ドル円為替相場 キャリー取引で円安か?先行き波乱警戒

キャリー取引

ドル円為替相場では、1)市場変動率(ボラティリティー)安定化、2)日本でのインフレ期待改善、3)米国での金融規制の緩和観測、などにより、局地的に日本勢による資金流出や海外勢による円調達・円借入れのキャリー取引を後押しさせる円安材料として注目されており、目先の円安が予想されます。

その辺のドル円見通しについて詳しく解説します。

ドル円為替相場は円調達キャリー取引で円安予想

米国株市場や為替相場のドル/円などでは、「上値は重いが下値も限定的」というレンジ相場入りとなるなか、嵐の前の静けさという先行き波乱が警戒されている。

06月26日 23時48分 市場変動率低下で円調達キャリー取引支援=リスク回避の円高後退

米国株市場や為替相場のドル/円などでは、「上値は重いが下値も限定的」というレンジ相場入りとなるなか、嵐の前の静けさという先行き波乱が警戒されている。それでも現在は米欧英などで政治リスクが小康となっているほか、FRBによる利上げペース鈍化期待や世界経済の緩やかな循環回復の持続などもあって、リスク回避の円高圧力は後退してきた。

日銀による超低金利の堅持姿勢もあり、日本と海外の金利差は拡大傾向にあるが、為替相場では1)市場変動率(ボラティリティー)安定化、2)日本でのインフレ期待改善、3)米国での金融規制の緩和観測、などにより、局地的に日本勢による資金流出や海外勢による円調達・円借入れのキャリー取引を後押しさせる円安材料として注目される。

出典:FXニュースレター

ドル円為替相場は米国の政治動向にも注目

来週の注目点は米国の経済指標だ。最近の原油相場下落は「米国や世界経済の先行き減速を警戒した動き」との見方もあり、引き続き米国の指標は回復ペースの鈍化が警戒されやすい。

06月26日 09時48分 DJ-【市場の声】今週の米ドル、議会にらんだ展開に

今週の米ドル相場は、米国の政治動向に左右されそうだ。22日にミッチ・マコネル上院共和党院内総務(ケンタッキー州)が主導した医療保険制度改革法(オバマケア)代替法案が発表された。だが、この法案が7月4日の休会前に上院で必要な票数を獲得できるかは不透明だ。
 
 オーストラリア・コモンウェルス銀行(CBA)は、こうした疑念が払拭(ふっしょく)されない限り、米ドルはさらに弱含むとみている。この法案は税制改革が年内に成立するための試金石とみられているからだ。
 
 共和党は法案を可決するためには、民主党によるフィリバスター(議事妨害)を回避できる財政調整法を使ったとしても上院52議員のうち最低50議員の賛成を必要とする。だが4議員が、現在の法案のままでは賛成票を投じない方針を示している。また、議会予算局(CBO)が今週発表する予定の代替法案に関する分析を待って最終決断を下したいという議員も多い。

出典:Dow Jones

FOMC後のドル円為替相場の予想

14日のFOMCなどの重要指標 では米5月消費者物価指数と小売売上高がともに市場予想より弱い伸びになったことを受け、ニューヨークでドルが急落。ドル円は109円を割り込み108円93銭近辺まで下げました。

しかしFOMCの予想通りの利上げ決定と年内の追加利上げを受け、声明発表直後に108円79銭近辺の安値を付けたあと109円86銭近辺まで上昇し 為替相場はFOMC前後で激しく乱高下 。直近の動きでは、FOMC前の相場をクリアし円安に動いています。

足元の米景気指標は下向きで、今後の経済指標でも弱い数値が予想されます。引き続き、トランプ大統領のロシアゲート疑惑  により、円高に動く懸念 がありますので、リスクとして ドル円は108円の下値も視野 入れておいた方がよさそうです。

今週は経済指標とFRB幹部講演に注目です

 

【まとめ】ドル円為替相場 キャリー取引で円安か?先行き波乱警戒

日銀による超低金利の堅持姿勢もあり、日本と海外の金利差は拡大傾向にあります。

ドル円為替相場では、1)市場変動率(ボラティリティー)安定化、2)日本でのインフレ期待改善、3)米国での金融規制の緩和観測、などにより、局地的に日本勢による資金流出や海外勢による円調達・円借入れのキャリー取引を後押しさせる円安材料として注目されており、目先の円安が予想されます。

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