ドル円115円前後が分岐点との見通し G7発言に注目

ドル円G7

ここ数日、目立った材料はありませんが手堅く上昇しているドル円。

ドル円はまず115円をクリアし今後のG7での動きを見て次のトレンドが決まる可能性があります。
円高誘導の要人発言等があれば円高へ。
特に発言等なければさらなる円安に向かうかもしれません。

その辺の見通しについて詳しく解説します。



ドル円115円前後が分岐点との見通し G7発言に注目

フランス大統領選挙韓国大統領選挙 が予想通りの結果となり、ドル円は114円を突破。市場は円安トレンドが継続しています。

05月11日 09時33分 ケンティッシュ・ブレーク 概況編

予想レンジ
ドル円     113.50~114.80
ユーロ円    123.50~124.80
ユーロドル   1.0800~1.0950
豪ドル円    83.50~84.80

米利上げ観測が根強い中、昨日ローゼングレン・ボストン連銀総裁が大規模な刺激策が実施されれば利上げ加速する可能性を指摘し、今年あと3回の利上げが妥当と発言したこともあり、ドルの買戻し志向が強まっている。ただ、市場では概ね年2回程度の利上げがコンセンサスなだけに、更にドルロングを膨らませる難しさがある。むしろ、更なる上昇局面では米当局のドル高けん制の動きを踏まえたポジション調整売りが意識されるだけに、過剰期待は禁物であろう。

一方、ドル円は地政学的リスクや政治学的リスクが一服する中、世界的な過剰流動性資金が再び株式市場にシフトされやすい相場環境を作り出しており、相対的には株高期待と共に、日米金利差拡大を見越したドル買い並びに円売りに繋がっている。当面、ドル円114円台を早くも回復したことから引き続き底堅い展開が予想される。必然的に、心理的節目でもあるドル円115円前後を意識しなければならないが、米当局のドル高けん制の動きにも配慮しなければならず、ドル円115円前後が分岐点と見なした方が無難かもしれない。

他方、ユーロドルはドラギECB総裁が時期尚早ではあるがユーロ圏は明確に改善してきていると述べているが、出口戦略について検討する時期には至っていないと、未だに不透明感の残る見解を示すなど、依然として、戻り売り優勢の段階にある。

出典:アセットクラス&WEBコンサルティングLLC

 

ドル円はGWの投機的円高もなく円安継続

ドル円は日本時間4日早朝3時の 米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を受け 112.80円へ急上昇

その後も円安の流れは続き、ついにドル円は 3月中旬以来の113円台へ上昇 しました。

GW明けには、ドル円は8日の午前10時の東京市場の動きに警戒の声
が出ていましたが特に大きな急変動はなく落ち着いた相場でした。

その後も、じりじりとドル円は上昇し、市場は
日経平均株価2万円台への期待と ドル円113.4円の攻防
をあっさり通過。

ドル円予想 次の目標は115円

ついに市場では「円高に行く要素が無い」 と言う声も出てきていて、
次の目標は115円か?という声が出てきています。
 → ドル円115円が新しい目標か?111.80円を突破し勢い

米債券利回りが上昇に転じたことから、相対的に円売りに安堵感が生じているようです。
 → 米債券利回りが上昇し市場では円安マインド強い

また、今週の展望ですが「G7」が注目イベントとなっています。
→ 相場展望-フランス大統領選挙からの円安加速とG7

今後のドル円見通しと投資戦略プラン

そもそも米国の経済が強い状況なので、 G7で円高誘導の要人発言が無い限りは円安トレンドは変わらず、直近115円は固いのではないかと考えます。
 → G7は要人の円安ドル高牽制発言に注目 なければ円安継続

市場はおそらく、115円をクリアしてからトレンドを再考するような流れになるのではと予想します

ドル円の投資戦略としては、
ドル円の買い建玉が多い方は115円で一旦、買い建て玉の一部を利食いをして利益確定するのもありかもしれません。

短期売買する場合は現在の113円台で建玉して、115円で利食いという投資戦略もありでしょう。

 

今後の豪ドル見通しと投資戦略プラン

一方、豪ドル円のトレンドは先日の記事
豪ドルの見通し好転、IMFの世界成長予想引き上げ  の通り買いトレンドです。

市場が円安トレンドに向かっている今、 豪ドル円は買い頃では?という声が出ています。

豪ドル円は買い時?

5月3日の84.50円から82.70円へと1.8円以上も下落した豪ドル円相場ですが、
市場では、豪ドル円は下落トレンドではなく、あくまでも調整範囲との声。
本日も83円台と落ち着いた動きです。

逆に、この安値は買い頃では?との声が出ています。
詳しくは下記をご覧下さい。
  → 豪ドル円83円台へ下落も下値ではビッドも厚く買い頃か

まさに今、83円台で豪ドルを余裕資金の一部で買い建てて長期で持ちスワップを狙うのは良い戦略だと思います。

ただし、今回のように「ドル高、豪ドル安」の動きだと 豪ドル円は上昇しないので注意が必要です。
個人的には他通貨の上昇と比較して豪ドル円はかなり弱い動きなので、積極的に建玉したい気分にはなりません。
あくまでも個人的な感想ですが…。

ドル高、豪ドル安に注意

今後も相場の上下の動きに一喜一憂しないで、長期スパンで考えて今後安値を更新したらコツコツと買い建てるのが良いと思います。 例えば、82円、80円と値を戻したタイミングで安値を拾って買い建てていくようなプランです。

今後のプランとしては長期運用を前提に、リスクとしては安値77円も視野に入れたうえで 資金配分すると良いかと思います。つまり77円になってもストレスなく運用できる資金的余裕をもった投資プランを考えるのが良いのではないかと思います。

豪ドルはスワップの高さと比較的変動が少ない相場が魅力です。
だからこそ、安値をきっちり拾って長期で持ちスワップを長期間獲得する戦略が良いと考えます。

 

【まとめ】ドル円115円前後が分岐点との見通し G7発言に注目

ここ数日、目立った材料はありませんが手堅く上昇しているドル円。
 市場はリスクオンで買いやすい状況なのでしょう。

まずは115円をクリアし、今後のG7での動きを見て次のトレンドが決まる可能性あります。
円高誘導の要人発言等があれば円高へ。
特に発言等なければさらなる円安に向かうかもしれません。

短期でドル円115円までの利食いを狙って買い建てるのも意外に手堅い投資なのかもしれません。

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