ドル円の中長期見通し 2018年から2019年のドル円は買い?

ドル円チャート

ドル円で買いを狙っている方には良いニュースです。今後のドル円の長期見通しについてまとめました。

 

【追記】2018年9月13日

目次



ドル円チャート日足 2018年12月上旬に114円予想

下のチャートを見て下さい。
例題として教科書に載りそうなぐらいの見事なレンジ相場!

下値が、

  • 2017年4月17日「108.133」
  • 2017年9月8日の「107.321」
  • 2018年3月19日の「104.635」

と刻んだあと、計3度114円台をつけています。

2018年1月からの円高ドル安相場の原因は、

  • アメリカの税制改革
  • ムニューシン米財務長官のドル安容認発言
  • 麻生財務相の円高容認発言

となっています。

夏の円高をクリアしたら年末にかけて円安ドル高 となり12月上旬には114円を目指すレンジ相場の展開が予想されます。

 ※【追記】2018年9月13日チャート更新しました

ドル円チャート

 

【追記】2018年9月26日 2018年10月4日 

■2018年末までにドル円115円へ上昇?

2018年末までにドル円が115円へ上昇するというドル高円安の強気予想をメリルリンチがしています。

さらに今後半年間で2016年の高値水準(117~118円)まで上昇する可能性もあると予想しています。

ドル円は現在、114円35銭近辺で取引されています。

 → 2018年末までにドル円115円へ上昇予想!メリルリンチが強気

2018年末までにドル円115円へ上昇予想!メリルリンチが強気

 

【追記】2018年5月31日

■ 2018年は政治・戦争リスクから安全資産の円買いで円高ドル安相場へ

2018年は政治・戦争リスクから安全資産の円買いが主導となる見通しで、為替相場は円高ドル安相場が予想されます。

3月以降大幅上昇している米ドルがほとんどの通貨に対し半年ぶり高値の水準にある中、安全資産とされる円に対してだけは下落しており、今後は円主導でドル相場の基調が変化すると予想しています。

その原因として、アメリカの政治問題や、アメリカ政府が中国製品への高関税導入を発表したことによる貿易戦争懸念が挙げられます。
 → 2018年は政治・貿易戦争リスクから安全資産の円買いで円高ドル安相場へ

 

【追記】2018年5月29日

アメリカ次回利上げは2018年6月と9月予想でドル円は円安ドル高か?

米連邦準備制度理事会(FRB)による2018年6月のFOMCでアメリカの利上げはほぼ確実だと予想されています。

その後、FRBは2018年9月にも追加利上げに動く可能性が高そうです。これにより、ドル円は今後も引き続き円安ドル高へ動くのではないかと予想されます。

 → アメリカ次回利上げは2018年6月と9月予想でドル円は円安ドル高か?

 

【追記】2018年5月13日

■ FRBの2018年6月利上げはほぼ確実?でドル円は円安ドル高へ

ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)のエコノミスト調査によると、米連邦準備制度理事会(FRB)による2018年6月の利上げはほぼ確実だと予想されています。

その後、FRBは2018年9月にも追加利上げに動く可能性が高そうです。これにより、ドル円は円安ドル高へ動くのではないかと予想されます。

 → FRBの2018年6月利上げはほぼ確実?でドル円は円安ドル高へ

 

【追記】2018年4月16日

■ 2018年の円高ドル安の原因は、米国の政治とシリア問題

2018年になってから、ドル円市場は円高ドル安に大きく動いていますが、その原因として、アメリカの政治問題やシリア問題などの要因がドル安を招いているとの指摘が出ています。

 → 2018年の円高ドル安の原因は、米国の政治とシリア問題

 

【追記】2018年3月23日

ドル円は貿易戦争で104円台へ。円高ドル安はいつまで続く?

