豪ドル円予想 強い経済指標で上昇か-イギリス総選挙明け注目

豪ドル経済指標

最近、動きが鈍かった豪ドル円ですが、豪ドル/ドル相場が上昇してきており、今後の豪ドル円相場にも上昇が期待できそうです。

豪ドル円の今後の相場展開予想について詳しく解説します。

豪ドル円 強い経済指標で上昇局面か

オーストラリアドルは7日から続く堅調相場を維持しており、現在も0.7548米ドル前後で推移している。

06月08日 08時35分 DJ-【市場の声】豪ドル堅調、1-3月期GDP好感と貿易黒字期待で

8日の外国為替市場で、オーストラリアドルは7日から続く堅調相場を維持しており、現在も0.7548米ドル前後で推移している。

 オーストラリア統計局が7日発表した2017年1-3月期の実質国内総生産(GDP)については、市場の一部でマイナス成長予想も見られた中、実際の数値が予想中央値と同水準の前期比0.3%増となったことを好感して豪ドルは0.9%程度上昇した。

 オーストラリア・コモンウェルス銀行(CBA)は、7日の米国債利回り上昇を受け、オーストラリアの2年物国債利回りも連れ高するとみられるため、これが引き続き豪ドルの支援要因になると指摘している。

 日本時間8日午前10時30分には4月のオーストラリア貿易収支が発表される。CBAは20億ドルの黒字を予想しており、予想通りなら6カ月連続の貿易黒字となる。また。現在は対GDP比0.7%の水準にある経常赤字が構造的改善を遂げているというファンダメンタルズ(経済の基礎的要因)要因も豪ドルを下支えしているという。

出典:Dow Jones

 

今後の豪ドル見通しと投資戦略プラン

81円台を何度かつけて動きの鈍かった豪ドル円ですが、強めの経済指標が出てきて、豪ドルに勢いが出てきています。
現時点では82円台。非常に買いやすい局面となっています。

まさに今、82~83円台で豪ドルを余裕資金の一部で買い建てて長期で持ちスワップを狙うのは良い戦略だと思います。
 → 豪ドル円83円台へ下落も下値ではビッドも厚く買い頃か

 → 豪ドル円の中長期見通しと投資戦略プラン

豪ドル円はスワップ狙いで長期投資

市場では先週末頃から豪ドルも下げ止まりが見られる」との声が上がってきており、
豪ドルもゆるやかな上昇が期待できるかもしれません。

本日6月8日は、イギリス総選挙トランプ大統領ロシアゲート疑惑に関するコミー前FBI長官証言、があり急な相場変動に注意が必要ですから、数日後に相場が落ち着いたタイミングで、安値があったら買いを建玉するのも良いかもしれません。特に、イギリス総選挙後の急変相場には要注意です。

 豪ドルはスワップの高さと比較的変動が少ない相場が魅力です。
だからこそ、安値をきっちり拾って長期で持ちスワップを長期間獲得する戦略が良いと考えます。

 

【追記】2017年8月9日

豪ドル利上げ観測で豪ドル高相場 米ドルに対して2年ぶり高値

豪ドルはこれまで、7月18日発表の7月開催分の豪中銀理事会議事要旨で国内経済に明るい見通しが示されたことなどで豪利上げ観測が広がって豪ドル高が進行、 7月20日には対米ドルは0.7987米ドル近辺と約2年ぶりの高値を記録、対円は89円31銭近辺まで上値を切り上げてきました。

しかし、豪中銀のガイ・デベル副総裁は講演で豪ドル高を望んでいないと発言。議事録でも「豪ドル高は経済を複雑にする」との文言を盛り込み続けており、通貨高、利上げには慎重な姿勢を示している

一方で、先走りするマーケットは、早期の豪利上げ観測を材料に豪ドル買いを進めて豪ドルは急上昇してきました。

ファンダメンタルズを伴わない豪ドル高に豪中銀は警戒

さらに、ここ最近の豪ドルは、米ドルのファンダメンタルズから懸け離れた過剰な米ドル売りの影響を受けて、豪ドルも連れ高となっています。このように、現在の豪ドル高は、オーストラリア経済のファンダメンタルズを正しく反映したものでは無く、強いドル安の影響で材料なしでも豪ドル高は続いています。

