FRBイエレン議長は続投?それとも退任?ドル円はどうなる?

イエレン議長

FRBイエレン議長の任期は2月上旬までですが、現時点では続投なのか?退任なのかはまだ決まっていません。

ただ、イエレン氏の友人 や同僚らは、長らく公職を務めてきた実績とFRBへの献身から、再任指名を受け入れる可能性が高いと指摘する。

また、FRBや他国の中銀でイエレン氏と仕事を共にした人の多くはイエレン議長の仕事を高く評価しており、その手腕は、2期目の議長就任にふさわしいと称賛しています。



FRBイエレン議長の続投の可能性は?任期は2018年2月上旬

イエレン氏は、再任を要請された場合に続投を望むかどうか意志表示はしていない。ただ、イエレン氏の友人 や同僚らは、長らく公職を務めてきた実績とFRBへの献身から、指名を受け入れる意欲があることがうかがえる と指摘する。イエレン氏の任期は2月上旬までだ。

FRBや他国の中銀でイエレン氏と仕事を共にした人の多くは、FRBが金融危機後に導入した異例の景気下支え策の段階的縮小を取り仕切り、それと同時に最大かつ持続可能な雇用と物価安定という目標に経済を近づけた手腕は、2期目の議長就任にふさわしいと称賛する。FRBは過去2年にはそれぞれ1回、今年に入ってからは2回の利上げを実施した。 

08月25日 02時21分 DJ-イエレン氏、続投決まらぬままジャクソンホールへ

米連邦準備制度理事会(FRB)のジャネット・イエレン議長が2期目を務めるかは、グランドティトン国立公園 に隣接する米ワイオミング州ジャクソンホールでの年次シンポジウムで議題に上ることはない。だが、イエレン 氏が再任を求められるか、またそれを受け入れるかは、出席者の間で話題に上ることだろう。

 イエレン氏は、再任を要請された場合に続投を望むかどうか意志表示はしていない。ただ、イエレン氏の友人 や同僚らは、長らく公職を務めてきた実績とFRBへの献身から、指名を受け入れる意欲があることがうかがえる と指摘する。

 FRBは住宅ローン担保証券や米国債で構成する4兆2000億ドル(約462兆円)規模の保有資産について、今秋か ら徐々に縮小し始め、さらに年内あと1回の利上げを行う計画を示している。議長の後任問題で12月以降の政策 判断は不透明感に覆われており、そうした不透明感は市場を次第に圧迫しかねない。ましてやドナルド・トラン プ大統領は幅広く議長候補を検討していると示唆している。

 イエレン氏の任期は2月上旬までだ。トランプ氏はイエレン氏に2期目の議長就任を求めることを検討中だと述 べているが、今年の終盤まで次期議長を発表しないかもしれない。

 トランプ氏は国家経済会議(NEC)のゲーリー・コーン委員長もFRB議長候補だとしている。その他の候補者名を挙げることは控えているものの、候補者は2つの陣営に分けられる可能性が高い。スタンフォード大学のジョン・テイラー経済学教授のような保守派のエコノミスト、もしくはジェローム・パウエルFRB理事や元FRB理事のケビン・ウォーシュ氏など、学者ではない実業界の出身者だ。

 イエレン氏は7月の議会公聴会で、再任に関する議員らの質問をかわす一幕もあった。FRBの責務達成に務めることに集中しているとし「その質問については現時点でそれ以上全く考えていない」と述べた。イエレン氏はこの記事のためのインタビューには応じなかった。

 イエレン氏をよく知る複数の関係者は、任期終了をもって退任する用意があったとしても、長らく公職に就いてきた同氏なら説得されれば続投する可能性があるとみる。イエレン氏の友人であるカリフォルニア大学バークレー校のクリスティーナ・ローマー経済学教授は、他にもFRB幹部の一部が交代することを踏まえれば「指導者としてこれまでにない挑戦となるだろうが、私の直感では、本人が望むと望まざるとにかかわらず、続投するだろう」と語った。

 イエレン氏はこれまで2度、合計16年余りにわたりFRB幹部を務めてきた。短いほうの1度目はFRB理事で、1990年代にビル・クリントン政権の大統領経済諮問委員会(CEA)委員長に就任するまで続けた。2度目はより長く、2004年のサンフランシスコ連銀総裁就任が始まりだ。FRB副議長を務めた後、14年に議長に就任した。

 エール大学教授で経済学者のロバート・シラー氏は「世間知らずのように聞こえるかもしれないが、彼女を駆り立てているのは使命感だというのが私の印象だ」と述べた。シラー氏はイエレン氏と、夫でノーベル経済学賞受賞者のジョージ・アカロフ氏の双方と交友関係がある。

 FRBや他国の中銀でイエレン氏と仕事を共にした人の多くは、FRBが金融危機後に導入した異例の景気下支え策の段階的縮小を取り仕切り、それと同時に最大かつ持続可能な雇用と物価安定という目標に経済を近づけた手腕は、2期目の議長就任にふさわしいと称賛する。FRBは過去2年にはそれぞれ1回、今年に入ってからは2回の利上げを実施した。 

出典:Dow Jones

 

【追記】2017年10月27日

次期FRB議長候補 テイラー教授とパウエルFRB理事に

トランプ大統領が決めるFRB議長人事が、パウエルFRB理事とスタンフォード大学テイラー教授の2名に絞られたと報じられた。イエレン議長の再任が消えたことで、現状よりFRBはタカ派スタンスに傾斜しそうです。

 10月26日 22時40分 【Market Winコラム】イエレン外れ2人に絞られたFRB議長 

間もなくトランプ大統領が決めるFRB議長人事だが、米政治専門誌「ポリティコ」は26日、トランプ大統領と協議する関係者1人の談話として、FRB議長候補はパウエルFRB理事とスタンフォード大学テイラー教授に絞られたと報じた。

イエレン議長の再任が消えたことで、現状よりFRBはタカ派スタンスに傾斜しそうだ。何より、米FRBは10月から4.5兆ドルにまで膨らんだバランスシートの縮小という前人未踏の領域に足を踏み入れている。

資産縮小ペースは、開始後最初3ヶ月間は毎月償還される国債や住宅ローン担保証券(NBS)のうち毎月計100億ドルを再投資せず資産を縮小する。その後、3ヶ月ごとに毎月の資産縮小額を100億ドルずつ増やし、1年後からは毎月500億ドルで固定する。

資産縮小額は18年10月までに3千億ドル(資産規模の約6.7%)、その後は毎年6千億ドル(同約13.3%)となる。FRBのバランスシート縮小は、経済状態の深刻な悪化が起きない限り、計画通り実行するという。「予見可能性」を与えてショックを防ぐ意図と金融政策の手段が金利操作になったことを強調する意図が見て取れる。

約9千億ドルのQE前の資産規模に戻すには少なくとも6年以上を要する。FRBの資産圧縮がどのような伝達チャネルで、どの程度の金融引き締め効果を持つかは判然としない。未曽有の量的緩和が前人未踏の域にあるからだ。

もっとも、資産拡大の際に緩和効果を発揮した以上、バランスシート縮小は引締め効果をもたらす可能性がある。米7月FOMC議事要旨によれば、「資産縮小の引き締め効果は大きくない」と多くの委員が主張しているが、米長期金利に上昇圧力が加われば、ドル高・円安が進み日本株には朗報となろう。

出典:FXニュースレター

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