ポンド円140円台へ急落 カーニー英中銀総裁会見のハト派発言

英中銀

6月20日、英イングランド銀行(中央銀行)のマーク・カーニー総裁は直近の金融政策委員会(MPC)で3人が利上げに賛成したものの、自らはまだ同調する用意がないと明らかにし、カーニー総裁が利上げにはまだ早いとの見方を示したことを受け、ポンド相場は1.2742ドルから1.2674ドルに下落。ポンド円は140円台へ急落しました。

ポンド/ドルは今後もイギリス政局の不安定さから売り局面、長期的な投資には魅力的な相場だと思います。

今後のポンド為替相場の見通しについて詳しく解説します。



ポンド円急落 カーニー英中銀総裁の利上げは時期尚早発言

英イングランド銀行(中央銀行)のマーク・カーニー総裁は20日、直近の金融政策委員会(MPC)で3人が利上げに賛成したものの、自らはまだ同調する用意がないと明らかにした。カーニー総裁が利上げにはまだ早いとの見方を示したことを受け、ポンド相場は1.2742ドルから1.2674ドルに下落した。

06月20日 17時51分 DJ-英中銀、利上げは時期尚早=カーニー総裁

英イングランド銀行(中央銀行)のマーク・カーニー総裁は20日、直近の金融政策委員会(MPC)で3人が利上げに賛成したものの、自らはまだ同調する用意がないと明らかにした。だが、そうなるのは時間の問題だという考えも強くほのめかした。
 
 カーニー総裁は6月恒例のマンションハウス(シティ・オブ・ロンドン市長公邸)でのスピーチで、「貧弱」な賃金の伸びが物価上昇圧力の強さに疑問を投げ掛けていると指摘。欧州連合(EU)からの離脱を巡る交渉に英経済がどう反応するかについても確信が持てないと語った。
 
 カーニー総裁が利上げにはまだ早いとの見方を示したことを受け、ポンド相場は1.2742ドルから1.2674ドルに下落。現在はやや下げ幅を縮小し、前日比0.43%安の1.2683ドル前後で取引されている。ユーロに対しては発言が報じられる直前は1ユーロ=0.8746ポンドだったが、足元では前日比0.5%ユーロ高・ポンド安の0.8793ポンド付近をつけている。

出典:Dow Jones

ポンド円為替相場安 英イングランド銀行カーニー総裁会見で利上げ時期尚早発言

カーニーBOE総裁はインフレ圧力は抑制されており、利上げの時期ではないと会見で発言したことでポンド売りが加速。ポンドドルは1.2660付近まで下落したことで、ポンド円も141.20付近まで下落した。

06月20日 21時04分 【情報プレミアム:ポンド円ストラテジー】

カーニーBOE総裁はインフレ圧力は抑制されており、利上げの時期ではないと発言したことでポンド売りが加速した。ポンドドルは1.2660付近まで下落したことで、ポンド円も141.20付近まで下落した。短期的には141.70~80がレジスタンス、140.70~80がサポーとっとなっており、このレンジのブレークをフォローしたい。

サポートレベル 140.70~80 140.00~10
レジスタンスレベル 141.70~80 142.50~60

注)上記レートはインターバンク等の提示したレートを参考にしたもので、実際の取引可能なレートとは異なる場合があります。

出典:株式会社アドバンス

イギリス総選挙後のポンド為替相場変動

8日に投開票されたイギリス総選挙は、テリーザ・メイ首相が解散総選挙を発表した4月時点の世論調査では首相率いる保守党の圧勝が予想されていましたが、ほぼ開票が終了した段階で 保守党の獲得議席が過半数を割り込み「ハングパーラメント」となることが確定しました。

イギリス総選挙の結果を受け翌日、テリーザ・メイ首相は9日、北アイルランドの民主統一党(DUP)との連立で、定数650の過半数を確保しました

しかし、政府はこの状況では強力な決断を下すことができず、今後の政局には大きな困難が予想されますこのような要因から、イギリス総選挙が終わった現在、ポンド安の流れとなっています。

ポンド投資戦略 ポンド/ドルの売りに注目 予想1.2100ドル

今後のポンドの投資戦略としては、ポンド円で売りを建玉しても良いですが、私のおすすめは「ポンド/ドル」の売りです。ポンド安の勢いが強く、長期的には米国の利上げ期待などから「ドル高」の期待も高い今、「ポンド/ドル」の売りがおすすめです。

