2018総裁選「安倍3選」ならアベノミクス継続で日本株は上昇相場?

安倍3選

「安倍3選」ならアベノミクス継続となり、日本株は一気に押し目買いで上昇相場が期待できます。



■ 安倍3選ならアベノミクス継続で日本株は押し目買いの上昇相場か?

ある米系ヘッジファンド幹部が「日本株を保有する海外投資家は『政局』を最大の材料としてみなし、内閣支持率の低下が続き『安倍3選』が疑わしくなれば日本株見切り売り、『安倍3選』が濃厚となれば円高が進まない限りバリュエーション面から押し目買いスタンス」と打ち明ける。

海外投資家はアベノミクスがスタートした2013年に15兆円規模の日本株買いに大挙し、翌14年も約10兆円の日本株を買い越している。15年と16年には売り越しに転じているが、年金基金など長期の海外投資家は日本株の上昇で多額の含み益を抱えている。

アベノミクスを支持し、アベノミクスの先行きを評価して日本株を買い越してきただけに、「安倍3選」アベノミクス継続は何よりの朗報となって日本株保有継続及び最大の買い増し要因と楽観視される。だが、一連のスキャンダルや不祥事で安倍首相が退陣することになれば、アベノミクスは風前の灯。

「安倍退陣、アベノミクス終焉なら海外投資家は日本株の見切り売りに大挙し、日経平均は3000円以上の急落が懸念される」(米系ファンド幹部)。

一方、「安倍3選」が濃厚となれば、初の米朝首脳会談と相まって日本株は底堅い展開が想定される。日中関係の改善も日本経済及び日本株にとって、外需主導の持続的な成長を可能とする好材料に他ならない。

日本株バリュエーションは押し目買い

投資家には「強気」(bull)となるべきか、もしくは「弱気」(bear)となるべきかの二者択一に加え、第3の選択肢「Wait & see」(様子見)があり、日米株価「5月相場」中盤戦はいずれも第3の選択「様子見ムード」が強い。

ある米系ヘッジファンド幹部が「日本株を保有する海外投資家は『政局』を最大の材料としてみなし、内閣支持率の低下が続き『安倍3選』が疑わしくなれば日本株見切り売り、『安倍3選』が濃厚となれば円高が進まない限りバリュエーション面から押し目買いスタンス」と打ち明ける。

海外投資家はアベノミクスがスタートした2013年に15兆円規模の日本株買いに大挙し、翌14年も約10兆円の日本株を買い越している。15年と16年には売り越しに転じているが、年金基金など長期の海外投資家は日本株の上昇で多額の含み益を抱えている。

アベノミクスを支持し、アベノミクスの先行きを評価して日本株を買い越してきただけに、「安倍3選」アベノミクス継続は何よりの朗報となって日本株保有継続及び最大の買い増し要因と楽観視される。だが、一連のスキャンダルや不祥事で安倍首相が退陣することになれば、アベノミクスは風前の灯。

すぐに、野党へ政権が移ることはないとしても、「ポスト安倍」の下馬評に上がる石破茂元幹事長にしても、岸田文雄政調会長にしてもアベノミクスの強力な推進者では毛頭ないと海外投資家はみている。
岸田氏が率いる派閥・宏池会は元来、財務省に近く、「岸田首相」誕生となれば財務省が疑似財政ファイナンス(マネタイゼーション)と本音では快く思っていない日銀の大胆な金融緩和が見直されるリスクがある。

「安倍退陣、アベノミクス終焉なら海外投資家は日本株の見切り売りに大挙し、日経平均は3000円以上の急落が懸念される」(米系ファンド幹部)。

一方、「安倍3選」が濃厚となれば、初の米朝首脳会談と相まって日本株は底堅い展開が想定される。日中関係の改善も日本経済及び日本株にとって、外需主導の持続的な成長を可能とする好材料に他ならない。

ただ、米国株の帰趨次第で米系投資家のリスク許容度が変わる以上、基本的に米国株の帰趨が日本株を既定する相場環境は不変とされる。しかも、日本経済及び日本株にはイノベーションなき超低成長と少子高齢化の人口減少という構造問題が横たわる。

少子高齢化は、社会保障制度の疲弊を招き将来不安が是正されなければ消費の盛り上がりは期待できない。
さらに、同ファンド幹部は「スルガ銀行に象徴される地銀のアパート・賃貸マンションローンの不良債権問題の顕在化等で地銀再編と債務処理で金融デフレ圧力が高まる」と懸念する。

すでに、銀行の貸出伸び率は昨年夏に付けたピークの3.3%から、ここ数カ月は2%程度まで低下し、住宅市場の低迷や日銀短観の業況判断DIの悪化など日本経済の上昇モメンタムが低下し、景気下降リスクが高まっている。
こうした中で地銀や信金など中小銀行の融資が減少すれば、マネーや信用サイクルの収縮に繋がり景気減速の予兆と疑われよう。

日経平均は4月24日に「5日移動平均」が「75日移動平均」を上抜ける「ゴールデンクロス」、先週5月10日には「25日移動平均」が「75日移動平均」を上抜ける「ゴールデンクロス」実現により中期的「強気相場」継続が示唆されるものの、週足ベースのチャートは特にストキャスティクス等オシレーター系が「買われ過ぎ」状態にあり上値は重そうだ。

出典:FXニュースレター

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