ドル円は112円台へ円売り優勢-米国内の経済指標が好調

ドル円経済指標

ドル円市場は112円台を久々に回復。
米フィラデルフィア連銀製造業景況指数などの米国内の経済指標が好調で、4営業日ぶりにドル円市場が大きく動いています。

その辺の状況と見通しについて詳しく解説します。



ドル円は112円台へ円売り優勢-米国内の経済指標が好調

為替市場はやや円売り優勢。ドル円は111.90円レベルまで小幅に上昇、本日、15時ごろには112円台を久々に回復しました。

05月24日 08時33分 やや円売り優勢、ドル/円は111.90円レベル=24日東京外為

為替市場はやや円売り優勢。ドル/円は111.90円レベルまで小幅に上昇、112円台回復をうかがう様相を呈してる。

テクニカルにも下値リスクが軽減されたことは間違いないものの、上値は重そうで続伸するにせよ、スピードは緩やかなものに留まるとの見方が有力だ。

出典:FXニュースレター

昨晩の米国内の経済指標がドル円を円安方向へ

現在はトランプ政権の米国第一主義に対する配慮などもあり、米国の内外企業から米国内での生産増強が見られている。

設備稼働率の改善は先行きの設備投資を誘発させるもので、少なくとも現状からの過度なインフレ再低下は抑制される。

同時に前週には最新5月分の米フィラデルフィア連銀製造業景況指数で、内訳の「週平均就業時間」が21.7と4月の18.9から増加した。実に1987年10月の22.8以来という高水準を記録している。

05月23日 23時48分 米国の平均就業時間が急増、過度なドル安制御=過去は利上げに先行

米国では経済指標の減速が続いているが、前週にはインフレ動向と設備投資の先行指標となる鉱工業生産の設備稼率が予想を上回る上昇となった。最新4月分は76.7%となり(3月は76.1%)、2015年8月以来の高水準となっている。

あくまで資源業界の復調が主導したもので、先行き原油の過剰生産による原油相場の下落とインフレ下押しへの警戒感は根強い。

それでも現在はトランプ政権の米国第一主義に対する配慮などもあり、米国の内外企業から米国内での生産増強が見られている。設備稼働率の改善は先行きの設備投資を誘発させるもので、少なくとも現状からの過度なインフレ再低下は抑制される。

同時に前週には最新5月分の米フィラデルフィア連銀製造業景況指数で、内訳の「週平均就業時間」が21.7と4月の18.9から増加した。2016年8月の-9.2をボトムに増加モメンタムが強まっており、実に1987年10月の22.8以来という高水準を記録している。

 現在は労働市場の改善でも非正規社員が中心であるほか、生産性の低い非製造業サービス産業が雇用回復を主導していることで、賃金の伸びは抑制されるという見方が強い。
それでも1970年代以降の過去実績では、「週平均就業時間」の急増からタイムラグを経て賃金上昇への波及とFRBの利上げ強化へと伝播してきた。

前週には最新5月14日週のブルームバーグによる週間・消費者信頼感指数でも「家計環境」が60.6となり(前週は59.4)、2015年1月や2007年10月以来の高水準という大幅改善となっている。雇用と家計の改善持続が少なくとも6月13-14日FOMCでの利上げ確率を再上昇させ、ドルの下限切り上がりに寄与する可能性は残されている。

出典:FXニュースレター

ドル円はトランプ大統領リスクで急落

先週の為替市場は、ドナルド・トランプ米大統領が弾劾されるのではないか との懸念が浮上し、17日の海外市場ではドルが急落。翌18日に「トランプ大統領 ロシア政府関係者と18回接触の報道」が出るとドル円は一時110円23銭と安値を更新しました。

しかし現実問題としては、トランプ大統領の弾劾はハードル高く非現実的 です。

ドル円の見通し – しばらくレンジ相場を予想の声

ドル円市場では、ドル円は111円まで上昇もトランプ大統領リスクでレンジ相場か という見通しとなっています。しばらく、ドル円市場は110.5~112.5円のレンジ相場 になる可能性があります。

トランプリスクがしばらくは消えないだろう。という市場の声が強く、しばらくはドル円市場の動きは静かなレンジ相場になるのではないかと予想されます。
 → トランプ大統領の政治リスク長期化でドル円市場は静かな動きか

一昨日は、北朝鮮が弾道ミサイル発射も為替市場への影響は限定的 で市場は再三再四繰り返される挑発行為に辟易し、相場に影響はありませんでしたが、昨日は、マンチェスター・アリーナのアリアナ・グランデ公演中に爆発 があり円高ドル安になりました。

しかし、その後は相場は落ち着きを取り戻し、本日のドル円市場は112円をマークしました。今後は112.5円までは手堅く推移するのでは…との声が出ています。

今週ドル円はトランプ大統領疑惑とFRB、FOMCに注目

今週はトランプ大統領の疑惑の行方と FRB幹部講演や24日のFOMC議事録に注目 です。

コミー前FBI長官の議会証言や、新たな疑惑報道が出ると更なるドル安円高へ動く可能性が高く、反対にトランプ大統領の疑惑の混乱が沈静化するようならドル高円安に向かう可能性もあります。

今週はドル円及びクロス通貨も乱高下の可能性があり、市場の急な動きには引き続き注意が必要です。
 → 来週の相場展望-ドル円は円安ドル高転換か市場の動きに注目

 

【まとめ】ドル円は112円台へ円売り優勢-米国内の経済指標が好調

為替市場はやや円売り優勢。ドル円は111.90円レベルまで小幅に上昇、本日、15時ごろには112円台を久々に回復しました。

現在はトランプ政権の米国第一主義に対する配慮などもあり、米国の内外企業から米国内での生産増強が見られ、先行きの設備投資が期待されている。同時に前週には最新5月分の米フィラデルフィア連銀製造業景況指数で、内訳の「週平均就業時間」が21.7と4月の18.9から増加し、実に1987年10月の22.8以来という高水準を記録している。

市場では過度なトランプリスクの折り込みが見られ、材料難のボックス相場から脱出し、今後の円安方面への動きが期待され始めています。

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