リーマンショックから10年…2018年は株価暴落・金融危機が発生する?

株価暴落

リーマンショックから10年を迎える今年…2018年は株価暴落・金融危機が発生する?

過去にも10年毎に、

  • 1987年10月のブラックマンデー
  • 1997年のアジア通貨危機
  • 2008年のリーマンショック

金融危機や株価暴落が繰り返されてきた歴史があります…。



リーマンショックから「10年周期」の節目の年の株価暴落

だが、リーマンショックから「10年周期」の節目の年の株価暴落に、10年毎に繰り返される危機発生の跫音を感じないではいられない。

実際、

  • 1987年10月のブラックマンデー
  • 1997年のアジア通貨危機
  • 2008年のリーマンショック

の経済危機はおよそ10年周期の信用サイクルにおける金融危機発生メカニズムと換言できる。

バブルは形成されたのか?

本来、信用サイクルは、中銀の緩和的な政策、超低金利の長期化、債務の積み上がりに景気拡大の長期化と拡大期―減速期―修復期―回復期と膨張と収縮を繰り返す。もっとも、近年、シクリカル(循環的)に動かず、例えば、過去2年くらいは回復期で停滞し、バブル形成は起きなかった。

資産バブルが形成されなかった要因の一つに、世界的な需要不足と貯蓄余剰によって潜在成長率が低下、2013年にサマーズ元財務長官が提唱した「長期停滞論」(secular stagnation)があった。

「長期停滞論」を裏付けたのが自然利子率の低下と上昇しない長期金利であり、リーマン危機後、景気拡大が6年に及んでFRBはようやく15年12月に金融「正常化」利上げに踏み込んだ。その後、利上げを続けるも「イエレン路線」は漸進主義に徹し、長期金利は低位安定した。何より、金融危機への反省から「ボルカールール」など金融規制強化が金融リスクの芽を摘み取ってきた。

だが昨今、リーマンショック時の米住宅ローンのようにリスクが集中的に積み上がった特定分野は未だ見当たらない。確かに、学生ローン延滞率の上昇や自動車サブプライムローン残高の急増などの危険はあるが、金融危機の契機になるとは見られていない。結果、「ゴルディロックス(適温)相場の萌芽である。

世界的な株価上昇の原因は?

あるヘッジファンド幹部は、世界的な株価「強気相場」の背景に、

  • 1)10年振り日米欧の先進国の需給ギャップ同時解消
  • 2)7年ぶり日米欧と新興国20ヶ国の同時プラス成長
  • 3)3年ぶり世界貿易伸び率が経済成長を上回る「スロートレード」脱却

等を挙げる。

■ 2008年のリーマンショックから10年…

今年は2008年のリーマンショックから「10年周期」の信用サイクルの節目に当たるが、沸点で資産バブルが破裂、債務不履行が発生し資金回収に投資家が走り株価が暴落する危機発生メカニズムと「似て非なる」ようだ。

だが、ブラックマンデーは3ヶ月、リーマンショックは底入れ迄6ヶ月を要し、今回も戻り売り重圧に相場の浮揚力は殺がれそうだ。

  • 【ブラックマンデー】(1987年10月19日)

20日の日経平均は前日比3836円安(下落率-14.9%)と225銘柄が全てストップ安の様相を呈した地獄絵のような暴落劇。しかし、翌日から2日間に3000円前後の急反発と強いリバウンド相場となったが、その後戻り待ちの売りが重石となり年末まで2ヶ月の揉み合いを強いられる。

  • 【リーマンショック】(2008年9月15日)

リーマンショックは08年9月15日米投資銀行リーマン・ブラザーズの経営破綻に端を発した連鎖的な世界的金融危機。NYダウ平均は前日比733ドル安の史上2番目の下げ幅を記録し、翌日の日経平均は前日比1089円安(下落率は-11.4%)とサーキットブレーカーが発動。09年3月10日底入れまで6ヶ月を要した。