22日のニューヨーク市場では、米政府が中国製品への高関税導入を発表したことを受け、貿易戦争懸念から大幅な円高が進みました

先週来、105円台で耐えていたドル円相場。材料次第で急速に円高ドル安になると見ていましたが、ついに、貿易戦争懸念を理由に104円台へ突入しました。

来週は、日本の会計年度末を控え「投資家が積極的に資金を海外に投じる可能性は低い」ため、円売りはさらに減る見通しで、104円台が底と見る動きは少なく、依然として円高ドル安のトレンドは変わらないと予想されます。はたして円高はいつまで続くでしょうか?

 → ドル円は貿易戦争で104円台へ。円高ドル安はいつまで続く?

 → 円高ドル安いつまで続く?ドルに売られ過ぎ感強くドル高へ反転予想

 

【追記】2018年3月22日

3月利上げ決定。しかし利上げ回数変わらず、ハト派でドル安に反応

米連邦準備制度理事会(FRB)は21日まで開催した連邦公開市場委員会(FOMC)で、フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を1.50~1.75%に引き上げることを決めました。

しかしながら、ドル円市場では、年内3度の利上げと変わらずの発表に、ハト派発言と反応。ドル円は105.5円台まで下落し安値更新しています。

 → アメリカ3月利上げもドル安へ。利上げ回数変わらずでハト派解釈。

 

【追記】2018年3月20日

2018年3月の利上げは確実、ドル全面高の可能性?

2018年3月の利上げは確実視されており、焦点は今後の利上げ回数となっています。

20-21日にFRBが開催するFOMCでは、微妙に利上げ回数の増加が示唆されるシナリオも想定されています。

その場合はドル全面高が支援される反面、米国株には悪材料となるためにクロス円主導の円高には警戒です。

 → 2018年3月のアメリカの利上げは確実?FOMCに注目!

 

【追記】2018年2月16日

なぜ、ドル安続くの?理由は?

米国の景気改善にもかかわらず、ドルの下落に歯止めが掛からないのはなぜか。このところのドル急落を受け、ふたたび困惑の声が上がっている。

米国債利回りの上昇や、連邦準備制度理事会(FRB)が数カ月内に利上げするとの観測の強まりなど、アナリストらがドル高材料とみなす多くの要因をものともせず、ドルは下落している。

為替投資家はドル売りの広がりに首をかしげている。一段と力強い経済成長や米国債利回りの上昇は米資産の投資妙味を増し、ドル相場を支えるはずだと投資家は指摘する。それにもかかわらず、ドルは過去1年で9%近く下落しているのだ。

謎のドル安はいつまで続く?

BNPパリバの北米為替戦略トップ、ダニエル・カツィベ氏は、ドルが長らく過大評価されてきたことが足元の下落につながったとみる。セントルイス地区連銀のデータによると、ドルは依然として過去10年の加重平均値を約5%上回っている。

一方クレディ・スイスは、膨らむ財政赤字と経常赤字がドルを押し下げていると指摘する。ドルは2011年から16年にかけて大幅に上昇していたため、単に失速しただけだとの見方もある。投資家は欧州や日本、新興国など、景気回復局面の比較的早期にあり、資産価格もそれほど高くない市場へと押し寄せている

アナリストと投資家がほぼ意見を同じくするのは、この先もドルの軟調な展開が続きそうだということだ。

 → なぜ、ドル安続くの?理由は?謎のドル安はいつまで続く見通し

なぜ、ドル安続くの?理由は?謎のドル安はいつまで続く見通し

ドル安に困惑広がる、先安観も根強く 

米国の景気改善にもかかわらず、ドルの下落に歯止めが掛からないのはなぜか。このところのドル急落を受け、ふたたび困惑の声が上がっている。

 主要通貨のバスケットに対するドルの価値を示すウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)のドル指数は14日に0.7%低下し、3年ぶり低水準付近で推移した。翌15日午前の取引でも0.3%低下して一段安の様相となった。

