ドル円予想 来週はFOMCとトランプ米大統領ロシア疑惑に注目

ドル円来週

来週はトランプ米大統領のロシア疑惑を巡る議会証言が相次ぎ、ドル安やリスク回避の円高の波乱余地が残されている。25-26日には米FRBによるFOMCが開催され、ドル円相場の激しい動きが予想されます。

来週のドル円予想について詳しく解説します。

ドル円予想 来週はトランプ米大統領のロシア疑惑の議会証言で円高か

来週は米国の議会で、トランプ米大統領の娘婿や長男などのロシア疑惑を巡る議会証言が相次ぐ。実際の証言までは新疑惑判明などへの警戒感により、ドル安やリスク回避の円高の波乱余地が残されている。

来週の米国市場では25-26日に米FRBによるFOMCが開催される。市場予想は現状維持ながら、26日にかけてはポジション調整的なドル買い戻しが入る余地をはらむ。
同時にFOMCで改めて9月からのFRBバランスシート縮小が示唆されたり、12月以降にかけての慎重な利上げペース維持が示されるとドルの反発要因となってくる。

07月22日 06時55分 来週の相場展望=7月24日の週

来週7月24日-7月28日週の為替相場は、根強いドル安や調整円高の持続と、クロス円を中心とした中期的な外貨の下限切り上がり(円の上値切り下がり)を見定めていく展開となる。

ドル/円の週足テクニカルでは、ドルの下値メドとして、90週移動平均線111.19円前後、85週線110.49円前後、52週線109.77円前後、一目均衡表の雲の下限108.79円前後などが焦点になっている。
ドル/円の相場サイクルとしては3月以降、1カ月周期でドル安とドル高が繰り返されてきた。7月は11日の114.50円前後で短期的なドル高周期の天井をつけたこともあって、8月10日前後にかけてはドルの下限レベルと岩盤化されてきたドルの下値レベルを試しに行く展開が意識される。

来週の週明けからは、欧州や米国で最新の製造業PMIが公表される。世界経済は昨年後半からの循環的な底入れを経て、先行指標では回復周期の天井到達と改善ペースの息切れが警戒されつつある。少しでも伸び悩むようなら調整ユーロ安やドル安地合いの持続、全般的な円買い戻し地合いが支援されやすい。
ただし、24日にはIMFによる最新の世界経済見通しが公表される。世界経済の回復ペースは鈍いものの、過度な減速リスクの減退が示されるようなら円高の歯止め要因となってくる。

また、来週は米国の議会で、トランプ米大統領の娘婿や長男などのロシア疑惑を巡る議会証言が相次ぐ。実際の証言までは新疑惑判明などへの警戒感により、ドル安やリスク回避の円高の波乱余地が残されている。
反対に議会証言で目新しい事実が出てこなければ、いったんの悪材料の出尽くしへと作用。単発的にドル買い戻しや円売り戻しを促す上下動も注視されよう。

来週は原油価格を巡り、24日にOPEC(石油輸出国機構)加盟国と非加盟国の閣僚会議が開催される。前週末にはOPECによる原油生産の増加が確認され、原油相場は下落に転じた。
会合で先行きの減産合意延長や減産規模拡大などが協議されると、原油高のほか、資源国通貨であるカナダ・ドル、豪ドル、NZドルなどが下支えされる。反対に協議が失望となれば、前週までの資源国通貨高の反動調整的な下落リスクが警戒されよう。

来週の米国市場では25-26日に米FRBによるFOMCが開催される。市場予想は現状維持ながら、26日にかけてはポジション調整的なドル買い戻しが入る余地をはらむ。
同時にFOMCで改めて9月からのFRBバランスシート縮小が示唆されたり、12月以降にかけての慎重な利上げペース維持が示されるとドルの反発要因となってくる。

もちろん、最近の経済指標減速やインフレ低下、トランプ米政権の経済対策の大幅遅延観測などにより、FRBが景気や物価に慎重な見通しを示す可能性も消えていない。それでも米国では足元の金利低下やドル安、ガソリンなど資源価格の落ち着きが底流部分で景気の刺激効果となっている。
同時に為替相場で急激なドル安が行き過ぎると、先行きタイムラグを経て米国の物価押し上げ要因となっていく。25-26日のFOMCでFRBが利上げ慎重姿勢を示し、改めてドル安が加速されると、先行き米国では緩やかながらもインフレ率の持ち直しが意識されてくる。

FRBからすると、現状からのドル安加速は、米国株の一段の上昇による株高バブル助長や、賃金上昇が鈍いなかでの「悪い物価上昇」の警戒、表面的な物価上昇に対応した利上げペースの微妙な加速の必要性といった問題に直面してしまう。現段階でのドル安発の物価上昇やFRBの利上げペース加速は、米国経済の急減速や株式市場の急落といった混乱を招くリスクを内包している。

