ドル円見通し 雇用統計とFOMCで118円の円安ドル高へ?

ドル円見通し

10月27日、米GDP速報値を受けドル円は一時114円44銭近辺まで上昇。

しかしその後、トランプ大統領が次期FRB議長にハト派とみられているパウエル氏を選ぶ方向に傾いていると報じられドル円は113.70円付近まで急落しました。

しかしながら、今週のドル円の見通しは、米FRB議長の後任人事の他にも、雇用統計やFOMCなど重要経済指標が相次ぐため勢いに乗ると一気に118円の円安ドル高が見えてきます。

ドル円の見通しを詳しく解説します。



次期FRB議長パウエル氏で円安ドル高の見通し

今週の注目は米FRB議長の後任人事を巡る動きだ。前週末にはパウエルFRB理事の優勢報道があり、米国債金利の低下(債券価格は上昇)とドル安に振れる場面がありました。今週は一時的にドル安や円高に振れる場面があっても、米国株の底堅さなどがドルの押し目買い(円は戻り売り)の地合いとなり、引き続きトレンドは円安ドル高の見通しです。

もっともパウエルFRB議長の可能性については、すでに織り込みも進捗してきた。パウエル氏は慎重な利上げペースの支持派であるほか、金融規制の緩和にも柔軟と見られており、米国株にはプラス材料となる。リスク選好を支援することで、円安ドル高へ。

さらには持続的な円安ドル高を支援する材料として、1)FRB副議長には機械的な利上げルールを重視するテイラー米スタンフォード大教授が有力、2)パウエル氏は投資銀行や投資ファンドでの実務経験が長く、米国への資金流入(=ドル安定化が不可欠)の重要性は認識、3)同時に銀行や運用機関への収益配慮により、適度な金利上昇(長短金利差の拡大)は是認する可能性、などにも注目です。

ドル円見通し 雇用統計、FOMCイベント連続で118円突破の円安ドル高へ

10月30日と11月1日の米FRBによるFOMCは、12月利上げの地ならしがあれば円安ドル高の見通し。

11月3日の米雇用統計では、前月のハリケーン打撃の反動や復興需要、年末商戦向け臨時雇用などもあり、雇用の増加と緩やかな賃金の回復が期待され、こちらも円安ドル高の見通し。

今週はその他にも重要経済指標が相次ぐため、ドル円の見通しは勢いに乗ると一気に118円の円安ドル高が見えてきます。

10月28日 06時55分 来週の相場展望=10月30日の週

来週10月30日-11月3日週の為替相場は、ドル高や円安の持続性とポジション調整やスピード調整などによる短期的なドル安、円高をにらんだ展開が想定される。
政治的な不透明感などが下押し材料となっているユーロ、NZドル、利上げ観測の後退が重石となっている豪ドル、カナダ・ドルの行方も焦点になりそうだ。

ドル/円の週足テクニカルでは、ドルの下値メドとして4週移動平均線112.99円前後、52週移動平均線112.08円前後、40週移動平均線111.69円前後、一目均衡表の雲の上限110.88円前後などが意識される。
ドル/円の週足チャートでは、52週移動平均線112.08円前後、26週線111.43円前後、13週線111.09円前後といった重要節目ラインに関して、上抜け維持と各ラインの方向性が上向き化になるというドル高方向への基調転換が定着してきた。
過去実績として、こうした同時現象が維持されている限り、各ラインなどを下値メドとしたドルの押し目買い地合いが長期化されやすい。まずは115-116円方向、続いて118-120円方向などを意識したドルの下限切り上がりトレンドが支援されそうだ。

来週の注目は米FRB議長の後任人事を巡る動きだ。前週末にはパウエルFRB理事の優勢報道があり、米国債金利の低下(債券価格は上昇)とドル安に振れる場面があった。今週末を含めて、関連報道や内定報道に一喜一憂の神経質な展開が続く。
もっともすでに可能性のある候補者については、一定の織り込みが進捗してきた。米国では株高と景気の改善が進むなか、来年11月に中間選挙を控えたトランプ米大統領は「現在の良好な経済環境モメンタムの持続」に細心の注意を払うという見方が強い。