 米国債利回りの上昇や、連邦準備制度理事会(FRB)が数カ月内に利上げするとの観測の強まりなど、アナリストらがドル高材料とみなす多くの要因をものともせず、ドルは下落している。

 為替投資家はドル売りの広がりに首をかしげている。一段と力強い経済成長や米国債利回りの上昇は米資産の投資妙味を増し、ドル相場を支えるはずだと投資家は指摘する。それにもかかわらず、ドルは過去1年で9%近く下落しているのだ。

 アナリストはあれこれ仮説を立てて説明を試みている。

 BNPパリバの北米為替戦略トップ、ダニエル・カツィベ氏は、ドルが長らく過大評価されてきたことが足元の下落につながったとみる。セントルイス地区連銀のデータによると、ドルは依然として過去10年の加重平均値を約5%上回っている。

 一方クレディ・スイスは、膨らむ財政赤字と経常赤字がドルを押し下げていると指摘する。

 ドルは2011年から16年にかけて大幅に上昇していたため、単に失速しただけだとの見方もある。投資家は欧州や日本、新興国など、景気回復局面の比較的早期にあり、資産価格もそれほど高くない市場へと押し寄せている

 アナリストと投資家がほぼ意見を同じくするのは、この先もドルの軟調な展開が続きそうだということだ。

 米商品先物取引委員会(CFTC)のデータによると、投機筋によるドルの売り持ち高は約130億ドル(約1兆3800億円)に上る。

 カツィベ氏は「ドルに対する構造的な逆風は大きい」とし、「ドルはまだ割高で、足元の水準では買い持ちの維持はためらわれる」との見方を示した。

出典:Dow Jones(THE WALL STREET JOURNAL)

ストップロス(損切り)の売り注文が発動でドル円105円台突入へ

あおぞら銀行市場商品部の諸我晃部長は、ドルが幅広い通貨に対して売られる中、16日にはドル円相場が106円00銭を割り込んだ時点でストップロス(損切り)の売り注文が発動されたと述べた。

同氏によると、ドル買い・円売りのポジションを保有していた市場参加者がポジション解消を迫られている。諸我氏は、次の下値のメドが105円00銭になるとみている。

ドルは16日に105円57銭まで下落し、2016年11月以来の安値を更新。投機筋、輸出業者、投資家などによって円は2年ぶり高値へ反発する可能性もありそうだ。

ドル急落の理由は?

米国経済に対する信頼感に変化はないが、スタグフレーションと財政赤字拡大への懸念がドル下落の主因となっているとの見方が出ています。

米国債利回りが上昇しているのになぜドルが下落しているのか、訳が分からない投資家もいる。ドイツ銀行のストラテジスト、ジョージ・サラベロス氏の答えは簡単だ。「投資家が米国債を敬遠しているため」、国債の価格が下落し、利回りが上昇しているのだ。

ドル安はまだ続く?

米国の双子の赤字(経常赤字と財政赤字)は今後、ドナルド・トランプ米大統領の財政支出計画と減税計画によって大幅に拡大するとみられる。

サラベロス氏は「控えめに見積もっても、双子の赤字の対国内総生産(GDP)比は向こう2年で3%を優に超える見込みだ」とし、欧州と日本への資金流入も「大幅に回復している」ため、「ドルの下落をうまく利用した方がいい。ドル安はまだ続く」との結論を下した。

 → なぜドル円急落?原因はストップロスか?105円は売られすぎの声も…

なぜドル円急落?原因はストップロスか?105円は売られすぎの声も…

ドル急落、次の下値メド105円か=あおぞら銀

あおぞら銀行市場商品部の諸我晃部長は、ドルが幅広い通貨に対して売られる中、16日にはドル円相場が106円00銭を割り込んだ時点でストップロス(損切り)の売り注文が発動されたと述べた。

