円安ドル高いつまで続く?上昇相場7年の法則が2018年で終息?

ドル高いつまで

昨年11月の米大統領選でドナルド・トランプ氏が当選した後、ドルは高値をつけたが一部の投資家は、2018年のドルのパフォーマンスはドルの上昇相場の終わりを告げる可能性があると考えています。円安ドル高はいつまで続くのでしょうか?

今後のドル円見通しとあわせて詳しく解説します。

 

【追記】2018年5月31日



■ 2018年は政治・戦争リスクから安全資産の円買いで円高ドル安相場へ

2018年は政治・戦争リスクから安全資産の円買いが主導となる見通しで、為替相場は円高ドル安相場が予想されます。

3月以降大幅上昇している米ドルがほとんどの通貨に対し半年ぶり高値の水準にある中、安全資産とされる円に対してだけは下落しており、今後は円主導でドル相場の基調が変化すると予想しています。

その原因として、アメリカの政治問題や、アメリカ政府が中国製品への高関税導入を発表したことによる貿易戦争懸念が挙げられます。
 → 2018年は政治・貿易戦争リスクから安全資産の円買いで円高ドル安相場へ

 

■ 円安ドル高いつまで続く?円安ドル高トレンドは7年前後

一部の投資家は、いつまで円安ドル高がいつまで続くのかを考えており、今年2018年のドルのパフォーマンスはドルの上昇相場の終わりを告げる可能性があると考えています。円安ドル高トレンドは通常7年前後で終息するそうです。さて、2018年の円安ドル高はいつまで続くでしょうか?

しぼむドル高観測、海外に成長の兆し

ドル相場は今年上半期、6年ぶりの大幅な下落を強いられた。投資家の間で、世界各地の景気回復に弾みがつき、経済成長率が米国のそれを上回るとの確信が強まったためだ。
 
 主要16通貨のバスケットに対するドルの価値を示すウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)ドル指数は先週1%下落し、年初来の下落率は5.6%に達した。2四半期の下落率としては2011年以来の大きさとなった。
 
 欧州とカナダの中央銀行が先週、近く金融緩和政策の段階的縮小に着手する可能性をこれまでで最も強く示唆したことを受けて、ドルは新たな圧力にさらされている。
 
 投資家は中銀の声明を利上げのサインと見なし、欧州通貨およびカナダドル買いに走った。ユーロはドルに対して約1年ぶりの高値まで上昇英ポンドとカナダドルはともに2%余り上昇した。
 
 6カ月前にこのような相場転換を予想した人はほとんどいなかった。昨年11月の米大統領選でドナルド・トランプ氏が当選した後、ドルは14年ぶりの高値をつけた。背景には、同氏が掲げる税制改革や規制緩和、財政刺激によって米国経済の成長が加速することへの期待のほか、米連邦準備制度理事会(FRB)による利上げもあった
 
 だが、米国の経済成長や雇用、インフレの指標が軟化し始める一方で、トランプ政権の政策は何度も政治的な障害にぶつかっている。
 
 ドルにとって数少ない好材料の1つであるFRBの追加利上げでさえ確実とは言えない。一部のFRB幹部らは最近、インフレ率が低迷している中で利上げすることに懸念を表明している。直近ではセントルイス地区連銀のジェームズ・ブラード総裁が6月29日、年内の追加利上げを支持しないと言明した。
 
 FRBは年内に少なくともあと1回の利上げを想定しているが、CMEグループのデータによると、フェデラルファンド(FF)金利先物市場が織り込む利上げ確率は約54%と、3月時点の62%から低下している。
 
 また投資家は、米国の景気減速を懸念しながらも、発展途上国の一部と欧州の景気回復に対する強気の見方を強めている。
 
 ユーロ圏経済の成長率は長年、米国を下回っていたが昨年追い抜き、今年と来年の最新予想では米国とほぼ並んでいる。
 
 JPモルガン・チェースによると、今年の新興国経済の成長率予想は4.7%と、欧米の2倍以上となっている。
 
 一部の投資家は、今年のドルのパフォーマンスはドルの上昇相場の終わりを告げる可能性があると考えている。ドル高トレンドは通常7年前後で終息する。
 
 オッペンハイマーファンズのポートフォリオマネジャー、アレッシオ・デロンギス氏は、今年初めはドル高が進むとみていたが、今は年末までレンジ相場になると予想している。
 
 一方、ドル高が続くと信じている人もいる。アバディーン・アセット・マネジメントのシニアインベストメントマネジャー、ジェームズ・アセイ氏は、ドルは今後数カ月、円などの先進国通貨に対して上昇すると予想。「米国経済は今もなお至って堅調と思っている」と述べた。

出典:Dow Jones

 

【追記】2018年1月26日

ドル円チャート日足 レンジ相場から9月上旬に114円予想

下のチャートを見て下さい。
例題として教科書に載りそうなぐらいの見事なレンジ相場!