そうした「ドル一段安による悪い物価上昇」や「利上げペース加速の回避」を意識した市場との対話として、FOMCでは改めて先行きのバランスシート縮小や利上げ余地の残存が示される余地を秘めている。その場合はドルの安定化につながるものだ。

しかも前週までのドル全面安には、短期的な過熱感も見られている。来週は米国債入札や米国の経済指標、米国企業の決算発表などを材料としたドルの調整反発の可能性を秘めている。
ただし、その場合は前週までに対ドル中心に大きく上昇してきたユーロや資源国通貨が調整反落に転じる。対円でもこうした通貨が調整下落となり(円高)、ドル/円でも「対円以外でのドル急落の出遅れ修正」によるドル安が波及してくると、短期的にドル/円、クロス円で調整円高がオーバーシュートする波乱余地も完全には無視できない。

出典:FXニュースレター

ドル円予想 日銀利上げ維持で円高継続と予想

世界各国で金利が上昇する中、現状維持という日銀の姿勢はこの先もさらに日本の金利を押し下げるはずで、結果的にドルの対円相場は「政策と経済情勢」の両面から下支えられる見通しだという。

07月21日 15時10分 DJ-【市場の声】日銀の緩和維持、ドル高・円安要因に=三菱東京UFJ

 三菱東京UFJ銀行のジャパンストラテジスト、関戸孝洋氏は、日本銀行が19・20日の金融政策決定会合で政策を据え置く一方で物価見通しを下方修正したことについて、ドルの対円相場、日本国債、日経平均株価の支援材料になるとの見方を示した。

 7月の東京都議選で安倍晋三首相率いる与党・自民党が大敗を喫し、首相の支持率が低下する中で日本の政治情勢が最近「一段と流動的」になってきたにもかかわらず、こうした国内金融市場への追い風が予想されると関戸氏は言う。

 世界各国で金利が上昇する中、現状維持という日銀の姿勢はこの先もさらに日本の金利を押し下げるはずで、結果的にドルの対円相場は「政策と経済情勢」の両面から下支えられる見通しだという。

出典:Dow Jones

ドル円予想 来週はFOMCとGDP速報値に注目

来週は25-26日に米FOMC、28日に米4-6月GDP速報値の発表を控え、市場の軸足はユーロからドルへ再び回帰する可能性が高そうだ。特に米4-6GDP速報値に関しては、1-3月期からのリバウンドが確認される結果となればドル買い戻しが進む材料となり得よう。

07月21日 14時25分 【為替Out Look】政治不安と4-6月GDP「綱引き」

G3通貨はECBやFRBの動向や欧米の経済指標を睨んだ展開が続きそうだ。来週は25-26日に米FOMC、28日に米4-6月GDP速報値の発表を控え、市場の軸足はユーロからドルへ再び回帰する可能性が高そうだ。特に米4-6GDP速報値に関しては、1-3月期からのリバウンドが確認される結果となればドル買い戻しが進む材料となり得よう。

トランプ大統領の「ロシアゲート」疑惑でモラー特別検察官がトランプ氏のビジネスに捜査範囲を広げる方針となり再び米政治不安によるドル売り優勢の局面ともいえるが、強気目線の材料が控えていることもあり、ドルは暫し底堅い推移を続けるものと予想される。

なお、21日の東京-NY外為市場の予想レンジは、「ドル/円111.50-112.50円、ユーロ/ドル1.1600-1.1670ドル、ユーロ/円129.80-130.70を見込む」(欧州系銀行幹部)。

出典:FXニュースレター

今後のドル円為替相場の長期予想は円安

日銀による超低金利の堅持姿勢もあり日本と海外の金利差は拡大傾向にあります。

ドル円為替相場では、
 1)市場変動率(ボラティリティー)安定化、
 2)日本でのインフレ期待改善、
 3)米国での金融規制の緩和観測
などにより、局地的に日本勢による資金流出や海外勢による
円調達・円借入れのキャリー取引を後押しさせる円安材料 として注目されており、目先は円安が予想されます。

しかしながら、11日に突然発生したトランプ大統領長男のロシア人弁護士との面会によるトランプ大統領のロシアゲート疑惑  も警戒が必要で突発的に 円高に動く懸念 がありますので注意が必要です。

【まとめ】ドル円予想 来週は日銀会合の前後で短期円高リスクあり

来週は米国の議会で、トランプ米大統領の娘婿や長男などのロシア疑惑を巡る議会証言が相次ぎドル安やリスク回避の円高の波乱余地が残されている。25-26日には米FRBによるFOMCが開催される。市場予想は現状維持ながら、26日にかけてはポジション調整的なドル買い戻しが入る余地をはらむ。

同時にFOMCで改めて9月からのFRBバランスシート縮小が示唆されたり、12月以降にかけての慎重な利上げペース維持が示されるとドルの反発要因となってくる。

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