ドル円112円前半まで急落の原因と今後の展開を予想

ドル円急落

ドル円は昨日16日の113.5円前後から一気に112円前半まで1円以上の下落。

今回の急落の原因と今後の相場展開予想について詳しく解説します。



ドル円112.6円へ下落 米10年債金利が下げ渋り

17日の米国債市場では、時間外取引で10年債金利が下げ渋り(債券価格は上げ渋り)。ドル円は112円台へ下落している。

05月17日 09時25分 米10年債金利が下げ渋り、窓埋め上昇焦点=ドル/円もドル安小康

17日の米国債市場では、時間外取引で10年債金利が下げ渋り(債券価格は上げ渋り)。ドル/円もドル安が小康となっている。

米10年債金利は前日のNY終値2.32%や前日最低2.30%のあと、17日の時間外取引は2.29%でスタートし、現状の日中最高も2.29%にとどまっている。日足テクニカルでは2.30%から2.32%方向にかけて微妙なギャップ(隙間=窓)が開いており、先行き窓埋め調整による米10年債金利の上昇の行方も焦点になっている。

9:24時点、ドル/円は112.60-65円。

出典:FXニュースレター

ドル円112.4円 早朝から円買い。クロス円も下落

東京市場は早朝から円買いの動きが活発でドル円、ユーロ円、ポンド円、豪ドル円など、クロス円は下落。

05月17日 12時02分 [17日午前の東京マーケット概観] ドル軟調 ドル円112円40銭台まで下落 ユーロドル1.11ドル台を回復

早朝から円買いの動き。午前9時を過ぎてドル円は112円52銭近辺、ユーロ円は124円85銭近辺、ポンド円は145円36銭近辺、豪ドル円は83円48銭近辺まで下落。

その後は、午前10時半にかけドル円、クロス円は下げ渋ったが、上値は重い展開。日経平均の軟調な中で、午前11時を過ぎるとドル円、クロス円は再び下向きの流れ。

さらに午前11時半ごろにドル売りの動き。ドル円が112円43銭近辺まで下げ幅を拡大。ユーロドルは1.1112ドル近辺まで上伸。ポンドドルは1.2924ドル近辺まで買い戻されている。正午にかけドル売り一服となったが、戻りは鈍く、ドル円、クロス円とも小幅もみ合い。

出典:FXニュースレター

ドル円112.3円。さらに円高へ

17日早朝からの円高が一服した後も、17日11時台になってさらに円高へ。ドル円112.3円台に。

05月17日 11時44分 円高再燃、ドル/円は本日安値を更新=17日東京外為

為替市場で円高再燃。ドル/円は小幅ながら、本日安値を更新してきた。

一目均衡表の先行帯の雲の上限である112.20-25円を視界内に捉えた値動きで、攻防を注視している向きも少なくないようだ。

出典:FXニュースレター

 

 ドル円112円前半まで急落。その原因と今後の展開を予想

今回の急落のスタートは、
16日23時。原因は米長期金利の低下です。
 → ドル円113.2円に接近 米長期金利低下受けて下落

その後113円前後で落ち着いた動きが続いた後、
本日の東京市場の17日午前7時頃に再度急落。一気に112円前半まで下落します。

このタイミングでの、要人発言や地政学問題など、ニュース要素はなく、
イベントの影響で相場が大きく下落したわけではなく、
おそらく113円周辺でロスカット予約していた建玉を巻き込んでのストップロスがドル円の急落を主導したのではないかと予想します。

 

ドル円112円は絶好の買い場

ドル円114円台半ば前後では利益確定売りや実需売りに押され、ドル円115円トライには慎重になっている模様です。
しかしながら、113円では買いが魅力的に映る相場であることは間違いありません。

今回のように112円台になる瞬間があれば絶好の買い場だと思います。
 → ドル円113円は買い!実需売買112円から115円に集約

ドル円予想 次の目標は115円

ドル円はドルロングの調整売りが優勢になっており、ドル円115円の勢いは少し緩くなっている。
ただし、米金利正常化に向けた6月のFOMCの利上げが確実視されている。 
 → 米FRBによる利上げは6月FOMC。次は12月と予想

市場では「円高に行く要素が無い」 と言う声も出てきていて、次の目標は115円?という声が出てきています。
 → ドル円115円が新しい目標か?111.80円を突破し勢い

