アメリカの貿易赤字減少で今後のドル円の見通しはドル高円安へ

アメリカの貿易赤字減少で今後のドル円の見通しはドル高円安へ

アメリカ貿易赤字

アメリカの貿易赤字減少と日本の貿易黒字減少で、ドル円相場の今後の見通しは「ドル高・円安」が予想されます。



アメリカの貿易赤字減少で今後のドル円の見通しはドル高円安へ

最新5月の米貿易収支では-431億ドルの赤字となり、前月の-461億ドルから赤字が減少した。2月の-555億ドルが直近最悪となる形で、2016年3月の-374億ドルを最低とした赤字拡大に歯止めが掛かっている。あくまで中国による報復関税導入を前にした大豆などの駆け込み輸出が影響したとはいえ、米国では資源輸出の増加や輸入制限などもあって、貿易赤字の拡大傾向に一服感が見られ始めた。

反対に日本の5月貿易収支は-5783億円の赤字となり、3カ月ぶりの赤字転落となった。日本の貿易黒字は12カ月移動平均や24カ月移動平均などで頭打ちから減少トレンドへ転換しており、タイムラグを経て円高・ドル安圧力の先行き減退につながっていく。

米国の貿易赤字減少で日本は黒字減少、ドル高・円安の一因に

為替相場におけるリスク回避局面でのドル優位と円の伸び悩みについては、貿易収支構造の変化が見逃せない。

最新5月の米貿易収支では-431億ドルの赤字となり、前月の-461億ドルから赤字が減少した。2月の-555億ドルが直近最悪となる形で、2016年3月の-374億ドルを最低とした赤字拡大に歯止めが掛かっている。あくまで中国による報復関税導入を前にした大豆などの駆け込み輸出が影響したとはいえ、米国では資源輸出の増加や輸入制限などもあって、貿易赤字の拡大傾向に一服感が見られ始めた。

反対に日本の5月貿易収支は-5783億円の赤字となり、3カ月ぶりの赤字転落となった。原油など資源相場の上昇による輸入増加のほか、輸出は世界減速や米国の輸出牽制圧力などで伸び悩みとなっている。日本の貿易黒字は12カ月移動平均や24カ月移動平均などで頭打ちから減少トレンドへ転換しており、タイムラグを経て円高・ドル安圧力の先行き減退につながっていく。

出典:FXニュースレター

 

■ドル円チャート日足 レンジ相場から9月上旬に114円予想

下のチャートを見て下さい。
例題として教科書に載りそうなぐらいの見事なレンジ相場!

下値が、

  • 2017年4月17日「108.133」
  • 2017年9月8日の「107.321」

と刻んだと、計3度114円台をつけています。

2018年1月からの円高ドル安相場の原因は、

  • アメリカの税制改革
  • ムニューシン アメリカ財務長官のドル安容認発言
  • 麻生財務相の円高容認発言

となっています。

まだ底値は分かりません。もしかしたら、円高ドル安のトレンドがまだ続き、再び106円、105円をつける可能性もありますが、いずれにしてもその後の反動が期待でき、9月上旬には114円を目指すレンジ相場の展開が予想されます。

110円台から円安ドル高へのトレンド転換がみられたら、ドル買いを狙ってみるのが良いかもしれません。

ドル円チャート

今後は底値からの反転が予想され、目先のレンジ相場から、9月上旬に向かって114円を目指す展開が予想されます。チャートから見てもレンジ相場の中でトレンドがドル高円安に向かうと予想され、今後のドル円は上昇の動きに注目です。

 

過去のドル円の月別季節パターンでは年後半は円安ドル高傾向

過去のドル円の月別季節パターンとしては、2016年、2015年、2014年、2013年などで8月にかけて夏枯れ相場(夏の円高)ドルが当座の安値を形成し、年後半から年末にかけてドルの下限切り上がりや円安ドル高が進む傾向が見られてきました。

今年も8月は「夏の円高」が起きており、例年通りなら、年末も円安ドル高の継続がいつまで続くのか?期待が持てます。

現在のドル円はチャートを見る限り、反転場面のドル高への流れの見通しです。

最近の、アメリカ国内では強い経済指標が相次ぎ、ドル高への動きが目立ってきました小売売上高、米8月NY連銀製造業景気指数、米7月輸入物価指数など好数字の米経済指標が続いており、円安ドル高の流れの見通しがきているようです。