最終的にFRBの議長、副議長というバランスを含めて、リスク選好の地合いが維持される人事となりそうだ。結果、一時的にドル安や円高に振れる場面があっても、米国株の底堅さなどがドルの押し目買い(円は戻り売り)の地合いを支援する。

来週の注目材料としては、前週からのユーロ安の行方がある。前週にはECB(欧州中銀)理事会での量的緩和縮小方針の一方での「超緩慢な緩和縮小ペースのアピール」がユーロ安材料となった。さらにスペイン・カタルーニャ州の独立問題も泥沼化している。来週以降はユーロ/ドル、ユーロ/円でのユーロ安の持続と調整反発のタイミングが注視される。
ユーロ以外でも、豪ドルは物価指標の低迷と議会での与党過半数割れ、NZドルは政権交代による政治と政策の不透明感、カナダ・ドルは前週のカナダ中銀の利上げ見送りなどが悪材料になっている。

円相場との関係では、各通貨の下落圧力がこうした通貨に対してのドル高へと作用。ドル/円ではドルを下支えしている。一方でクロス円取引では、各通貨の下押しと円高の要因となるものだ。
来週以降は日米株の動向などをにらみつつ、株高によるリスク選好が維持されると、ドル/円でのドル高・円安が主導する形でクロス円での円高・非ドル安が制御。反対に世界的に調整株安となればリスク回避により、クロス円主導で円全面高の圧力が想定される。

来週は30-31日の日銀の金融政策決定会合が開催される。前回は新たに加入したリフレ派、片岡審議委員による「緩和不足」的な主張が円安材料となる場面があった。片岡氏が具体的な緩和強化手段の提案を含めて、追加緩和の議論を喚起させると円安・株高の地合いを支援。反対に最近の内外景気改善や円安・ドル高基調もあり、当座の様子見へと緩和姿勢を後退させると、短期的な円高・株安を誘発させる失望余地を秘めている。

その他、30日と11月1日の米FRBによるFOMCは、12月利上げの地ならしがドルの下支え要因となりやすい。ただし、来年2月でのイエレンFRB議長の任期切れもあり、「来年以降の利上げスケジュールや回数の不透明感」が高まるようなら、調整ドル安を促す可能性をはらむ。
11月3日の米雇用統計については、前月のハリケーン打撃の反動や復興需要、年末商戦向け臨時雇用などもあり、雇用の増加と緩やかな賃金の回復が期待されそうだ。

出典:FXニュースレター

ドル円チャート 円安ドル高の見通し

下のドル円の日足チャートを見て下さい。

ドル円チャート

現在、レンジ相場のWボトム、3番底から上昇しています。
下値、9/8の「107.321円」から右肩上がりに上昇。これから12月下旬に向かった118円を目指す円安ドル高の見通しと予想します。

過去のドル円の月別季節パターンでは年後半は円安ドル高傾向

過去のドル/円の月別季節パターンとしては、2016年、2015年、2014年、2013年などで8月にかけて夏枯れ相場(夏の円高)ドルが当座の安値を形成し、年後半にかけてドルの下限切り上がりや円安ドル高が進む傾向が見られてきました。

今年も8月は「夏の円高」が起きており、例年通りなら、年末も円安ドル高の継続がいつまで続くのか?期待が持てます。

現在のドル安はチャートを見る限り、反転場面のドル高への流れの見通しです。

チャートから見てもトレンドがドル高円安に向かう見通しで、今後のドル円は上昇の動きに注目です。

円安ドル高いつまで続く?北朝鮮リスクでドル円どうなる?