 同氏によると、ドル買い・円売りのポジションを保有していた市場参加者がポジション解消を迫られている。諸我氏は、次の下値のメドが105円00銭になるとみている。

 ドルは16日に105円57銭まで下落し、2016年11月以来の安値を更新。諸我氏は日銀執行部の人事についてはすでに広く報じられており、足元の円高・ドル安を後押しする特別な要因は見当たらないと話した。

出典:Dow Jones(THE WALL STREET JOURNAL)

円急伸、ドルは売られ過ぎの可能性

FPG証券代表取締役、深谷幸司氏は、市場全般でリスク心理は改善しているとみられるものの、ドル安基調が続いているため、これが円上昇につながっていると指摘する。また、市場ではドル安が続くと広く予想されているが、ドルは売られ過ぎているという。

 ドルは一時105円53銭まで下落し、現在は105円78銭近辺で推移している。投機筋、輸出業者、投資家などによって円は2年ぶり高値へ反発する可能性もありそうだ。

 深谷氏は、米国経済に対する信頼感に変化はないが、スタグフレーションと財政赤字拡大への懸念がドル下落の主因となっているとの見方を示した。

出典:Dow Jones(THE WALL STREET JOURNAL)

ドル安、うまく利用すべき=ドイツ銀

米国債利回りが上昇しているのになぜドルが下落しているのか、訳が分からない投資家もいる。ドイツ銀行のストラテジスト、ジョージ・サラベロス氏の答えは簡単だ。「投資家が米国債を敬遠しているため」、国債の価格が下落し、利回りが上昇しているのだ。

 米国の双子の赤字(経常赤字と財政赤字)は今後、ドナルド・トランプ米大統領の財政支出計画と減税計画によって大幅に拡大するとみられる。

 サラベロス氏は「控えめに見積もっても、双子の赤字の対国内総生産(GDP)比は向こう2年で3%を優に超える見込みだ」とし、欧州と日本への資金流入も「大幅に回復している」ため、「ドルの下落をうまく利用した方がいい。ドル安はまだ続く」との結論を下した。

出典:Dow Jones(THE WALL STREET JOURNAL)

 

【追記】2018年2月15日

麻生財務相の円高容認発言でドル円は106円へ

2月15日午前の東京外為市場ドル/円は11:30すぎに106.30円近辺と2016年11月以来約1年3ヶ月ぶり円高を付けた。

米株の変動指数(VIX)低下に14日の米国株が続伸し幅広い銘柄に買いが先行し、1ドル=106円台前半への円高にも輸出関連株が上昇してリスク回避ムードが緩和したにも拘わらず、麻生太郎財務相が15日午前、現在の為替相場について「特別に介入が必要なほどの急激な円高ではない」と不用意な発言をして海外投機筋の一部に「円高容認」と受け止められ、円買い・ドル売りを誘い、ドル/円は約1年3ヶ月ぶりに106.30円近辺へと円高が進んだ。

ドル円今後どうなる?麻生財務相の円高容認発言で円高いつまで続く?

財務相の不用意発言に106.30円 

2月15日午前の東京外為市場ドル/円は11:30すぎに106.30円近辺と2016年11月以来約1年3ヶ月ぶり円高を付けた。米株の変動指数(VIX)低下に14日の米国株が続伸し幅広い銘柄に買いが先行し、1ドル=106円台前半への円高にも輸出関連株が上昇してリスク回避ムードが緩和したにも拘わらず、麻生太郎財務相が15日午前、現在の為替相場について「特別に介入が必要なほどの急激な円高ではない」と不用意な発言をして海外投機筋の一部に「円高容認」と受け止められ、円買い・ドル売りを誘い、ドル/円は約1年3ヶ月ぶりに106.30円近辺へと円高が進んだ。

出典:FXニュースレター

円高再燃、財務相「介入しなければいけないほど急激な円高でない」

2月15日の東京外為市場では、ドル/円、クロス円で円高が再燃。
麻生財務相は「特別に介入しなければいけないほど急激な円高ではない」などと発言した。

10:25時点、ドル/円は106.60-65円。

出典:FXニュースレター

 

