2018年の豪ドルは 0.74米ドル水準でのレンジ相場か?

豪ドルレンジ相場

現在の豪ドルの、0.74米ドルを割り込む水準が、オーストラリア経済にとって丁度良い為替水準だという認識を、オーストラリア中銀はもっているようです。



■ 2018年の豪ドルは 0.74米ドル水準でのレンジ相場か?

かつて、豪ドルが0.80米ドルを突破した際、政策担当者らは豪ドル高が経済に及ぼす影響を懸念していた。

しかし、豪中銀が7月3日公表した政策声明では、「為替相場の上昇により、経済活動とインフレの回復は現在の予想よりも遅れることが見込まれる」との一文が削除された。

オーストラリア準備銀行(中央銀行)は、0.74米ドル割れというオーストラリアドルの現行水準に安心感を強めているようだ。

豪中銀、豪ドルの現行水準に安心感強める

オーストラリア準備銀行(中央銀行)は、0.74米ドル割れというオーストラリアドルの現行水準に安心感を強めているようだ。

 豪ドルが0.80米ドルを突破した際、政策担当者らは豪ドル高が経済に及ぼす影響を懸念し、安心している様子など全く見せなかった。

 豪中銀が3日公表した政策声明では、「為替相場の上昇により、経済活動とインフレの回復は現在の予想よりも遅れることが見込まれる」との一文が削除された。

 この一文は昨年8月から声明に記されていたとJPモルガンは指摘している。

出典:Dow Jones(THE WALL STREET JOURNAL)

■オーストラリアドル(豪ドル)円の長期見通しは0.70米ドルまで下落?

オーストラリアドルは6月19日の取引で1年半ぶり安値を試しており、豪ドルが今後も下落を続けるというウエストパック銀行の見通しを確固たるものにしている。

同行は、金融政策の方向性の相違が引き続き豪ドルの足かせとなるとみている。

米連邦準備制度理事会(FRB)は一段とタカ派的となる一方、オーストラリア準備銀行(中央銀行)は断固として政策金利を据え置いている。同行は、「米国が2019年6月までにあと3回利上げを行えば、米豪の政策金利差は112ベーシスポイント(bp)となる」と指摘。また、「インフレリスク、米財政の不確実性などを背景に米国債利回りが豪国債を大きく上回り、米ドルにさらに有利となる」と述べ、2019年3月までに0.7200米ドル、同年下期には0.7000米ドルまで下落するとの見通しを示した。

豪ドルは現在、0.7397米ドル前後で推移している。

豪ドル、長期にわたり下落続く見通し

オーストラリアドルは19日の取引で1年半ぶり安値を試しており、豪ドルが今後も下落を続けるというウエストパック銀行の見通しを確固たるものにしている。同行は、金融政策の方向性の相違が引き続き豪ドルの足かせとなるとみている。

 米連邦準備制度理事会(FRB)は一段とタカ派的となる一方、オーストラリア準備銀行(中央銀行)は断固として政策金利を据え置いている。

 同行は、「米国が2019年6月までにあと3回利上げを行えば、米豪の政策金利差は112ベーシスポイント(bp)となる」と指摘。また、「インフレリスク、米財政の不確実性などを背景に米国債利回りが豪国債を大きく上回り、米ドルにさらに有利となる」と述べ、2019年3月までに0.7200米ドル、同年下期には0.7000米ドルまで下落するとの見通しを示した。

 豪ドルは現在、0.7397米ドル前後で推移している。

出典:Dow Jones(THE WALL STREET JOURNAL)

オーストラリアドル米ドルの見通しは1年ぶり安値0.74米ドル突破か?

金融市場は2019年半ばの利上げを織り込んでいるが、一部のエコノミストは、軟調な住宅市場を背景に中銀が金利をより長い期間据え置く可能性があるとみており、2020年まで利上げはないと予想する向きもあります。

豪ドル、引き続き軟調か 0.7424米ドルが節目

オーストラリアドルは過去数カ月、幅広く売られている。準備銀行(中央銀行)が政策金利を当面据え置く方針を明示していることが背景にある。2020年まで利上げはないと予想する向きもある。

 海外投資家の多くは、米国など他国の金利が豪金利を上回っていることを懸念している。過去には逆のことが多かった。一部投資家は、豪ドルだけでなく銀行や豪経済への潜在的な影響も警戒している。アクシトレーダーはリポートで、世界の経済成長鈍化がオーストラリアから始まる可能性があると指摘している。

 豪ドルは現在、昨年12月に付けた安値を下回り、0.75米ドルを割り込んでいる。次の節目は昨年5月の安値0.7424米ドルだ。

出典:Dow Jones(THE WALL STREET JOURNAL)

オーストラリアドル相場 急落の可能性が浮上?

