来週のドル円予想 FRB発言で114円?北朝鮮リスク円高注意

円高

来週はFRB幹部発言が多く注目です。12月利上げを含めた利上げ継続姿勢や景気・物価への前向きなタカ派の発言はドル高に、反対に12月を含めた来年にかけての利上げ慎重なハト派発言や低インフレへの警戒発言があるとドル安に。先日のFOMCではFRBの12月利上げが強そうな内容でしたので、上昇トレンドに乗れば114円突破も見えてきます。

ただし、北朝鮮情勢は突発的な円高・株安材料となるため、警戒が必要です。

来週のドル円予想 FRB発言で114円突破か?不安は北朝鮮リスク回避の円高

来週の週明け25日からの注目は、引き続き北朝鮮情勢の行方です。

北朝鮮の行動は予測不能であり、突発的なリスク回避の円高・株安材料として警戒されます。ただし、北朝鮮は制裁強化でジワリと資源燃料や資金などが枯渇し始めたとの情報もあり「巨額な費用と大量の燃料を要するミサイル発射や核実験などは抑制されていく」との見方も出ており今後の挑発は「口先だけ」にとどまる可能性もあります。

そうなると来週のFRB幹部発言で、12月利上げを含めた利上げ継続姿勢や景気・物価への前向きなタカ派の発言があるとドル高に作用。反対に12月を含めた来年にかけての利上げ慎重なハト派発言や低インフレへの警戒発言があると調整ドル安の可能性もあり、上昇トレンドに乗れば114円突破も見えてきます。

09月23日 06時55分 来週の相場展望=9月25日の週

来週9月25日-9月29日週の為替相場は、ドル反発や対円でのユーロとポンドの安定化、資源国通貨の下限切り上がり、円安の持続性と、反動調整的な揺り戻しをにらんだ展開が想定される。

ドル/円の週足テクニカルでは、下値メドとして40週移動平均線112.09円前後、一目均衡表の雲の上限111.28円前後、基準線110.91円前後、転換線110.02円前後などが意識される。
一方、上値メドは、フィボナッチ分析で7月以降のドル高値から安値の76.4%戻しの112.81円前後、昨年12月以降のドル高値から安値の50.0%戻し113.00円前後、61.8%戻し114.33円前後、直近ドル高値114.50円前後などが焦点になってきた。

ドル/円は今年2月以降、毎月15日前後の中旬を変化日としてドルが反発したり、反落基調に転換する「1カ月周期」のトレンド変化が繰り返されてきた。8月は北朝鮮リスクや米国のハリケーン被害などにより、ドル安・円高の期間が長期化したが、双方のリスクが一服となるなか、今後は9月中旬を契機としたドル高・円安方向への循環サイクル復活と10月中旬にかけてのドル高・円安の持続が注目されやすい。

来週の週明けからの注目は北朝鮮情勢の行方だ。前週末22日には米国などによる制裁強化に対し、北朝鮮から「太平洋での水爆実験」などの挑発発言があった。来週の週明けにかけて実際の威嚇行動がなければ、週明けからは円安と株高の地合いを支援。反対に新たな威嚇発言や行動が出てくると、調整的な円高や株安が後押しされる波乱余地を秘めている。

引き続き北朝鮮の行動は予測不能であり、突発的なリスク回避の円高・株安材料として警戒される。ただし、北朝鮮は制裁強化でジワリと資源燃料や資金などが枯渇し始めたとの情報もあり、冬季の資源需要期を控えて、「巨額な費用と大量の燃料を要するミサイル発射や核実験などは抑制されていく」との見方も出ている。あくまで今後の挑発は「口先だけ」にとどまる可能性もある。