【追記】2018年1月25日

ムニューシン米財務長官発言でドル安へ

24日のニューヨーク外国為替市場でドルは続落。スティーブン・ムニューシン米財務長官が「ドル安は貿易に有利だ」と発言したことが嫌気され為替相場はドル全面安の展開。

ムニューシン財務長官は24日、ここ数週間で下落が進んだドル相場に関し「短期的には全く懸念材料にならない」とし、「ドル安は貿易に有利だ。より長期的には、ドル高が米経済の強さを反映する」と話した。

長官の発言を受けてドルは急落し、一時、昨年9月以来約4カ月ぶりに108円台を付けた。英ポンドに対しても大きく下げ、国民投票で欧州連合(EU)離脱を決めた2016年6月以来の安値となる1ポンド=1.422ドル前後まで売られた。

ドル続落、米財務長官のドル安支持発言で 

 24日のニューヨーク外国為替市場でドルは続落。スティーブン・ムニューシン米財務長官が「ドル安は貿易に有利だ」と発言したことが嫌気された。

 主要16通貨のバスケットに対するドルの価値を示すウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)ドル指数は0.9%安の83.30。

 ムニューシン財務長官は24日、ここ数週間で下落が進んだドル相場に関し「短期的には全く懸念材料にならない」とし、「ドル安は貿易に有利だ。より長期的には、ドル高が米経済の強さを反映する」と話した。

 長官の発言を受けてドルは急落し、一時、昨年9月以来約4カ月ぶりに108円台を付けた。英ポンドに対しても大きく下げ、国民投票で欧州連合(EU)離脱を決めた2016年6月以来の安値となる1ポンド=1.422ドル前後まで売られた。

 米国以外の国の中央銀行が今年、超緩和的な金融政策の解消を進めるとの見方が高まりつつあることも、ドルを圧迫している。カナダ銀行やイングランド銀行など、すでに利上げを開始した中銀もある。マニュライフ・アセット・マネジメントのグローバル債券マネジャー、キソ・パーク氏は「利上げしているのはもはや米連邦準備制度理事会(FRB)だけではない」と述べた。

出典:FXニュースレター

 

【追記】2018年1月26日

ドル円チャート日足 レンジ相場から9月上旬に114円予想

下のチャートを見て下さい。
例題として教科書に載りそうなぐらいの見事なレンジ相場!

下値が、

  • 2017年4月17日「108.133」
  • 2017年9月8日の「107.321」

と刻んだと、計3度114円台をつけています。

2018年1月からの円高ドル安相場の原因は、

  • アメリカの税制改革
  • ムニューシン米財務長官のドル安容認発言
  • 麻生財務相の円高容認発言

となっています。

まだ底値は分かりません。もしかしたら、円高ドル安のトレンドがまだ続き、再び106円、105円をつける可能性もありますが、いずれにしてもその後の反動が期待でき、9月上旬には114円を目指すレンジ相場の展開が予想されます。

110円台から円安ドル高へのトレンド転換がみられたら、ドル買いを狙ってみるのが良いかもしれません。

 ※【追記】2018年6月5日チャート更新しました

ドル円チャート

今後は底値からの反転が予想され、目先のレンジ相場から、9月上旬に向かって114円を目指す展開が予想されます。チャートから見てもレンジ相場の中でトレンドがドル高円安に向かうと予想され、今後のドル円は上昇の動きに注目です。

 

過去のドル円の月別季節パターンでは年後半は円安ドル高傾向

過去のドル円の月別季節パターンとしては、2017年、2016年、2015年、2014年、2013年と5年連続で8月にかけて夏枯れ相場(夏の円高)ドルが当座の安値を形成し、年後半から年末にかけてドルの下限切り上がりや円安ドル高が進む傾向が見られてきました。