2017年の為替市場は9月に北朝鮮リスクでドルは全面安へ。ドル円も大幅下落。

北朝鮮が建国記念日の9月9日に弾道ミサイルを発射する可能性を受け、リスク回避のドル売りが続きました。9月8日の21時台には、ドル円は107.3円台の安値をマークしました。

実際には、9日にミサイル発射は無く、週が明けた9月11日の週には市場は落ち着きを取り戻しましたが、その後、14日21時ごろ、北朝鮮から再度、弾道ミサイル発射の兆候あり。との報道が出ると、ドル円は110.5円へ下落。翌朝の15日午前7時ごろ、弾道ミサイルが発射され日本列島の上陸を通過し、ドル円は109.5円へ。ドル円の上昇に水を差すような形となりました。

2017年12月の利上げ期待で円安ドル高の見通し

しかしその後、20日の連邦公開市場委員会(FOMC)で、政策金利を据え置くとともに、バランスシートの縮小を10月から開始することを決め、利上げは引き続き12月予想となったことでFOMC政策声明後、ドル円は112.5円へ上昇。FOMC政策声明の内容を市場はタカ派印象ととらえ、円安ドル高に反応しました。

その後もハリケーン被害による各種経済指標の数値の悪化が予想される中、予想外にも経済指標の好結果が続き、ドル円は113円台を推移して円安ドル高に動いています。

10月6日の雇用統計では2017年12月の利上げ期待がさらに高まり円安ドル高へ、ドル円は113.4円台へ上昇しました。

しかし、その直後に北朝鮮リスクが再来。北朝鮮が10月10日に向けて米国西海岸が射程に入る長距離ミサイル発射実験を行う可能性がある、などの報道でリスク回避の円買いの動きが強まり円高ドル安に動き出しましたが、比較的円安ドル高トレンドのドル円相場のため、今後も底堅くじわりと上昇していきそうなドル円の動きに注目です。

今後のドル円見通し 118円目指す円安ドル高

さらにドル円の長期の見通しとしては、今後もアメリカのFRBによる利上げが予想され、長期的には日銀による超低金利の維持姿勢もあり日本とアメリカの金利差は拡大見通しです。

ドル円為替相場では、
 1)市場変動率(ボラティリティー)安定化
 2)日本でのインフレ期待改善
 3)米国での金融規制の緩和観測
などにより、局地的に日本勢による資金流出や海外勢による
円調達・円借入れのキャリー取引を後押しさせる円安材料 として注目されており、長期的にはさらなるドル高円安の見通しです。

【まとめ】ドル円見通し 雇用統計、FOMCイベント連続で118円突破の円安ドル高へ

今週の注目は米FRB議長の後任人事を巡る動きだ。前週末にはパウエルFRB理事の優勢報道があり、米国債金利の低下(債券価格は上昇)とドル安に振れる場面がありました。今週は一時的にドル安や円高に振れる場面があっても、米国株の底堅さなどがドルの押し目買い(円は戻り売り)の地合いとなり、引き続きトレンドは円安ドル高の見通しです。

もっともパウエルFRB議長の可能性については、すでに織り込みも進捗してきた。パウエル氏は慎重な利上げペースの支持派であるほか、金融規制の緩和にも柔軟と見られており、米国株にはプラス材料となる。リスク選好を支援することで、円安ドル高へ。

さらには持続的な円安ドル高を支援する材料として、1)FRB副議長には機械的な利上げルールを重視するテイラー米スタンフォード大教授が有力、2)パウエル氏は投資銀行や投資ファンドでの実務経験が長く、米国への資金流入(=ドル安定化が不可欠)の重要性は認識、3)同時に銀行や運用機関への収益配慮により、適度な金利上昇(長短金利差の拡大)は是認する可能性、などにも注目です。

10月30日と11月1日の米FRBによるFOMCは、12月利上げの地ならしがあれば円安ドル高の見通し。

11月3日の米雇用統計では、前月のハリケーン打撃の反動や復興需要、年末商戦向け臨時雇用などもあり、雇用の増加と緩やかな賃金の回復が期待され、こちらも円安ドル高の見通し。

今週はその他にも重要経済指標が相次ぐため、ドル円の見通しは勢いに乗ると一気に118円の円安ドル高が見えてきます。

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