さらに中国では10月1-8日にかけて、国慶節(中国共産党政権の建国記念日)などの大型連休が控えている。中国の祝日連休にかけて北朝鮮が非礼な威嚇行動を行うと、中国と北朝鮮の関係は一段と悪化してしまう。中国の大型連休では中国人による日本を含めた多くの海外旅行も見込まれており、飛行機での渡航を含めて、中国人をも恐怖にさらすような威嚇行動は北朝鮮が自粛する可能性もある。

来週の為替相場で注目されるのは、米FRBの幹部による講演が相次ぐことだ。前週のFOMCでは12月利上げの可能性が維持され、ドルが買い戻されてきた。ただし、米国の経済に関しては、根深い構造的な低インフレと低成長、米トランプ政権による減税などの財政政策の不透明感、ハリケーンの短期的な経済打撃と中長期的な復興需要という先行き政策判断の難しい状況が続いている。

その中で来週のFRB幹部発言では、12月利上げを含めた利上げ継続姿勢や景気・物価への前向き発言があるとドル高に作用。反対に12月を含めた来年にかけての利上げ慎重発言や低インフレへの警戒発言があると調整ドル安という、日々の発言に一喜一憂の不安定さが見込まれる。

同時に現状からFRBの12月利上げ観測が本格的に高まり、一段の米国債金利上昇とドル高が後押しされると、米国株は調整下落へと転じていく。
ただでさえ米国株市場では10月上旬以降に7-9月期の決算発表が予定されているほか、季節的に各種投資家や金融機関は年末決算が迫ってきた。12月利上げを前にして、米国株が高値圏にあるうちの「年末決算対策」に向けた一旦の利益確定売りやポジション手仕舞いが広がる可能性は無視できない。

また、米国での金利上昇やドル高は、FRBによる資産縮小の開始とあいまって、巨額なドル建て債務を抱える中国などの新興国経済には打撃となっていく。今年はFRBの利上げ遅延と米金利低下、ドル安を材料に新興国株には多くの資金が流入しただけに、世界の投資家による「年末決算を前にした早めの手仕舞い」が新興国からの資金流出を促す余地をはらむ。

その場合、為替相場では米国投資家の本国回帰などが、ドル全面高を促す波乱余地を秘めている。ただでさえ米国の輸出企業や多国籍企業などは、年末決算に向けた海外収益の本国送金(リパトリエーション)によるドル転の余地も取り沙汰されており、思わぬドル高の可能性が残されている。

一方で米国株や新興国株などの調整下落は、日本でも株安とリスク回避の円高を招く可能性が排除できない。ドル高は裏表で、欧州通貨安や資源国通貨安、新興国通貨安へと作用。対円でもこうした通貨が調整下落となり、リスク回避との相乗効果で「クロス円主導での円高」が後押しされるシナリオには注意を要する。

もっとも日本に関しては、10月22日に衆院総選挙が実施される方向となってきた。2005年の郵政解散以降、衆院の解散から総選挙にかけては、市場安定化の政策思惑や改革加速期待、政治安定化の期待などにより、日本では株高が進むパターンが繰り返されている。
しかも日本では前週の日銀政策会合で、金融緩和の継続姿勢が再確認されたばかりだ。衆院選で政権与党が「2019年10月からの消費税増税」を明確に公約化すると、2019年までは「消費増税に耐え得る景気配慮」により、日銀の緩和策が長期化されるという思惑も生む。

結果、10月22日にかけてはドル/円、クロス円で調整的な外貨安(円高)があっても、外貨が下がれば買いという押し目買い(円の戻り売り)地合いが持続される可能性を秘めている。

出典:FXニュースレター 

09月25日 21時28分 今週はFRB幹部の講演が相次ぐ、日々の発言に一喜一憂も 

今週の為替相場で注目材料となるのが、米FRB幹部による相次ぐ講演だ。前週のFOMCでは12月利上げの可能性が維持されたほか、「ハリケーン被害は一時的」といった景気前向き見通しが示されたことで、米国債金利の上昇(債券価格は下落)とドル高が後押しされている。
一方で米国では構造的な低インフレや米トランプ政権による減税を含めた経済政策の不透明感、10月から本格開始するFRB資産縮小の実際の影響といった不透明要因が残存したままだ。