チャートから見てもトレンドが円安ドル高に向かう長期見通しで、今後のドル円は円安ドル高の動きに注目です。

ドル円の長期見通しと投資運用戦略

最近、レンジ相場の中で上げ下げを繰り返しているドル円ですが、1日の中で何度も短期売買を狙うよりも、長期で保持して売買利益と、スワップを安定的に得る方が投資としては向いています。

FXと聞くとハイリスク、ハイリターンと言うイメージが強く、 株式などの投資経験者からは

  • 「ギャンブルだ」
  • 「あれは投資ではない、博打だ」

というような悪い評判がありますが、 要はやり方の問題です。

やり方次第では、 確かにギャンブルですし、一方で、やり方次第では長期運用に近いやり方もあります。

例えば、 毎日のようにドル円の売り買いを繰り返すのではなく、1~2か月の期間での大きな値動きを見通してリスクを抑えながら長期の保有をしながら売買利益と、スワップを安定的に得る長期的な運用方法が向いていると考えます。
あくまでも、長期運用と言うイメージでデイトレのような短期売買は考えていません。

もちろん、リスクヘッジとして相場の見通しが想定外に大きく外れて思惑と逆に動いたら最初に自分が定めたプラン通りに「損切り」は、もちろんします。ですので、必ず儲かるという事ではありません。

しかしながら、今後のドル円相場の長期見通しから投資運用プランを決めて感情を入れずにプラン通りに売買する。 これを行うことで利益を増やしていくことが可能だと思います。

■ FXで重要なのは投資運用プラン(長期の見通し)

つまり、重要なのは自分でたてたプラン通りに機械的に売買すること。つまり感情をはさまないという事です。

詳しいやり方は長くなるので別の機会にしますが、 このように長期でドル円を保有してスワップを狙うやり方が、 今のドル円のように、豪ドル並みに高いスワップが得られるタイミングでは長期の投資運用対象として向いているわけです。

しかも、ドル円は市場の取引規模が小さいという心配がありません。例えば、ランド。ランドは高金利通貨として有名ですが、その分、市場規模が小さく為替の大変動に巻き込まれ過去に大きな損失を被った人も多いでしょう。

その点、ドル円市場の大きさは言うまでもありませんからね。

■ 2017年ドル円相場振り返り 7月からのドル安の原因は?

2017年ドル円相場を振り返ってみると、7月からのドル円為替相場は、7月11日に突然発生したトランプ大統領長男のロシア人弁護士との面会によるトランプ大統領のロシアゲート疑惑 が原因でした。

世界を見渡すと、ドル下落で新興国通貨ペソ、レアル、ランドなどが急上昇し、ドル円相場は、全体的にリスク回避の円全面高の動きが強い状況ですので、投機筋ポジション整理で円高から円安ドル高へ の流れが意識されてきました。

■ 2017年もやはり夏枯れ相場(夏の円高)が再来しました

ドル円の月別季節パターンとしては、2016年、2015年、2014年、2013年などで8月にかけて夏枯れ相場夏の円高」でドル円が当座の安値を形成し、年後半にかけてドルの下限切り上がりやドル高が進む傾向が見られてきました。今年は年後半にかけて不透明材料が山積しているものの、8月は「当座のドル底入れジンクス」通りに、2017年もやはり夏の円高となりました。

ドル円チャートを見ると一目瞭然ですね。

ドル円チャート

そんな中で、8月24日から26日に米カンザスシティ連銀が開催するジャクソンホール会議(年次経済シンポジウム)ではFRBイエレン議長の講演でアメリカ「年内利上げ」の「あり」「なし」が発表されるのでは?と期待が高まっていました。
 → ジャクソンホール会議って何?どこで誰が何について話し合うの?

結果としては、FRBイエレン議長から「年内利上げ」の発言は無くドル円はドル全面安となりました。
 → 速報 イエレンFRB議長発言でドル安へ – ジャクソンホール会議

その後は、先程書いた通り、北朝鮮リスクで「夏の円高」となりました。

【まとめ】 次回アメリカ利上げは2018年9月と12月予想 ドル円は円安ドル高か?

次回のアメリカ利上げは、米連邦準備制度理事会(FRB)による2018年9月のFOMCと予想されています。

その後の利上げは予想は、2018年12月です。これにより、ドル円は今後も引き続き円安ドル高へ動くのではないかと予想されます。

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