今年も8月は「夏の円高」が起きており、例年通りなら、年末も円安ドル高の継続がいつまで続くのか?期待が持てます。

現在のドル円はチャートを見る限り、反転場面のドル高への流れの見通しです。

最近の、アメリカ国内では強い経済指標が相次ぎ、ドル高への動きが目立ってきました小売売上高、米8月NY連銀製造業景気指数、米7月輸入物価指数など好数字の米経済指標が続いており、円安ドル高の流れの見通しがきているようです。

チャートから見てもトレンドが円安ドル高に向かう長期見通しで、今後のドル円は円安ドル高の動きに注目です。

ドル円の長期見通しは108円底にドル高円安トレンドへ

実際の為替相場の動きもチャートのトレンドに従うように、北朝鮮が弾道ミサイルを発射後にリスク回避のドル安円高、となり108円台の底値をつけた後は、アメリカ商務省が30日発表した4-6月期の実質国内総生産(GDP、季節調整済み)改定値が上方修正され、伸び率は2015年1-3月期以来の大きさとなり、これを受けドル円は大幅上昇。北朝鮮リスクのドル安の分を取り戻し、さらに急伸しました。

さらに、アメリカ商務省が翌31日発表した7月の個人消費(季節調整済み)も4月以来の高い伸びとなり、本来であれば引き続きドル高が継続するはずだったのですが、ムニューシン米財務長官が「ドル安は米貿易にとって多少の支援材料に」などと述べたことで、北朝鮮の弾道ミサイル発射後から続いていたドル高円安の流れに水を差し、ドル安へ一時反落することになりました。

このところのアメリカの経済指標は好調ですが、インフレの弱さが経済見通しに引き続き影を落としていることもあり、雇用統計の数値では賃金の動きにも注目 が集まる中、ドル円市場では、21時半の雇用統計発表後に乱高下の相場となりました。

北朝鮮リスクでドル円107円台も長期見通しはドル高円安変わらず

しかしその後、ドル円市場は北朝鮮リスクでドル全面安へ。ドル円も大幅下落。北朝鮮が建国記念日の9日に弾道ミサイルを発射する可能性を受け、リスク回避のドル売りが続きました。9月8日の21時台には、ドル円は107.3円台の安値をマークしました。

実際には、9日にミサイル発射は無く、週が明けた9月11日の週には市場は落ち着きを取り戻し、強い経済指標を受けドル高となりドル円は、14日には8月消費者物価指数(CPI)発表後に111円台へ急上昇。しかし、その後、14日21時ごろ、北朝鮮から再度、弾道ミサイル発射の兆候あり。との報道が出ると、ドル円は110.5円へ下落。翌朝の15日午前7時ごろ、弾道ミサイルが発射され日本列島の上陸を通過し、ドル円は109.5円へ。ドル円の上昇に水を差すような形となりました。

しかし、その後15日の日中にドル円は111円まで上昇。

さらに20日の連邦公開市場委員会(FOMC)で、政策金利を据え置くとともに、バランスシートの縮小を10月から開始することを決め、利上げは引き続き12月予想となったことでFOMC政策声明後、ドル円は112.5円へ上昇。FOMC政策声明の内容を市場はタカ派印象ととらえ、円安ドル高に反応しました。

2017年12月の利上げ期待高まりドル高へ

その後もハリケーン被害による各種経済指標の数値の悪化が予想される中、予想外にも経済指標の好結果が続き、ドル円は113円台を推移して円安ドル高に動いています。

10月6日の雇用統計では2017年12月の利上げ期待がさらに高まり円安ドル高へ、ドル円は113.4円台へ上昇しました。

しかし、その直後に北朝鮮リスクが再来。北朝鮮が10月10日に向けて米国西海岸が射程に入る長距離ミサイル発射実験を行う可能性がある、などの報道でリスク回避の円買いの動きが強まり円高ドル安に動き出しましたが、比較的円安ドル高トレンドのドル円相場のため、今後も底堅くじわりと上昇していきそうなドル円の動きに注目です。

