとした大局的な予想になりますが、1.28ドル辺りを天井にして、大きなレンジ相場を形成する展開が予想できます。長期的には下落相場トレンドとなり、2018年に限って言えば、1.15ドル辺りへの半値戻し程度は手堅い線かな?と予想します。

上記のチャートを見ると、

  • 2008年は1.60ドルから1.25ドルへ「0.35ドル」の下落
  • 2010年は1.50ドルから1.20ドルへ「0.30ドル」の下落
  • 2012年は1.35ドルから1.20ドルへ「0.15ドル」の下落
  • 2014年は1.40ドルから1.05ドルへ「0.35ドル」の下落
  • 2016年は1.15ドルから1.03ドルへ「0.12ドル」の下落

というように、西暦の末尾1桁が偶数の年は大きな下落相場が展開されています。

逆に、西暦の末尾1桁が奇数の年では急上昇相場が起きています。

  • 2009年は1.25ドルから1.50ドルへ「0.25ドル」の上昇
  • 2011年は1.30ドルから1.50ドルへ「0.2ドル」の上昇
  • 2013年は1.30ドルから1.40ドルへ「0.1ドル」の上昇
  • 2015年は1.05ドルから1.15ドルへ「0.1ドル」の上昇
  • 2017年は1.03ドルから1.20ドルへ「0.17ドル」の上昇

このように、ユーロドルの値動きは非常に激しく、大きな変動が起きています。
 → 2018年は2年に一度のユーロ相場の大暴落が起こる?

ユーロドル売りを強くおすすめする2つの理由

最近のユーロドル相場は、ドル全面安の流れの中でドル売りユーロ買いが進みユーロ高となっている状態です。

今後のユーロドル相場ですが、私はユーロドルポンドドルの売りを強くおすすめします。その理由として、

  • 今後の見通しとして長期的な下落相場が期待できる
  • スワップが高くて魅力的

という2つの理由があります。

今後ユーロ安ドル高になる理由は?

今後ユーロ安ドル高になるのではないか?と予想する理由は、

  • ユーロ圏の利上げは2019年まで据え置かれる見込み
  • 2017年のユーロ相場はファンダメンタルズ以上の過剰なユーロ高

という印象があり、2018年にはその過剰なユーロ高の調整局面となり、ユーロ安になるのでは?というのが予想理由です。

実態よりも、上がりすぎの感があるユーロ。
2018年のユーロ予想は、やはり長期的なユーロ安ドル高です。

では、次にチャートを見ながら、いくらぐらいまでユーロ安ドル高が進むのか理由とともに説明します。まずは、ユーロドルの値動きから見ていきましょう。

下のユーロドルの日足チャートを見て下さい。

ユーロドルチャート日足

現時点では天井がいくらぐらいになるか予想が難しいですが、先程、週足チャートを使って予想したように、1.28ドル辺りを天井にして下落相場となる予想です。

現時点の高値、1.25ドル台を維持するのであれば、2月中旬ぐらいには下落トレンドとなり、早ければ4月下旬に一度1.15ドル台をつけるのではないかと予想します。

私自身、含み損を抱えているので、今は待ち相場です…。

 

【過去の予想】ユーロドルの日足チャート 今後2月下旬に1.0500の見通し予想

下のユーロドルの日足チャートを見て下さい。

 ※【追記】2017年10月26日チャート更新しました

ユーロドルチャート

「9/8 1.20927」の高値をつけたユーロドルですが、ユーロドルでは、テクニカルチャートでユーロ高の過熱シグナルが点灯しており、チャート上ではユーロ安ドル高のシグナルからユーロ下落が予想されています。

かなり強気な見通し予想ですが、今後2月下旬には「1.0500」までユーロ安が進むと見通しています。

大胆な予想なので笑う人もいるかもしれませんが、ユーロドルの相場見通しからして短期間での急落があっても不思議ではありません。

何故かと言うと…。
チャートの「緑色の枠」で囲まれた箇所の当たりを見て下さい。

ちょうど、この時期を過ぎてから、ユーロドル相場がさらに急騰するわけですが、その急騰の要因がここまでの急騰を作るほどのニュースではなかったからです。

ユーロ円は120円への下落を予想

当然、ユーロドルの下落から、ユーロ円も今後は大きく下落することが予想されます。

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