1.2500ドルを目指すという声が市場に出ていますが、私の予想は1.2100ドルです。スワップも豪ドル円と同じぐらいあり中長期の保持にもおすすめ。是非、注目してみて下さい。 

【まとめ】ポンド円140円台へ急落 カーニー英中銀総裁会見でハト派発言

15日の欧州市場では 英中銀によるサプライズでポンド円は142円台に突入し、一気に3円高 となりました。

しかしながら、昨日20日、英イングランド銀行(中央銀行)のマーク・カーニー総裁は直近の金融政策委員会(MPC)で3人が利上げに賛成したものの、自らはまだ同調する用意がないと明らかにし、カーニー総裁が利上げにはまだ早いとの発言を受け、ポンド相場は1.2742ドルから1.2674ドルに下落。ポンド円は140円台をつけています。

ポンド/ドルは今後もイギリス政局の不安定さから売り局面、長期的な投資には魅力的な相場だと思います。

 

【追記】2017年9月22日

BOEカーニー総裁タカ派発言でポンド高の見通し続く

ロイター通信によると、イギリスのHSBCホールディングス は18日、イギリス中央銀行のイングランド銀行が今後12カ月間に2回利上げを実施するとの利上げ見通しを示した。また、「英中銀金融政策委員会の9月の議事要旨はタカ派的だったが、これまでハト派的だったカーニー総裁とブリハ委員のその後の発言でそれが確認されたようだ」と指摘。HSBCはこれに伴い、ポンド/ドルの年末時点の予想も0.15ドル引き上げ、1ポンド=1.35ドルのポンド高予想とした。

ポンドは先週、英中銀が今後数カ月内に政策金利を引き上げる公算が大きいとの見解を示したことを受け、過去8年以上で最も良好なポンド高のパフォーマンスを記録した。

20日公表の英小売売上高が力強い内容となれば、強い経済指標を理由に今後も節目の1.35ドルを「恒久的に」上回ってポンド高がまだ続く見通しとなり強い上昇相場となる可能性があります。

09月18日 19時27分 英中銀 2018年末までに2回利上げ、HSBC=ロイター

ロイター通信によると、英HSBCホールディングス は18日、イングランド銀行(英中央銀行)が今後12カ月間に2回利上げを実施するとの見通しを示した。これまでは2018年末まで政策金利は過去最低を維持すると予想していた。HSBCの現在の予想では、17年11月と18年5月に各25ベーシスポイント(bp)の利上げが実施され、政策金利は0.75%になる見込み。

同行のエコノミスト、エリザベス・マーティンズ氏は「英中銀金融政策委員会の9月の議事要旨はタカ派的だったが、これまでハト派的だったカーニー総裁とブリハ委員のその後の発言でそれが確認されたようだ」と指摘した。HSBCはこれに伴い、ポンド/ドルの年末時点の予想も0.15ドル引き上げ、1ポンド=1.35ドルとした。

ポンドは先週、英中銀が今後数カ月内に政策金利を引き上げる公算が大きいとの見解を示したことを受け、過去8年以上で最も良好なパフォーマンスを記録した。

 出典:FXニュースレター

09月19日 01時38分 DJ-英、EU離脱でインフレ長期化も=中銀総裁 

 英イングランド銀行(中央銀行)のカーニー総裁は18日、同国が欧州連合(EU)を離れて新たな市場経済へと方向転換する中、向こう数年は国内のインフレ加速が見込まれると指摘した。

 カーニー総裁は米ワシントンの国際通貨基金(IMF)での講演で、2019年のEU離脱(ブレグジット)計画を背景に英国内では既に物価上昇圧力が高まっているとし、投資の低迷や移民減少による成長力抑制が原因だと述べた。

 さらに、物価上昇を抑えるため「数カ月以内」に利上げが必要になる可能性があるとの英中銀の見解を改めて強調した。英消費者物価指数(CPI)は8月に前年同月比2.9%上昇し、中銀目標の2%を大幅に上回った。

 カーニー総裁は、英国がEU市場から他の市場へと軸足を移す中でインフレ圧力が予想以上に持続するかもしれないとの見方も示し、英経済の転換には何年もかかる可能性があると述べた。

 ブレグジットについては、数十年にわたる世界経済の統合深化に続く「脱グローバリゼーション」の特殊な例だと表現。「全てを考慮すると、ブレグジットによる脱統合化は(中略)インフレを誘発するとみられる」と語った。

 出典:Dow Jones

 

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