「泉谷しげる」さんを見て思い出すこと


あれは確か20代の頃だったかな?

取引先に、
顔が「泉谷しげる」さんにそっくりで、
キャラもおんなじ感じで
いつも真っ赤な顔して怒鳴っている。

そんな方がいたんです。

打ち合わせの時とか
本当に怖くって、
いつも怒られていた・・・

テレビで「泉谷しげる」さんを見ると
いまだにその方を思い出すんですね。

もう、半分トラウマ・・・(笑)

その後、プロジェクトも終了し、
5年ぐらい会っていなかったのですが、
異動の異動で私が出入りしている部署のワンフロア下に
戻られたという噂。

でも、本当に怖い方なので、
取引がなくなった後に会いにいくのは
正直「ちょっと嫌だな」って思ってたんだけど、
同じビルにいるわけだし、
どこかでまた会うかもしれないし・・・。

ということで、
半分ビビりながら、
特に用事もないのに挨拶に行ったんです。

そしたら、
実際にあってみると、あら不思議。

いままで見たことないような優しい笑顔で
「来てくれて、ありがとう~~」
ってニコニコしながら言ってくれて。

あれは本当に驚いたな~。

それから、何度か時間があるときに
会いに行ったんだよね。

ホントに何も用事がなかったので
最近お忙しいですか?とか
お子さんは元気ですか?とか
最近ゴルフやってますか?とか

ただ、そんな雑談だけしに。

でも、いつもすっごいニコニコして、

「忙しいところわざわざ来てくれてありがとう!」

と言って、すっごく喜んでくれる。

当時はなんで、こんなにも喜んでくれるのかな?
と不思議に思っていたんだけど、
最近になってから、ようやく答えが分かりました。

つい先日。

2年前に仕事をしたAさんが
突然、私の事務所にやってきたんです。

別に仕事の用事があるわけでもないのに、
「ちょっと近くまで来たんで…」
って言って、
わざわざ自分に会いに来てくれたんです。

お互いの近況を話したり、
たわいのない雑談をしただけなんですが、
Aさんが帰った後、すごく嬉しい気持ちになったんです。

「わざわざ自分に会いに来てくれた」

そのことが、とっても嬉しくて、
心にジーンときたんです。

きっと、あの「泉谷しげる」さん似の部長さんも
同じ気持ちだったのかもな・・・。

インターネット社会になって、
人と人とのつきあいが薄くなってきているなぁ~
と実感することの多くなった現代ですが、
やはり、仕事の場において
特に大きな(金額が動く)案件であればあるほど
最後に重視されるのは人間関係であるので、
個人の信用力というのは
ますます重要だなぁ~と感じました。

 
実は、この話には続きがあって、

その5年後…、

この「泉谷しげる」似のおじさんのお力で
10億以上の案件を受注することになるんですが、
その話はまた次の機会に。

 

 

 

 

 

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