「10年周期」信用サイクルの桎梏

あるダボス会議出席者が「トランプ大統領の言っていることは『大嫌い』だが、やっていることは『大好き』」とダボスに集った世界のエリート達の本音をこう解説する。
危うい債務水準と聳える米国株にとって大統領の采配一つで「衝撃的」な混乱が呆気なく訪れるが、トランプ大統領の二枚舌の本質を市場と企業家は見抜いている。

だが、リーマンショックから「10年周期」の節目の年の株価暴落に、10年毎に繰り返される危機発生の跫音を感じないではいられない。実際、1987年10月のブラックマンデー、1997年のアジア通貨危機、リーマンショックの経済危機はおよそ10年周期の信用サイクルにおける金融危機発生メカニズムと換言できる。

本来、信用サイクルは、中銀の緩和的な政策、超低金利の長期化、債務の積み上がりに景気拡大の長期化と拡大期―減速期―修復期―回復期と膨張と収縮を繰り返す。もっとも、近年、シクリカル(循環的)に動かず、例えば、過去2年くらいは回復期で停滞し、バブル形成は起きなかった。

資産バブルが形成されなかった要因の一つに、世界的な需要不足と貯蓄余剰によって潜在成長率が低下、2013年にサマーズ元財務長官が提唱した「長期停滞論」(secular stagnation)があった。

「長期停滞論」を裏付けたのが自然利子率の低下と上昇しない長期金利であり、リーマン危機後、景気拡大が6年に及んでFRBはようやく15年12月に金融「正常化」利上げに踏み込んだ。その後、利上げを続けるも「イエレン路線」は漸進主義に徹し、長期金利は低位安定した。何より、金融危機への反省から「ボルカールール」など金融規制強化が金融リスクの芽を摘み取ってきた。

だが昨今、リーマンショック時の米住宅ローンのようにリスクが集中的に積み上がった特定分野は未だ見当たらない。確かに、学生ローン延滞率の上昇や自動車サブプライムローン残高の急増などの危険はあるが、金融危機の契機になるとは見られていない。結果、「ゴルディロックス(適温)相場の萌芽である。

あるヘッジファンド幹部は、世界的な株価「強気相場」の背景に、1)10年振り日米欧の先進国の需給ギャップ同時解消、2)7年ぶり日米欧と新興国20ヶ国の同時プラス成長、3)3年ぶり世界貿易伸び率が経済成長を上回る「スロートレード」脱却―等を挙げる。

だが、異才の人気エコノミスト、エド・ハイマン氏曰く「トランプ減税が『火に油を注いだ』」―。35年に及ぶ債券「強気相場」が終焉、米1月雇用統計の賃金上昇率上振れで長期金利が跳ね上がり、米国株が暴落した。問題は資産価格急落が、危うい債務水準を崩し、信用サイクルを拡大期から減速期へと誘うリスクである。いずれにせよ、戻り売りの重圧に浮揚力が殺がれ「2月相場」は揉み合い横ばい推移を余儀なくされよう。

今年は2008年のリーマンショックから「10年周期」の信用サイクルの節目に当たるが、沸点で資産バブルが破裂、債務不履行が発生し資金回収に投資家が走り株価が暴落する危機発生メカニズムと「似て非なる」ようだ。だが、ブラックマンデーは3ヶ月、リーマンショックは底入れ迄6ヶ月を要し、今回も戻り売り重圧に相場の浮揚力は殺がれそうだ。

【ブラックマンデー】(1987年10月19日)
20日の日経平均は前日比3836円安(下落率-14.9%)と225銘柄が全てストップ安の様相を呈した地獄絵のような暴落劇。しかし、翌日から2日間に3000円前後の急反発と強いリバウンド相場となったが、その後戻り待ちの売りが重石となり年末まで2ヶ月の揉み合いを強いられる。
【リーマンショック】(2008年9月15日)
リーマンショックは08年9月15日米投資銀行リーマン・ブラザーズの経営破綻に端を発した連鎖的な世界的金融危機。NYダウ平均は前日比733ドル安の史上2番目の下げ幅を記録し、翌日の日経平均は前日比1089円安(下落率は-11.4%)とサーキットブレーカーが発動。09年3月10日底入れまで6ヶ月を要した。

出典:FXニュースレター

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