その中で今週以降のFRB幹部発言では、12月利上げを含めた先行きの利上げ継続姿勢が示されるとドル高を支援。反対に来年にかけての慎重な利上げペースが再強調されると調整ドル安という、日々の発言に一喜一憂の不安定さが警戒される。

今週はトランプ政権による減税を含めた経済対策プランの明示も予定されている。これまた事前期待と内容好感によるリスク選好、一方での材料出尽くしや難航・失望によるリスク回避といった一喜一憂を招く余地をはらむ。

さらに今週は北朝鮮情勢や日本の衆院解散・総選挙なども注目され、10月22日予定の衆院選に向けたドル/円、クロス円での外貨の押し目買い(円の戻り売り)地合いと、ドル復調と裏表での対ドルでの欧州通貨・資源国通貨・新興国通貨の頭打ちと、こうした通貨のクロス円への影響を見極める展開となる。基本的にはリスク回避抑制ならドル/円主導で全般円安、リスク回避が激化する局面ではクロス円主導で円高圧力が掛かるという手探り相場が想定されそうだ。

出典:FXニュースレター

ドル円は北朝鮮リスクで円高注意

北朝鮮が建国記念日の9月9日に弾道ミサイルを発射する可能性を受け、リスク回避のドル売りが続きました。9月8日の21時台には、107.3円台の安値をマークしました。為替市場は北朝鮮リスクで円高ドル全面安へ。

実際には、9日にミサイル発射は無く、週が明けた9月11日の週には市場は落ち着きを取り戻し、強い経済指標を受けドル高となりドル円は、14日には8月消費者物価指数(CPI)発表後に111円台へ急上昇。しかし、その後、14日21時ごろ、北朝鮮から再度、弾道ミサイル発射の兆候あり。との報道が出ると、ドル円は110.5円へ下落。翌朝の15日午前7時ごろ、弾道ミサイルが発射され日本列島の上陸を通過し、ドル円は109.5円へ円高ドル安。

しかし、その後、FOMCなどで12月利上げに前向きな発言があり112円台へ。ドル高の力強さを感じさせる動きとなっています。

今後も底堅くじわりと上昇していきそうなドル円の動きに注目です。

【まとめ】来週のドル円予想 FRB発言で114円突破か?不安は北朝鮮リスク回避の円高

来週の週明け25日からの注目は、引き続き北朝鮮情勢の行方です。

北朝鮮の行動は予測不能であり、突発的なリスク回避の円高・株安材料として警戒されます。ただし、北朝鮮は制裁強化でジワリと資源燃料や資金などが枯渇し始めたとの情報もあり、冬季の資源需要期を控えて、「巨額な費用と大量の燃料を要するミサイル発射や核実験などは抑制されていく」との見方も出ており、あくまで今後の挑発は「口先だけ」にとどまる可能性もあります。

そうなると、円高ドル安の要因が薄まり、来週のFRB幹部発言で、12月利上げを含めた利上げ継続姿勢や景気・物価への前向きなタカ派の発言があるとドル高に作用。反対に12月を含めた来年にかけての利上げ慎重なハト派発言や低インフレへの警戒発言があると調整ドル安の可能性もあり、上昇トレンドに乗れば114円台も見えてきます。

ドル/円は今年2月以降、毎月15日前後の中旬を変化日としてドルが反発したり、反落基調に転換する「1カ月周期」のトレンド変化が繰り返されてきました。8月は北朝鮮リスクや米国のハリケーン被害などにより、ドル安・円高の期間が長期化しましたが、双方のリスクが一服となるなか、今後は9月中旬を契機としたドル高・円安方向への循環サイクル復活と10月中旬にかけてのドル高・円安の持続が注目されやすい状況です。

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