アメリカでダウが約5%も下落!突然発生した株価大暴落の理由は…?

株価大暴落

2018年2月5日、アメリカのダウ工業株30種平均の終値は前週末比で1200ポイント近く、つまり4.6%も下げました

いったい株価大暴落の理由は何なのか…?まとめました。



アメリカで突然発生した株価大暴落の理由は…?

市場コメンテーターはすでに、株価は落ちるべくして落ちたと主張する。長期金利は上昇しており、景気の過熱につれて物価は間違いなく急上昇するという理由でだ。だが、わずか1週間か2週間前の相場がつまずく前には、アナリストはしたり顔で、緩やかな金利上昇とインフレは株式市場にとって好材料だとも語っていた。

確かに、株価はしばらく前から歴史的に見て割高な水準だった。しかも投資家は著しく楽観的だった。ファクトセットの集計によると、1月にはS&P 500種構成企業の短期利益予想が2002年以来の大幅な増益水準となっていた。さらに言えば、過去2年間は株式市場が常軌を逸した穏やかさだったため、投資家はたった5%の下落でショックを受ける状況にあった。

ブラックマンデーも結局理由は分からない…

ただ、1929年9月や1987年10月の株価大暴落がなぜ起きたのか、今日に至るまで誰も解明できないように、5日の狂乱状態に合理的な説明を求めても無駄だ。

5日の狂乱相場は、株式投資が人々を豊かにするわけではないことを思い出させた。過去20年に2度、株式市場が投資家の財産をほぼ半減させたことがある。2000~02年と07~09年だ。それがいつ再来するかは誰にも言えないが、再び起こり得ること、起きても少しもおかしくないことを知っておくべきだ。1日6%の下落で動揺しているというなら、あなたは恐らく、精神を良い状態に保てないほど株式に投資し過ぎているのだろう。

株価急落、動揺するかどうかは投資家次第

 株式市場を解き明かそうとしても無駄だ。

 5日、あらゆる投資家の頭に浮かんだ「なぜ?」という問いに答えはないのだ。なぜダウ工業株30種平均の終値は前週末比で1200ポイント近く、つまり4.6%も下げたのか。

 市場コメンテーターはすでに、株価は落ちるべくして落ちたと主張する。長期金利は上昇しており、景気の過熱につれて物価は間違いなく急上昇するという理由でだ。だが、わずか1週間か2週間前の相場がつまずく前には、アナリストはしたり顔で、緩やかな金利上昇とインフレは株式市場にとって好材料だとも語っていた。

 確かに、株価はしばらく前から歴史的に見て割高な水準だった。しかも投資家は著しく楽観的だった。ファクトセットの集計によると、1月にはS&P 500種構成企業の短期利益予想が2002年以来の大幅な増益水準となっていた。

 さらに言えば、過去2年間は株式市場が常軌を逸した穏やかさだったため、投資家はたった5%の下落でショックを受ける状況にあった。まさに5日がそうだ。筆者が先月指摘したように、最近まで続いた変動の少ない市場においては「わずかな下げでもついにアルマゲドンが来たという話になりがちだ。短期的な損失で平静さを失うことがないよう、かつてないほど努力して長期的なリターンに集中する必要がある」

 それはなぜかというと、相場急落による痛みは実際の下げ幅だけでなく、最近の経験と比較してどれほど急な下げかで決まるからだ。2008年末や09年初めを振り返ると、5%安は日常茶飯事だった。現在はそれが恐るべき調整のように思える。

 これも念頭に置くといい。指標の構成銘柄をすべて保有し、市場と連動することを目指すインデックスファンドの一部は、米東部時間午後4時の取引終了間際になって売買注文を出す傾向にあることだ。そのために日中であれば入るべき買いが減った可能性がある。

 ただ、1929年9月や1987年10月の株価大暴落がなぜ起きたのか、今日に至るまで誰も解明できないように、5日の狂乱状態に合理的な説明を求めても無駄だ。

 小説家のジョゼフ・コンラッドは1912年に出版した回想録「コンラッド自伝 個人的記録」で、ポーランドで暮らした家族の歴史における背筋の凍り付くような話を紹介している。

 コンラッドの裕福な大叔父が住んでいた家の付近にコサック軍が攻め込んだ際、大勢の小作農が家の周囲に詰めかけてきた。忠実な使用人と地元の司祭が群衆をなだめ、ようやく緊張がおさまり始めた。

 群衆の多くが自宅に戻りかけたとき、小作農男性の1人が窓の方へよろめき、小さなテーブルにぶつかった。テーブルが床に打ちつけられ、中で硬貨がチャリンと音を立てた。男性がこじ開けると、金貨が外にこぼれ出した。

 その途端、退散しかけていた群衆が暴徒へと変貌した。彼らは室内になだれ込み、「家の中のあらゆる物をたたき壊し、ナイフで切り裂き、手おので真っ二つに割った。その使用人が言うには、家中で一つとして木片が2つ合わさったままの物は残らなかった」

 市場も同じことだ。新しい情報に接したとき、必ずしも数千万人が理性的に行動するとは限らない。彼らが反応するのは大抵、他の人々がそのように行動しているから、あるいは行動するだろうからというだけのことだ。ロジックは瞬く間に感情にのみ込まれてしまう。

 5日の狂乱相場は、株式投資が人々を豊かにするわけではないことを思い出させた。過去20年に2度、株式市場が投資家の財産をほぼ半減させたことがある。2000~02年と07~09年だ。

 それがいつ再来するかは誰にも言えないが、再び起こり得ること、起きても少しもおかしくないことを知っておくべきだ。1日6%の下落で動揺しているというなら、あなたは恐らく、精神を良い状態に保てないほど株式に投資し過ぎているのだろう。

出典:Dow Jones(THE WALL STREET JOURNAL)

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