下値が、

  • 2017年4月17日「108.133」
  • 2017年9月8日の「107.321」

と刻んだと、計3度114円台をつけています。

2018年1月の円高ドル安相場の原因は、

  • アメリカの税制改革
  • ムニューシン米財務長官のドル安容認発言

となっています。

まだ底値は分かりません。もしかしたら、円高ドル安のトレンドがまだ続き、再び106円、105円をつける可能性もありますが、いづれにしてもその後の反動が期待でき、9月上旬には114円を目指すレンジ相場の展開が予想されます。

110円台から円安ドル高へのトレンド転換がみられたら、ドル買いを狙ってみるのが良いかもしれません。

 ※【追記】2018年6月5日チャート更新しました

ドル円チャート

今後は底値からの反転が予想され、目先のレンジ相場から、9月上旬に向かって114円を目指す展開が予想されます。チャートから見てもレンジ相場の中でトレンドがドル高円安に向かうと予想され、今後のドル円は上昇の動きに注目です。

2017年9月は北朝鮮リスクで円高ドル安へ

遡ること、2017年9月は為替市場は北朝鮮リスクでドル全面安へ。北朝鮮が建国記念日の9日に弾道ミサイルを発射する可能性を受け、リスク回避のドル売りが続きました。9月8日の21時台には、107.3円台の安値をマークしました。

実際には、9日にミサイル発射は無く、週が明けた9月11日の週には市場は落ち着きを取り戻し、強い経済指標を受けドル高となりドル円は、14日には8月消費者物価指数(CPI)発表後に111円台へ急上昇。しかし、その後、14日21時ごろ、北朝鮮から再度、弾道ミサイル発射の兆候あり。との報道が出ると、ドル円は110.5円へ下落。翌朝の15日午前7時ごろ、弾道ミサイルが発射され日本列島の上陸を通過し、ドル円は109.5円へ。ドル上昇に水を差すような形となりました。いったいいつまで北朝鮮問題は続くのか?不安になります。

しかし、その後15日の日中には111円まで上昇。

さらに20日の連邦公開市場委員会(FOMC)で、政策金利を据え置くとともに、バランスシートの縮小を10月から開始することを決め、利上げは引き続き12月予想となったことでFOMC政策声明後、ドル円は112.5円へ上昇。FOMC政策声明の内容を市場はタカ派印象ととらえ、ドル高に反応しました。

2017年12月の利上げ期待高まりドル高円安へ

その後もハリケーン被害による各種経済指標の数値の悪化が予想される中、予想外にも経済指標の好結果が続き、ドル円は113円台を推移してドル高に動いています。

10月6日の雇用統計では2017年12月の利上げ期待がさらに高まりドル高へ、ドル円は113.4円台へ上昇しました。

しかし、その直後に北朝鮮リスクが再来。いったいいつまで北朝鮮リスクが続くのか?という不安もあり、北朝鮮が10月10日に向けて米国西海岸が射程に入る長距離ミサイル発射実験を行う可能性がある、などの報道でリスク回避の円買いの動きが強まり円高に動き出しましたが、比較的ドル高トレンドのドル円相場のため、今後も底堅くじわりと上昇していきそうなドル円の動きに注目です。

ドル円 為替相場長期見通しはさらなる円安ドル高

さらにドル円の長期の見通しとしては、今後もアメリカのFRBによる利上げが予想され、長期的には日銀による超低金利の維持姿勢もあり日本とアメリカの金利差は拡大見通しです。

ドル円為替相場では、
 1)市場変動率(ボラティリティー)安定化
 2)日本でのインフレ期待改善
 3)米国での金融規制の緩和観測
などにより、局地的に日本勢による資金流出や 海外ヘッジファンドが円キャリートレード再開 しており、今後もさらなる円安ドル高の見通しです。

【まとめ】円安ドル高いつまで続く?上昇相場7年の法則が2018年で終息

欧州とカナダの中央銀行が先週、近く金融緩和政策の段階的縮小に着手する可能性をこれまでで最も強く示唆したことを受けて、ドルは新たな圧力にさらされています。投資家は中銀の声明を利上げのサインと見なし、欧州通貨およびカナダドル買いに走った。ユーロはドルに対して約1年ぶりの高値まで上昇英ポンドとカナダドルはともに2%余り上昇しました。

6カ月前にこのような相場転換を予想した人はほとんどいませんでした。昨年11月の米大統領選でドナルド・トランプ氏が当選した後、ドルは高値をつけ、背景には同氏が掲げる税制改革や規制緩和、財政刺激によって米国経済の成長が加速することへの期待のほか、米連邦準備制度理事会(FRB)による利上げもありましただが、米国の経済成長や雇用、インフレの指標が軟化し始める一方で、トランプ政権の政策は何度も政治的な障害にぶつかっています。

ドルにとって数少ない好材料の1つであるFRBの追加利上げでさえ確実とは言えず、一部のFRB幹部らは最近インフレ率が低迷している中で利上げすることに懸念を表明しています。直近ではセントルイス地区連銀のジェームズ・ブラード総裁が6月29日、年内の追加利上げを支持しないと言明しました。FRBは年内に少なくともあと1回の利上げを想定していますが、どうなるかはまだ分からない状態です。

一部の投資家は、ドル高円安がいつまで続くのか?今年2017年のドルのパフォーマンスはドルの上昇相場の終わりを告げる可能性があると考えています。ドル高トレンドは通常7年前後で終息するそうです。これはドル円相場の話ではなくドル全般の相場のことを指しています。

オッペンハイマーファンズのポートフォリオマネジャー、アレッシオ・デロンギス氏は、円安ドル高がいつまで続くか?という質問に対して今年2018年初めは円安ドル高進むとみていたが、今は年末までレンジ相場になると予想しています。

さて、円安ドル高はいつまで続くでしょうか?

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