ドル円 FOMC後の下落から急変動相場で円安ドル高1.5円

FOMC後

昨日発表されたフィラデルフィア連銀景況指数とNY連銀製造業景況指数が予想を上回る内容となり、ドルは全面高。

これによりFOMC前のドル円110.3円前後を一気に回復し、111円台まで上昇しました。

昨日の動きと、今後のドル円相場の見通しについて詳しく解説します。



ドル円為替相場 111円台へ円安ドル高

昨日発表されたフィラデルフィア連銀景況指数とNY連銀製造業景況指数が予想を上回る内容となり、ドルは全面高への展開となった。

これによりFOMC前のドル円110.3円前後を一気に回復し、111円台まで上昇しました。

06月16日 09時49分 ケンティッシュ・ブレーク 概況編

予想レンジ
ドル円     110.30~111.50
ユーロ円    123.00~124.50
ユーロドル   1.1100~1.1230
豪ドル円    83.50~84.80

市場には地政学的リスクと政治学的リスクが渦巻いてはいるが、先のFOMCを無難に消化したことから冷静さを取り戻しつつある。その中、昨日発表されたフィラデルフィア連銀景況指数とNY連銀製造業景況指数が予想を上回る内容となり、ドルを買い戻す動きが強まるなど、市場はドル全面安から全面高への展開に一喜一憂している段階にある。

基本的には米金利動向に左右される相場展開ではあるが、米財務省が発表した4月対米証券投資統計によれば、日本の米国債保有額は減少したものの首位の座は維持してはいるが、2位に甘んじている中国の保有残高が3カ月連続で増加しており、今後も国際競争力を高めるためにも遅かれ早かれ第一位に復帰することは間違いないが、反面、米債券利回りの上昇もかなり緩やかなペースとなり、現状ではドルロングの清算局面入りと見なした方が賢明であろう。

一方、ドル円は足早に111円台に迫る展開を見せており、円売りに安堵感が生じている。

本日の日銀金融決定会合では現状維持との見方から注目度は低く、相場への影響は限定的であろうが、当面、出遅れ感のある株式市場や日米金利差を横目にドル円110円割れの危機感は遠のいている。ただ、ドル円111円台では実需と利益確定売りが満遍なく控えており、過剰気期待は自重局面に差し掛かっており、当面、ドル円110.50~111.50円のレンジ幅での対応が一考であろう。

他方、ユーロドルはユーロ圏をめぐる政治的リスクもあり、1.13近辺から加速的に戻り売り志向が強まっている。基本的には米ドルに左右された展開であるが、ギリシャ危機が一服する中、米債券利回りの伸び悩みもあり、短期筋としても、下値トライには慎重になっている。引き続き直近のレンジ幅1.1100~1.1250前後で待機策に努めることが一考であろう。

出典:アセットクラス&WEBコンサルティングLLC

 

14日のFOMC後のドル円為替相場変動まとめ

14日のFOMCなどの重要指標 では米5月消費者物価指数と小売売上高がともに市場予想より弱い伸びになったことを受け、ニューヨークでドルが急落。ドル円は109円を割り込み108円93銭近辺まで下げました。

しかしFOMCの予想通りの利上げ決定と年内の追加利上げを受け、声明発表直後に108円79銭近辺の安値を付けたあと109円86銭近辺まで買い戻され 為替相場はFOMC前後で激しく乱高下 しました。

ドル円為替相場 今後の予想

FOMCの過去実績として、利上げ決定後にはドル安や日本で株安と円高が進むジンクスが目立っており、今回も円高ドル安の方向性が予想されます。

足元での米景気指標は下向きで、今後の経済指標でも弱い数値が予想されますので、楽観的に円安トレンドだ。という事でもなさそうです。

今後も、トランプ大統領のロシアゲート疑惑  により、円高に動く懸念 がありますので、ドル円は108円の下値も視野 入れておいた方がよさそうです。

 

【まとめ】ドル円 FOMC後の下落から急変動相場で円安ドル高1.5円

昨日発表されたフィラデルフィア連銀景況指数とNY連銀製造業景況指数が予想を上回る内容となり、ドルは全面高への展開となった。

これによりFOMC前のドル円110.3円前後を一気に回復し、111円台まで上昇しました。

FOMC発表から1日たち、為替市場は利上げの内容を素直に織り込み、やや売られ気味だったドルの買い戻しが行われたのではないかと思われます。昨日の円安ドル高を受けて、一気に円安だ!と考えるのはまだ早いのではないかと思います。

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