つまり、どういうことか、チャートを見ながら具体的に説明したいと思います。

下の「豪ドル/米ドル」チャートを見て下さい。
豪ドル相場はこれまでの高値である昨年の2016年4月21日「0.78341」や、2016年11月8日「0.77777」を一気に突き抜けて、「0.80000」を突破しました。

豪ドル米ドルチャート

ここ最近の「0.78000」から「0.80000」への急上昇は明らかに、ドルの過剰な売り込みによるドル安の影響です。

豪ドル高から豪ドル安/米ドル高へ

豪ドルが、対米ドルで約2年ぶり高値を更新する中、オーストラリア準備銀行(中央銀行)は豪ドルの通貨高が経済成長を抑制する可能性があるとして、このところ警戒感を強めており、市場ではオーストラリア準備銀行(中央銀行)による豪ドルへの口先介入があるのでは?という噂が出ています。

オーストラリア準備銀行はオーストラリア経済への自信を一段と深めているようで、現在豪ドル高となっている為替が現時点では問題となってはいないようですが、米国発の悪材料によってドルが売られ、ドル安が加速し、さらに豪ドル高が進むようだと問題化する可能性があり、これ以上の豪ドル高/米ドル安となると、オーストラリア準備銀行(中央銀行)による口先介入があるかもしれません。

市場でも、豪ドルは買われすぎ…。という声が出てきており、今後、ドル買いの流れになったタイミングで、一気に「豪ドル安/米ドル高」の相場になると予想されます。
 → こちらに「今後のドル高予想とその理由」をまとめましたので、併せて読むとわかりやすいと思います。

豪ドル円予想 日足チャートより88円から82円のレンジ相場見通し

今後は、豪ドル安/米ドル高の相場が予想される中、豪ドル円のチャートを見てみましょう。

豪ドル円チャート

豪ドル円の予想としては、今後は88円から82円のレンジ相場の見通しです。

当面は、下落トレンドだと思いますので、今後、安値のタイミングで、豪ドル円の買いをおすすめします。ですので、しばらくの間、豪ドル円相場に関しては、お休みというのが私の戦略です。

豪ドル円はしばらく「休み相場」 次の豪ドル高を待つ

豪ドル円はスワップが高いので投資の考え方として、豪ドル円は高いスワップ狙いで長期運用をするのががおすすめです。

現時点で、豪ドル円のスワップは

  • 豪ドル円 買い 41円

です。

しかし、予想としては、当面は豪ドル円の上昇が厳しそうな状況なので、値ごろ感のある82円近くまでの下落を待ち、そのタイミングで豪ドル円の買いをすすめるのが良いと思います。

現時点(2017年8月9日)であれば、米ドル円の買い相場の方が上昇が期待でき、スワップも高いためおすすめです。

  • 米ドル円 買い 43円
米ドル円の買いがおすすめです。別記事にまとめますので、そちらを読んでみて下さい。
 → ドル円の中長期見通しと投資運用戦略プラン

あと、これは「買い」取引ではないのですが、「売り」であれば、
現時点の相場では、ポンドドルの「売り」がスワップが高くおすすめです。

  • ポンドドル 売り 45円
ポンドドルの売りもおすすめです。別記事にまとめますので、そちらを読んでみて下さい。
 → ポンドドル売り予想 チャート推移から長期見通しはポンドドルの売りで決まり

あと、ユーロドルの「売り」もスワップが高くおすすめです。

  • ユーロドル 売り 63円
ユーロドルの売りもおすすめです。別記事にまとめましたので、こちらを読んでみて下さい。
 → ユーロドルの中長期見通し ユーロドルがおすすめの2つの理由

【まとめ】豪ドル円予想 強い経済指標で上昇か。イギリス総選挙明けに注目

最近のドル円のレンジ相場の中、動きが鈍かった豪ドル円ですが、豪ドル/ドル相場は上昇してきており、今後の豪ドル円相場にも上昇が期待できそうです。

本日6月8日は イギリス総選挙 など大きなイベントがありますので、イギリス総選挙後の相場の大変動には警戒が必要です。週明けに相場が落ち着いていたら、豪ドル円の長期投資に注目しても面白いかもしれません。

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