オーストラリアドルは今年さらに上昇する可能性がある要因として、世界経済が同時成長の様相を一段と強める中で世界の投資家の心理が上向いていることや、なかなか下げ止まらない米ドル相場などが挙げられます。

今後、アメリカでは利上げペースが速まる予想、世界的な債券利回りの上昇、世界各国市場のボラティリティー(変動率)の上昇、中国の信用引き締め、オーストラリア住宅市場の軟化、オーストラリアの政治サイクルなどがオーストラリアドル(豪ドル)市場に大きな影響を与えそうだと市場では予想されています。

直近では、ドル安の流れが、ドル高に変わったタイミングで、オーストラリアドル相場が下落トレンドに推移する可能性が高いと予想します。

豪中銀はオーストラリアドル高を警戒

スティーブ・ムニューシン米財務長官が米ドル安を支持する発言をしたことを受け、オーストラリアドルは1%程度上昇し、現在は1オーストラリアドル=0.8054米ドル近辺で推移しました。これが国際商品(コモディティー)価格にも波及し、オーストラリアへの影響が一段と大きくなっています。

このため、オーストラリア準備銀行(中央銀行)は、オーストラリアドル高への警戒を強めると予想されます。中銀はインフレと経済成長の加速を目指していますが、オーストラリアドル高は目標達成を難しくします。

同中銀はオーストラリアドルの一段の上昇をマイナスと考えているが、オーストラリアドルはこのところ中銀の思惑通りには推移していません。

オーストラリアドル推移予想 オーストラリアドル安の可能性が急浮上?

最近のオーストラリアドル(豪ドル)相場は、米ドルのファンダメンタルズから懸け離れた過剰な米ドル売りの影響で、オーストラリアドル(豪ドル)が連れ高相場となっています。これには豪中銀も警戒を強めています。
(オーストラリア経済の見通しについては、下記の記事を参考にしてみて下さい。)
 → オーストラリア経済の2017年現状と2018年の見通しは?

このように、現在のオーストラリアドル(豪ドル)高相場は、オーストラリア経済のファンダメンタルズを正しく反映したものでは無く、強いドル安の影響で材料なしでもオーストラリアドル(豪ドル)高は続いています。

つまり、どういうことか、チャートを見ながら長期見通しとあわせて具体的に説明したいと思います。

下の「オーストラリアドル(豪ドル)/米ドル」チャートを見て下さい。
オーストラリアドル(豪ドル)相場はこれまでの高値である昨年の2016年4月21日「0.78341」を一気に突き抜けて、2018年1月26日に「0.81353」を突破しました。

豪ドル米ドルチャート

ここ最近の急上昇は明らかに、過剰なドル売りによる「ドル安」の影響で「オーストラリアドル(豪ドル)」高となっています。

【2018年6月5日追記】オーストラリアドル米ドル相場予想

下の「オーストラリアドル(豪ドル)/米ドル」チャートを見て下さい。

2018年5月に0.74120ドルという安値をつけました。その後、現在は、やや上昇しています。

今後のトレンドは、0.81~0.82の高値を目指した上昇トレンドになるのでは?と予想します。

 ※【追記】2018年6月5日 チャート更新しました

豪ドル米ドル日足チャート

オーストラリアドル高から、米ドル高の見通しへ

オーストラリアドル(豪ドル)が、対米ドルで約2年ぶり高値を更新する中、オーストラリア準備銀行(中央銀行)はオーストラリアドル(豪ドル)高が経済成長を抑制する可能性があるとし警戒感を強めており、市場ではオーストラリア準備銀行(中央銀行)によるオーストラリアドル(豪ドル)への口先介入があるのでは?という見通しが出ています。

現在のところは、オーストラリアドル(豪ドル)高となっている為替は問題となってはいないようですが、今後さらにドル安が加速し、さらにオーストラリアドル(豪ドル)高が進むようだと問題化する可能性があり、これ以上のオーストラリアドル(豪ドル)高/米ドル安となると、オーストラリア準備銀行(中央銀行)による口先介入があるかもしれません。

市場でも、オーストラリアドル(豪ドル)は買われすぎ…。という声が出てきており、今後、ドル買いの流れになったタイミングで、一気に「オーストラリアドル(豪ドル)安/米ドル高」の相場になるとの見通しです。
 → こちらに「今後のドル高予想とその理由」をまとめましたので、併せて読むとわかりやすいと思います。

オーストラリアドル(豪ドル)円 相場推移予想と見通し

今後は、オーストラリアドル(豪ドル)安/米ドル高の相場見通しの中、オーストラリアドル(豪ドル)円のチャートを見てみましょう。

豪ドル安 米ドル高の相場見通しの中、豪ドル円のチャートを見てみましょう。買い時はいつでしょうか?

豪ドル円チャート

豪ドル円の見通しとしては、今後は85円近辺を底値として、高値は徐々に90円台を更新しながら切り上げ、92円程度のレンジ相場の見通しです。

上図のチャートの補助線(黄色い2本の線)の流れで行くと、将来は、

  • 100円を目指す上抜け
  • 75円を目指す下抜け

のいずれかとなる時期が来そうですが、現時点では予想がつきません。おそらく2018年の下期にトレンドが見えてくるかもしれません。

当面の見通しは、80円近辺の底値をつけるまで下落トレンドだと思いますので、今後、安値のタイミングで、オーストラリアドル(豪ドル)円の買いをおすすめします。ですので、しばらくの間、オーストラリアドル(豪ドル)円相場に関しては、お休みというのが私の戦略です。 → オーストラリアドル円の今後の見通しは下落相場のため買いは危険?

【2018年6月5日追記】オーストラリアドル(豪ドル)円 相場予想

下の「オーストラリアドル(豪ドル)円」チャートを見て下さい。

80円台の安値を下値としたレンジ相場となっています。

今後のトレンドは、89円~90円の高値を目指した上昇トレンドになるのでは?と予想します。

 ※【追記】2018年6月5日 チャート更新しました

豪ドル円日足チャート

【まとめ】2018年の豪ドルは 0.74米ドル水準でのレンジ相場か?

現在の豪ドルの、0.74米ドルを割り込む水準が、オーストラリア経済にとって丁度良い為替水準だという認識を、オーストラリア中銀はもっているようです。

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