次期FRB議長パウエル氏で円安ドル高の見通し

そして、注目は米FRB議長の後任人事を巡る動きです

前週末にはパウエルFRB理事の優勢報道があり、米国債金利の低下(債券価格は上昇)とドル安に振れる場面がありました。今週は一時的にドル安や円高に振れる場面があっても、米国株の底堅さなどがドル円は押し目買い(円は戻り売り)の地合いとなり、引き続きトレンドは円安ドル高の見通しです。

もっともパウエルFRB議長の可能性については、すでに織り込みも進捗してきた。パウエル氏は慎重な利上げペースの支持派であるほか、金融規制の緩和にも柔軟と見られており、米国株にはプラス材料となる。リスク選好を支援することで、円安ドル高へ。

さらには持続的な円安ドル高を支援する材料として、1)FRB副議長には機械的な利上げルールを重視するテイラー米スタンフォード大教授が有力、2)パウエル氏は投資銀行や投資ファンドでの実務経験が長く、米国への資金流入(=ドル安定化が不可欠)の重要性は認識、3)同時に銀行や運用機関への収益配慮により、適度な金利上昇(長短金利差の拡大)は是認する可能性、などにも注目です。

雇用統計、FOMCイベント連続でドル円は円安ドル高の見通し

さらには、10月30日と11月1日の米FRBによるFOMCは、12月利上げの地ならしがあれば円安ドル高の見通し。

11月3日の米雇用統計では、前月のハリケーン打撃の反動や復興需要、年末商戦向け臨時雇用などもあり、雇用の増加と緩やかな賃金の回復が期待され、こちらも円安ドル高の見通し。

その他にも重要経済指標が相次ぐため、ドル円の見通しは勢いに乗ると一気に118円の円安ドル高が見えてきます。

ドル円の長期見通し予想はさらなる円安ドル高

さらに今後のドル円の見通しとしては、今後もアメリカのFRBによる利上げが予想されるのと、一方で円は、長期的に日銀による超低金利の維持姿勢が続き、今後も引き続き日本とアメリカの金利差は拡大見通しです。

そのため、ドル円為替相場では、
 1)市場変動率(ボラティリティー)安定化
 2)日本でのインフレ期待改善
 3)米国での金融規制の緩和観測
などにより、局地的に日本勢による資金流出や 海外ヘッジファンドが円キャリートレード再開 しており、今後もさらなる円安ドル高の見通しです。

また、FRBは、慎重なペースながらも量的緩和の縮小に着手しています。反対に日本では日銀が現在もなお、長期金利の低位抑制策と量的緩和の拡大策を維持させたまま。結果、日米のマネタリーベースでは、伸び率の相対比較で「日銀優位の円ダブつき」となっており、円安ドル高への圧力が作用しています。

ドル円の長期見通しと投資運用戦略

最近、レンジ相場の中で上げ下げを繰り返しているドル円ですが、1日の中で何度も短期売買を狙うよりも、長期で保持して売買利益と、スワップを安定的に得る方が投資としては向いています。

FXと聞くとハイリスク、ハイリターンと言うイメージが強く、 株式などの投資経験者からは

  • 「ギャンブルだ」
  • 「あれは投資ではない、博打だ」

というような悪い評判がありますが、 要はやり方の問題です。

やり方次第では、 確かにギャンブルですし、一方で、やり方次第では長期運用に近いやり方もあります。

例えば、 毎日のようにドル円の売り買いを繰り返すのではなく、1~2か月の期間での大きな値動きを見通してリスクを抑えながら長期の保有をしながら売買利益と、スワップを安定的に得る長期的な運用方法が向いていると考えます。
あくまでも、長期運用と言うイメージでデイトレのような短期売買は考えていません。