米債券利回りが上昇に転じ相対的に円売りトレンドとなっています。
 → 米債券利回りが上昇し市場では円安マインド強い

米債券利回りは下値も限定的と言われており、引き続き直近のレンジ幅113.00~114.50円の動きから、115円を狙う展開が予想されます。
 → ドル円113~114.5円から、115円を狙う展開を予想

 

今後のドル円見通しと投資戦略プラン

そもそも米国の経済が強い状況のため、 G7で円高誘導の要人発言などが無い限り円安トレンドは変わらず、ドル円115円は近いのではないかと見ていました。
 → G7は要人の円安ドル高牽制発言に注目 なければ円安継続

実際は、G7では要人の円安牽制発言は無く市場への影響は無し という結果となり、
市場はおそらく、115円をクリアしてからトレンドを再考するような流れになるのではと予想します

ドル円の投資戦略としては、
ドル円の買い玉が多い場合、115円で買い玉の一部を利食いして利益確定するのも良いでしょう。

短期売買する場合は現在の112円台で建玉して、115円で利食いという投資戦略も良いでしょう。

 

今週の相場展望 – FRBによる6月利上げ注目 クロス円は強い

以前の記事で今週はクロス円が強いと予想。
 → 来週の相場展望-FRBによる6月利上げ注目 クロス円は強い

本日は、ドル円下落の影響で、クロス円も一時的に安値が出て来ていて、
絶好の買い頃と言えます。

 

今後の豪ドル見通しと投資戦略プラン

豪ドル円のトレンドは先日の記事
豪ドルの見通し好転、IMFの世界成長予想引き上げ  の通り買いトレンド。

84円台に突入していた豪ドル円は、本日一時的に83円台になっています。

まさに今、83円台で豪ドルを余裕資金の一部で買い建てて長期で持ちスワップを狙うのは良い戦略だと思います。
   → 豪ドル円83円台へ下落も下値ではビッドも厚く買い頃か

豪ドルはスワップの高さと比較的変動が少ない相場が魅力です。
だからこそ、安値をきっちり拾って長期で持ちスワップを長期間獲得する戦略が良いと考えます。

豪ドル円も買い時

クロス円は前述の通り、上昇の期待が高い状況なので、黙って買い?かもしれません。

市場では先週末頃から豪ドルも下げ止まりが見られる」との声が上がってきており、
豪ドルもユーロやポンドのような上昇が期待できるかもしれません。

 

今後のポンド円見通しと投資戦略プラン

4月17日の安値135円台から、5月10日の148円まで急上昇し、計12円強も上昇してきたポンド円。
今回の動きは上昇相場の一服と見ています。

ポンド円は相場の強さが感じられますし、円安トレンドにも乗れば 今後も更なる上昇が続くと予想されます。
 → ポンド円146円 リスクオンの強気相場で目標は155円

本日の145円台は、買い頃です。

中長期目標は1年前につけた、155円と見ています。

今のポンド円は非常に勢いがあるので、ファンダメンタルズ等を何も考えずに上昇相場にリスクオンで乗ってしまうのもアリかもしれません。

ポンド円も買い時

やはりクロス円は強いので、豪ドル円同様、黙って買い?かもしれません。

私は先日146円を買いそびれてしまいましたが、今日は145円台を買う事が出来ました。
後は今後の上昇が楽しみです。

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【まとめ】ドル円112円前半まで急落の原因と今後の展開を予想

今回の急落のスタートは、16日23時。原因は米長期金利の低下です。
 → ドル円113.2円に接近 米長期金利低下受けて下落

その後113円前後で落ち着いた動きが続いた後、
本日の東京市場の17日午前7時頃に再度急落。一気に112円前半まで下落。

今回の急落の原因を分析したのですが、
丁度このタイミングでの要人発言や地政学問題などのニュース要素はなく、
イベントの影響で相場が大きく下落した様子は無いので、
おそらく113円周辺でロスカット予約していた建玉を巻き込んでのストップロスがドル円の急落を主導した原因でないかと考えます。

この動きは上記のとおり円高トレンドへの転換ではなく一時的なもので、
今後の展開は従来通り115円をターゲットにした動き。
そしてそこからのトレンド再考。という展開である予想は以前と変わりません。

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