2017年金融危機が起きたら世界はどうなる?4つの懸念事項

2017金融危機

もし、2017年に10年に1度の金融危機が起きたら世界はどうなるのでしょうか?

10年前の金融経済危機に比べ、銀行システムには危機前よりも多くの資本と流動性が備わっている。つまり、銀行は破綻を回避しながらより多くの損失を吸収できるはずだ。つまり、前回の10年前の金融経済危機ほど大規模で広範囲にわたる危機が再来するリスクは低くなっていると言えるでしょう。

しかしながら、やはり危機が発生した場合、政府はこれを抑制できるのだろうかという疑念を抱かせる(多くのうちの)4つの懸念事項があるのです。その4つとは…。



2017年金融危機が起きたら世界の混乱を防げるか?

今年、2017年に金融経済危機が発生した場合、政府はこれを抑制できるのだろうかという疑念を抱かせる(多くのうちの)4つの懸念事項である。

08月09日 15時19分 DJ-【寄稿】金融危機10年、今こそ次なる危機に備えよ

――筆者のデービッド・ウェッセル氏は、ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)の元コラムニストで、ブルッキングス研究所ハッチンス財政金融政策センターの所長。

 10年前の2007年8月9日、フランスの大手銀行BNPパリバは米国の住宅ローン担保証券(MBS)を保有する3つのファンドの解約を凍結した。後から振り返れば、これは世界経済を揺るがした金融危機の最初の予兆だった。

 「次の金融危機に対する準備はできているか」。あれから10年たった今こそ、この問いについて考える好機だろう。だが、簡単に言えば答えは「ノー」だ。

 しかし、もっと長い回答もある。危機後の改革や規制整備のおかげで、金融システムにはこれまで以上の弾力性がついたと、私は確信している。

例えば、銀行システムには危機前よりも多くの資本と流動性が備わっている。つまり、銀行は破綻を回避しながらより多くの損失を吸収できるのだ。ドナルド・トランプ米大統領が任命した規制当局者や議会が危機後の改革を覆したり、その効果を薄めたりしなければ、前回ほど大規模で広範囲にわたる危機が再来するリスクは低くなっている。

 以下に挙げるのは、それでもなお危機が発生した場合、政府はこれを抑制できるのだろうかという疑念を抱かせる(多くのうちの)4つの懸念事項である。

 (1)2010年制定の金融規制改革法(ドッド・フランク法)は、将来においてベア・スターンズやリーマン・ブラザーズ、アメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)のような事例が発生した場合の「破綻処理」(つまり、既存株主の権利を剥奪し、債務の一部を株式化して売却することだ)の方法を編み出した。この法律により、米連邦準備制度理事会(FRB)などの各機関は2008年のように間に合わせの対応に追われることも、私たちがリーマン並みの破綻からの余波を被ることもなくなる。米議会では、この「秩序ある清算権限」が共和党からの猛攻撃にさらされている。私はその権限が生き残るとみているが、実際に試してみるまで、この新メカニズムがうまく機能するかは分からない。

 (2)「ベイルアウト(公的資金注入による救済)」に対する批判が極めて大きかったことから、議会はFRBと連邦預金保険公社(FDIC)が前回の危機の際にシステムへの流動性供給で行使した権限の一部を制限した。これによりFRBは経営危機に陥ったノンバンクに対する一切の融資が困難になったばかりか、広く利用されている融資についてさえノンバンクに供与するのが難しくなった。また、FDICが金融機関の債務を保証することも困難になる。これが誤りかどうかは、次の危機が訪れるまで分からない。

 (3)経済を揺るがすような金融危機の場合、政治的な対応は常に困難だ。「大恐慌」の再来を防ぐため必要な措置は、最初に問題を起こした張本人を救済するように見えるため、決して人気のある政策にならない。恐らく、次の金融危機が発生した場合、初期対応にあたる人々はその措置や理由について前回の危機の際よりは適切な説明ができるだろう。しかし、彼らは、前回の危機で総じて成功した救済措置で支払われた政治的代償(欧州のケースがいい例だ)を思い起こし、ほとんど何もしなくなる恐れさえある。

 (4)米国や英国、ユーロ圏では、それぞれの国・地域内でシステム上重要な金融機関の破綻に対応するため多くの措置が講じられてきた。ただ、そうした金融機関の多くが実際にそうなのだが、国境や地域を越えて活動する金融機関が破綻した場合、何が起きるかについては依然として不透明な点が多い。

出典:Dow Jones

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