もちろん、リスクヘッジとして相場の見通しが想定外に大きく外れて思惑と逆に動いたら最初に自分が定めたプラン通りに「損切り」は、もちろんします。ですので、必ず儲かるという事ではありません。

しかしながら、今後のドル円相場の長期見通しから投資運用プランを決めて感情を入れずにプラン通りに売買する。 これを行うことで利益を増やしていくことが可能だと思います。

■ FXで重要なのは投資運用プラン(長期の見通し)

つまり、重要なのは自分でたてたプラン通りに機械的に売買すること。つまり感情をはさまないという事です。

詳しいやり方は長くなるので別の機会にしますが、 このように長期でドル円を保有してスワップを狙うやり方が、  今のドル円のように、豪ドル並みに高いスワップが得られるタイミングでは長期の投資運用対象として向いているわけです。

しかも、ドル円は市場の取引規模が小さいという心配がありません。例えば、ランド。ランドは高金利通貨として有名ですが、その分、市場規模が小さく為替の大変動に巻き込まれ過去に大きな損失を被った人も多いでしょう。

その点、ドル円市場の大きさは言うまでもありませんからね。

■ 2017年ドル円相場振り返り 7月からのドル安の原因は?

2017年ドル円相場を振り返ってみると、7月からのドル円為替相場は、7月11日に突然発生したトランプ大統領長男のロシア人弁護士との面会によるトランプ大統領のロシアゲート疑惑  が原因でした。

世界を見渡すと、ドル下落で新興国通貨ペソ、レアル、ランドなどが急上昇し、ドル円相場は、全体的にリスク回避の円全面高の動きが強い状況ですので、投機筋ポジション整理で円高から円安ドル高へ の流れが意識されてきました。

■ 2017年もやはり夏枯れ相場(夏の円高)が再来しました

ドル円の月別季節パターンとしては、2016年、2015年、2014年、2013年などで8月にかけて夏枯れ相場夏の円高」でドル円が当座の安値を形成し、年後半にかけてドルの下限切り上がりやドル高が進む傾向が見られてきました。今年は年後半にかけて不透明材料が山積しているものの、8月は「当座のドル底入れジンクス」通りに、2017年もやはり夏の円高となりました。

ドル円チャートを見ると一目瞭然ですね。

ドル円チャート

そんな中で、8月24日から26日に米カンザスシティ連銀が開催するジャクソンホール会議(年次経済シンポジウム)ではFRBイエレン議長の講演でアメリカ「年内利上げ」の「あり」「なし」が発表されるのでは?と期待が高まっていました。
 → ジャクソンホール会議って何?どこで誰が何について話し合うの?

結果としては、FRBイエレン議長から「年内利上げ」の発言は無くドル円はドル全面安となりました。
 → 速報 イエレンFRB議長発言でドル安へ – ジャクソンホール会議

その後は、先程書いた通り、北朝鮮リスクで「夏の円高」となりました。

【まとめ】ドル円の長期見通し 2017年から2018年のドル円は買い?

チャートを見るとWボトムの3番底、右肩上がりの切りあがりで、買いやすい感じのするドル円。最近のドル円のレンジ相場の中、ドル円はついに底を打ち、反転、長期的にドル高円安へトレンドが動きそうな見通しです。

また、例年、ドル円相場は夏の円高のあとは、年末にかけて円安となる傾向があり、長期見通しとしては「ドル高、円安」が期待できるでしょう。

過去のドル円の月別季節パターンとしては、2016年、2015年、2014年、2013年などで8月にかけて夏枯れ相場(夏の円高)ドルが当座の安値を形成し、年後半から年末にかけてドルの下限切り上がりや円安ドル高が進む傾向が見られてきました。

今年も8月は「夏の円高」が起きており、例年通りなら、年末も円安ドル高の継続がいつまで続くのか?期待が持てます。

今だとドル円のスワップも40円台と高いのでおいしいですしね。

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